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2021.07.21

【担当者より】・撃投トレイル 「撃投×男女群島」本日配信させていただきます!

●動画と、新しいジグ・新しい鈎
いつもお立ち寄りくださる皆様、現場感溢れるレポートくださる皆様。
ありがとうございます。

唐突ですが、本日は動画配信が予定よりも少し早まったお話しと、そのよもやま話しををさせていただきます。

ご覧になったかたもおられると思いますが、一分ほどのクリップ映像で予告編?的な動画をご紹介していた弊社撃投スタッフによる「撃投×男女群島」映像についてです。

本日配信できる運びとなりました。
20分ちょいの短い映像だったこともあり、予定よりも早く完成したため公開させていただくことになりました。

昨日は、撃投系スタッフ四人で、その男女群島動画の最終確認をしていたました。
とある私のヒットシーンを見ていた撃投スタッフ西浦が一言「これファーストフォールですよね?珍しいですね」とふと気づいたように言いました。
さすがにいつも細かいところを見ている(笑)

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実は、そのときのは釣れなさそうな潮のない時間帯だったので、それを確認のつもりで投げたり引き抵抗を確認したりしていました。
そうするとファーストフォールの途中でのヒットしたというシーン。

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そるは来年発売を予定している五年ぶりとなる新しい撃投で、思った通りになかなかならずに、本来の発売予定の今年には間に合いませんでした。
「余分な動き(刺激)をしないこと」
「微細な潮圧変化をを感じ取れること」

他の撃投ではできない。
その2つが目指す狙いでした。

テンションフリーならば水平姿勢をとるタイプのジグですけど、40メートル近い水深でのフォールでラインはPE5号。リーダーはフロロ26号。

おそらく着水後数メートルですでに縦落ち姿勢になっていますね。

そろそろボトムまで数メートル??というときでした。

一度も底をとっていないのに、着水後のファーストフォールでカンパチのヒット。

こういうファーストフォールでのヒットが珍しいことは、この釣りをしている方なら感覚的にご存じと思います。
魚がいるところに船を移動させて船頭アナウンスで釣るオフショアの場合は、合図とともにファーストフォールでヒットということも時折ありますが、魚探のないショアからでは、ファーストフォールでボトムに到達する前のヒットは本当に珍しいことですね。

確認のために投げてみただけのジグ。

そんな意識だから
塗装ははおろか、アルミシートすら貼っていない、整形しただけの丸裸の単なる「鉛」状態での試投でした。

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ヒットはおそらく偶然です。
けれど、そんな状況での幸先のよいヒットに
「偶然と思えるヒットも、何かに火をつけられた必然的偶然のようなものもあるんやなぁ」と、まるでポジティブ馬鹿?のように、新しいジグに特別なチカラというか、「運」のようなものがあるような気が、そのとき私は磯の上で少し嬉しく思いました。
実は形状だけで4型めのこのジグ。
たまたま青物の多い海の近くに住んでるので、新しい型ができるたびに、海に行きヤスリで削り調整してきました。

今回のジグは、「動きを抑える」「微細な潮圧を感じる」そのふたつは譲れなかったところです。
ストライクやレベルも、そこそこ時間がかかった記憶はありますが、今回のは一番難しかったです。
偶然とはいえ、それも撮影のときの釣れない時間帯、ファーストフォールで、ファイアフックとセットでのヒットだったことが印象的だったというお話しです。

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●撃投系スタッフ

そういえば、余談なんですが撃投系スタッフといっても、そのような正式な社内組織があるわけではもちろんありません。

船釣り愛好家の圧倒的に多い弊社スタッフのなかで、僅か数名しかいないロックショアアングラー名指して私が勝手にそうそう呼んでいるだけで、本人達は至って迷惑かもしれませんね。「吉成さんと一緒にしないでください」的に(笑)

 

●【撃投DVDの頃との違い】

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もうずいぶん昔のはなしで恐縮ですが、撃投DVDというものを製作した頃があります。
ハンディカムで撮影したのもストーリー監修もすべて私でした。

釣りの腕も、スタンスも強烈で、皆さん癖の強い(失礼!!笑)テスターさんのジャークやヒットシーンを逃すまいと、ハンディカムを回してばかりいた私。
時代は変わり、いまやYouTubeができネットでの配信全盛の時代になりましたね。
DVDのことが懐かしいです。

こうして磯で自分が撮影「される側」になる経験は、思えば、撃投をスタートしての20年で数えるほどしかありません。

嘘のない、澱みのない製品のご提案のためには、釣りは上手ではないにしても、ある程度はその釣りを理解していたいと思いつづけて止みません。

異様なエネルギーで全国の名だたる磯を目指して、仲間と通ったのはその撃投DVDの頃ですから
、もうずいぶん昔のことになります。
当時ほどではないにしても今も依然として探究心とともに、全く飽きることなく続けていられる魅力的な釣りだと感じています。

当時のDVDとは違って、もはやこの釣りは一般的に広く認知される釣りとなったことを実感します。
もはやノウハウを紹介するニーズはありませんし
そもそもノウハウを語れるほど上手でもないです。ゆえに自然で旅のような動画で、ありのままをご覧いただけたらそれでいいのではないかと、そんな感じで出来上がったものです。

今後も、思い付きで動画は撮っていこうと思います。そんな感じです。
よろしければ配信をご笑覧下さいませ(⌒‐⌒)

2021.07.21 10:30 | Categories:担当者より
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