今季初青物
●釣行日 :2018年4月28日
●ポイント(場所):越前左右港 長崎ハナレ
フィールドテスター 中山 隆夫
●使用ルアー/ジグ:撃投ジグ、レベル、ストライク80g~125g
●使用フック/サイズ:ジガーライト シワリ♯5/0×2本
●魚種/全長(cm):鰤 87cm 7.2kg
釣行当日は西寄りの風とウネリを伴い5時前に渡船する越前左右港に集合した磯釣りファンが皆、意気消沈することになった。
予報では波の高さ1mで北よりの風5mと何の問題もない状況だと思っていたのだが・・・
最近の予報の精度は良くなってきているがやはり相手が自然現象では仕方なく、昼頃まで港近くで波が落ちるのを半分あきらめながら待っていた。
朝から駆け付けた別の太公望たちはほとんどが諦めて帰っていった。
GW初日ともあり、無理しない行動であろう。
10:00頃になり少し波が下がってきたことで、あたらしや渡船船長から連絡が入る。
それでもギリギリの状況であった。
満潮が13:47であったのでまだチャンスが残ってると信じて期待を膨らませた。
船長の磯付けのテクニックのおかげで無事に渡礁することが出来た。(会社の同僚はウネリの恐怖を感じたそうだ。)
前日の釣果は朝一に集中していた様で日中のウネリの状況は経験上、好釣果は望めない。
撃投ジグシリーズを一通り使用してキャスト&ジャークを繰り返したが流藻屑が時折、引っかかってくるだけでテンションが下がっていく。
11:30頃になり、満潮時の地合いに合わせ腹ごしらえを同僚2名共していると風向きが北寄りに代わってきた。
初代撃投ジグ105g定番のピンクグローにセットして第1投目、
フルキャストからフリーフォールで底を取り、ハンドルとロッドを自転車のペダルを漕ぐ様にするジャカジャカ巻で10ジャークして、ロッドを高々とあおる様にロングジャークを3回入れて、再度フリーフォールで底を取り、同様にして2セット目のロングジャークの2回目で「フワッと」ライン突然切れた様になった。
食い上げアタリと確信した。
十分に重みが乗ってから2回3回とフッキングを入れた。
ロッドを叩かない重量感のあるファイトなのですぐさまヒラマサではない鰤サイズであると確信。
適度なドラグ音を響かせながら取り込みに入る。
磯際まで寄せてくると完全にグロッキーになった鰤がウネリにもまれていた。
同僚H氏がランディングにはいってくれたがウネリのせいでなかなかネットインできない。
フックがネットに絡んだまま吊り上げして何とかキャッチすることが出来ました。
(安全な釣行にする為、磯でのランディングは同釣者の協力をお願いする様にしてもらいたい。)
その後、満潮を迎えたころに大きな流れ藻の潮目が入り釣りが出来なくなってしまう。
15:00で納竿。
同僚2名はアタリもなく残念な結果になったが荒海の中、磯に立てたことで満足な釣行だと言っていた。
私も最近では九頭竜川でサクラマス漬けになっていたので今季初青物を手にすることが出来、十分満足な釣行となりました。
周辺の青物の事前状況では地方寄りの定置網に7~8kgの鰤、ヒラマサは大量に入っていて、ケンサキイカが豊漁と事。
また各磯ではショアジギングにて連日、60~90cmの鰤、ヒラマサの釣果があります。
ここ越前左右の沖磯ではGW明けは刺し網が入り、ショアジギングが出来ない磯がありますので、あたらしや渡船さんとよく相談をして釣行計画をしてください。
ライフジャケット、磯シューズ、グローブ、などの安全装備に加え、ランディングアイテムを忘れずに釣行してください。
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