●釣行日
2023年12月3日

●ポイント(場所)
岩手県 地磯

●お名前
ジガージャンキー

●使用ルアー/ジグ
撃投ジグ85g 105g、撃投ジグ ストライク105g、レイドバック85g

●使用フック/サイズ
ファイアフック 4/0-5/0 ツイン仕様

●魚種/全長(cm)
イナダ/45cmくらい、ヒラマサ/70cm

●釣果コメント
今回も岩手県の地磯での釣行レポートになります。

岩手の私が住む地域では雪が降り、
冬になったと改めて思うなか、
海水温はまだ青物が狙える温度でしたので、
引き続きロックショアジギングができることを嬉しく思い、
磯に向かいました。

潮汐は中潮。
昼過ぎが干潮で、
その前後4～5時間で満潮になる潮でした。

釣り開始は10時頃。
いつものルーティンで、
撃投ジグ85gをセットし潮を確認。

流れが少し速いので、撃投ジグ105gに変えます。
しかし、何かが違う。
シャクった時に、しっくりこない感じですかね。

ストライク105gに変えてみると、
潮を切りスライドする感じが伝わってきて、
こちらの方がしっくりきたので、ストライクで狙うことに。

開始から約1時間経過しますが未だ反応は無く、
潮の流れが更に早くなってきました。

ジグは変えずカラーをローテしながら
続けていたストライクの105gで、
潮下方向にキャストし、潮の流れの中を切るように、
若干強めに入力を入れて、
ボトムから探っていきました。

その狙いでやり始めてから数分ほど経過し、
同じようにジグをスライドさせるワンピッチで狙っていると、
ボトムから6シャクり目くらいでヒット！

魚はイナダさんでした。

その後もストライクで狙っていきますが、
反応は無く潮も緩くなり潮止まり。

それからはレイドバックで潮の変化を探したり、
レベルのフォールでじっくり狙ったりしてましたが、
いまいち良い感触を得られず。

そして潮止まりから一時間もしないうちに、直感的に

【今から潮が動く】

そう感じました。

すると海面に変化が表れたので、
その変化の少し沖にレイドバック85gをキャスト。

ジグ着底後に一度ロッドをあおり、
入力は弱めで移動距離を少なくした、
小魚が泳いでいるのをイメージした、
「スゥー、スゥー」というようなワンピッチで
3回シャクり、その後に約1秒ほど間をおき、
また同じようにシャクり、
3回目をシャクろうとした瞬間に。

ドンッ！

ジグをひったくるような感覚！
そして重量感が伝わる感じでヒット！

遠くでのヒットでしたので、
何回もロッドをあおりフッキング！

重量感ある引きにワラサかなと思いながらも寄せて来るも、
下の方に魚が突っ込み、手前の根にラインが擦れる!!

咄嗟にベールを起こし、
テンションをかけながらラインを出して、
魚が沖に出るのを待ちますが、なかなか出ない…

仕方なく少しずつリールを巻いて慎重に寄せますが、
ラインがスタックしてしまったので、
またベールを起こし魚をフリーに。

その間に手前の根の方へ降りて行き、
スタックしたラインを外して勝負再開！

ラインはキズが付いていると思い、
魚が突っ込む時は無理せずラインを出して、
巻ける時に巻いてを繰り返し、
魚が見えると鮮やかな黄色いラインが見えました。

まさか…

無事にランディングし、
魚体を見て思わずガッツポーズしました！
サイズは70cmでしたが、
この時期に岩手の磯でヒラマサをキャッチできるとは、
思ってもいませんでした。

フックは口角付近と、胸びれの付け根に掛かっており、
フックが外れなかったのも幸いして、
キャッチできたと思います。

今回、この時期に磯で青物が釣れる事自体が珍しく、
そして直感的に海の変化を感じ、
ヒラマサを無事にキャッチできたことが衝撃的でした。

岩手の磯で12月にヒラマサ。

例年であれば水温が下がり、
青物がショアラインから居なくなりますが、
今年はまだまだ熱いです！

釣れる可能性がある限り、
ロックショアジギングを楽しみたいと思います。

今回使用しましたタックルは、以下になります。

使用タックル
ロッド：ダイコー クロスブリード 100XH
リール：ダイワ ブラスト4500H
ライン：PE 4号
リーダー：フロロ35lb
フック：ファイアフック 4/0 5/0ツイン 約5mm段差仕様
Cultiva ボールベアリング4号
Cultiva スプリットリングハイパーワイヤー#7
Cultiva ソリッドリング 5.0mm