【担当者より】
おつかれさまです。
いつも、撃投サイトにお立ち寄りありがとうございます。
また、画像や動画とともにレポートを寄せてくださる
皆様には、一層ありがたく思います。
少し、来季の撃投のことをお話します。
●ジグに関して。
新色を4色、追加しようと思っております。
そのうち一色はすでに複数の魚を捉えており、
詳細や配色も確定しています。
2色めはほぼ確定していますが、
使用したいホログラムの設定が可能かどうかを
確認中です。
それが確認取れ次第、確定です。
3色目は、協力者あってのことですが、
初めて女性アングラーの完成で
自由に表現してもらいたいと思っております。
4色めは、私自身ちょっと構想している配色があり、
それを具現化させていただきたいと思います。
これは今後、年齢がいくつになろうとも
この釣りを続けていく中で、絶対に欲しいという
地元瀬戸内海~神戸、大阪湾に向けた色でもあります。
●最初の③色は、
いずれも撃投とかかわってださったアングラーの、
撃投へのある種の強い思いを、
ご提案として、ありがたくいただくつもりで、
それぞれ、一色一色に背景、ストーリーがありますから、
書き出すと長くなります。
また実釣も踏まえお話したいと思っています。
ショップ様へのご提案は初夏ぐらいを目指しております。
●フックについて、
従来から何度かここで触れてきましたが、
「掛かるカーブ」のSTX60が来季は始動します。
すでに同僚によるオフショアでの釣果で、
安定した強度、貫通のブレのなさを確認済みです。
釣りばりの本道は、いつも2つだけ。
「強いこと」
「鋭いこと」。
この2つに集約されると思っています。
それを踏まえた上で、
さらにフックポイントの力学を突き詰める。
●形状で言うなら
・ST66はシャンクと並行のストレート
・STX68はやや「内向き」のストレート
・STX60は、シワリ程度の微妙なカープポイント。
と、6軸で③種類の選択肢ができることになります。
●掛かるとこと、刺さることは、機能的には相反します。
掛かりを優先すれば刺さりは犠牲になり
刺さりを優先されば、掛かりは犠牲になります。
ただ、いたずらに種類が多いことも
良くないと思っています。
取り扱いショップさん、アングラーさん、
そして私達メーカー。
皆にとってメリットがある妥協点としては、
アイテムをいたずらに増やしてはりません。
流通や、納品、またフックへの使い分けの理解。
それらの妥協点として
3種類までて収めるのが適正と考えています。
●2024年で、
わたしはオーナーばりでの社歴30年目になります。
多くのフックを担当させて頂いてきました。
このSTX60からは後輩に全てを任せています。
自分は、STX60ではまだ1尾も魚を捉えていませんが、
何度か使用しており、
おそらく貫通能力は高いと思われ、
アゴの硬い魚や、伸びのあるリーダー使用時などには
有効な一撃必殺のフックになると確信しています。
●ファイアフックには、
4.5/0という特殊なサイズを設定します。
これは、磯で80~150グラムを使用するときに、
これしかないと思える高強度、低質量、瞬間貫通を
実現するものです。
フックそのものがもつ、若干の「しなり」効果も、
他のファイアフックと同じようなフィールでいながら、
5/0より軽く、4/0 よりもかなり強い。
そんな絶対的サイズ感。
ショア青物士にとって、100.120という
常用ゾーンでのユーティリティサイズ感。安心感。
そんなものになるはずです。
たかが追加サイズですが、
圧倒的に意味のある追加サイズ、と考えています。
これは春にはご提案できそうです。
これについて、ここで書き出すと、
一晩掛かりそうです(苦笑)。
あらためてまたご紹介します。
●撃投ボディプロテクター系について。
ボディプロテクター2
ボディプロテクタークール
については、来季は生産できない可能性が高いです。
新しいバージョンとして、ボディプロテクター4(仮称)を
ご提案することになると思います。
これは恐らく9月~10月頃になると思います。
すでのファーストモデル試作は完成しており、
様々な視点から詰めていくつもりです。
納得行くまで検証させていただき、
そのあとご提案いたします。
まぁ相変わらず長文になってしまいました。
自分は本日は振替休日をいただいており、
これをいま、LAWSONさんの駐車場で
アイスコーヒー飲みつつ書いてます。
撃投サイトになにかを書くときは、
バタバタして書きたくなくて、
そんなふうにキモチがフラットになった瞬間に
書かせてもらってるんです。
●2023もお力添えをありがとうございました。
自分も、全てを毎日拝読し、
新しい気付きをもらっています。
みなさんがレポートをくれる。
それを見に来てくれる人もいる。
そうして続くショアの濃度。
結果として、
ジグやフックもお買い求め頂くことに繋がり、
その実績で、また新しいジグやハリや、
撃投グッズへの予算を会社から、かろうじてもらえる。
とてもありがたい循環です。
販売実績がなければ、会社から予算はもらえない。
弊社に限らず、いまの釣具業界は、
そんなに甘くない環境です。
社で予算をもらい、新しい撃投関連新製品を企画できるのは、
皆様のお陰です。
そうして、ショアという特殊な釣りに特化して提案できるのが
ほんとうにありがたい。
業務の域を超え、生きがいにも通じてきました。
●冒頭に少し、来季のプロダクトをご紹介しましたけど、
来季も、必要ないもの(他社にすでにあるもの)は
一切ご提案しません。
どうしても必要と思えるものにのみ、
地味に地道に、絞って、ご提案します。
メインはこのサイトでのお伝えです。
本年もありがとうございました。
撃投系は、
私と、広報担当者数名の限られた手勢でやっており、
なにかと不行き届きなことも、誤字脱字も、
あるかと思いますが、どうかご容赦ください。
来年もぜひとも宜しくお願いします。
よい、新年をお迎えください。
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