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千葉 栄治

【共通テーマ】ショア青物、ヒラスズキプラッギングにおけるトリプルフックとシングルフック、それぞれのメリット、デメリット

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北海道には残念ながらヒラスズキは生息しておらず、基本的なターゲットとなるブリに関しての記述とさせていただきます。
シングル、トリプルのメリットデメリットについては、テスター、モニター皆さんが書かれていると思います。
プラッギングにおけるフックの選択は現時点では結論に至っておりません。

プラグの種類とサイズによってはシングルと決めているものも一部ありますが、あくまでもケースバイケースです。
プラグと一言にいっても、ダイビングペンシル、シンキングペンシル、ミノーと種類がありますが一番プラグ自体の動きが激しいと思われるダイビングペンシルについては、現在のところトリプルフックのみを使用しています。
ダイビングペンシルに関しては、推奨フックが指定されているものも多く、STX58、STX68を中心にST56、ST66を使用しています。
これは、ダイビングペンシルのシングルフック化もいくつかのプラグで試してみましたが、なかなか思うようなバランスにたどりつくことができない事と、シングルフック化することでのメリットを感じ取ることができないため、現在のところトリプルフックとしています。

シンキングペンシル、ジグミノー、ミノーに関しても、シングルフックの使用を試しているところです。
アシストフック、シングルフックを一本付け、組合せといろいろ試していますが、プラグ一つ一つに適したフックシステムがありますので、なかなか思うように進んでいません。

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ベイトにあわせて小さなプラグを使った場合には、プラグサイズに合わせてサイズの小さな細軸のトリプルフックをつけないといけないことも少なくありません。
しかし、小さなトリプルフックではなかなか青物の口を貫通しきれないことも多く、口の外側に小さく掛った細軸トリプルフックは変形する可能性も高くなります。
そこでトリプルフックよりも、ある程度の大きさが装着可能なアシストフックの方が貫通する確率が高く、ファイトの際にもバレにくいと感じています。
小さなミノーやジグミノーを使うシーバスタックルでハマチサイズを狙うライトゲームでは、小さな力で貫通してくれるアシストフックのメリットが大きく、安心してファイトが楽しめます。
このことは北海道の海のターゲット海サクラマスで活用するジグミノーにアシストフックをつけて狙った所から強く感じているところです。

プラッギングにおけるフックの選択は、ターゲットとする魚の種類やサイズ、プラグの性格、ポイントの状況や求められるファイトなど様々な要因があっての選択となります。
状況にあわせてフックを選択し、よりよいフッキングに持ち込んでキャッチ確率を高めることができるように試行錯誤を楽しんでいきたいと思っています。

2015.11.11 08:16
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