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2024.05.11

44・大切なこと

●釣行日
2024年4月20日

●ポイント
兵庫県但馬エリア

●お名前
三浦雅和

●使用ルアー/ジグ
撃投ジグ レベル100g

●使用フック/サイズ

●魚種/全長(cm)
コマサ/60cm

●釣果コメント
今季は例年より温かい日が続き早くもヒラマサの釣果が
私のホーム、但馬でも聞こえてきました。
早速慣れ親しんだ渡船屋さんに連絡し釣行することに。

トップでも釣果は出てますが
自分はジグの釣りが好きなので
開始からひたすらジグを投げます。
風も波も無いのでひたすらにレベル100gを投げて
しゃくる。
必ずこのパターンにヒットする、根拠は色々ありますが
何年も但馬に通い、その時の雰囲気から
体が勝手にこのパターン、ジャークを続ける。

開始から4時間程たった頃、
着底から10シャクリ、フォールに入ろうとベールを起こすと
ラインが一切出ない。
やっときたなと合わせを入れる、
難無くよってきたのは60cm程のコマサ。
シーズン一発目はサイズよりも
魚から反応があること自体が嬉しい。

しかし最終まで投げ続けるもこの一匹で納竿となり
サイズ的には満足できていませんでしたが
迎えの船でヒラマサが釣れたことを船長に伝えると
本当に嬉しそうに自分のことのように喜んでくれました。
私の中でこの魚の価値が一気に上がりました。
本当にいつも自分は大切な何かを忘れてしまっています。

今季で吉成さんが撃投を担当されるのが最後とのこと…。
寂しさが込み上げてきます。

もう何年も前の話になりますがある日、
私が吉成さんから連絡をいただき
「三浦さん、弊社のテスターになってもらえませんか?」
と言われた時に僕は正直釣りの腕に自信があるわけでもなく
みなさんのように遠征にバリバリ釣行する訳でもない、
特別凄い釣果があるわけでもない。
とても御社様のお役に立てるとは思えないと
吉成さんに伝えました。

すると吉成さんは

「三浦さん、釣りのうまい人なんて世の中に五万といます。
それよりも大事なのはわれわれと同じ考えや思いを持ち
ともにこの釣りを探求し掘り下げていく、
そんな気持ちを持っていただいているかが大事なんです。
三浦さんにはそれができる、できていると思ってます。
だからお願いしてるんです」

この言葉をいただいた時に
自分の考えは本当に変わりました。

吉成さんの言葉が無ければ今の自分も無いですし
西浦さんの釣りを側で見ていなければ
今のようなキープキャストを続けれてなかったと
思ってます。

水を飲む時もジグのフォール中、
休むことなく投げ続ける、
本当に竿を休めない、
時間一杯、
迎えの渡船が見えるまで投げ続ける。
これがショアジギング、
釣る人は絶対休まない、竿を置かない。
西浦さんが釣れなかったと呟けば
誰がやっても釣れないだろうっていうくらい
僕は尊敬してました。
この場をお借りして本当にありがとうございます。
この釣りに出会えてよかった。
心からそう思います。
吉成さん、お疲れ様です。
まだまだサイズアップを狙い
これからも今までと変わらず撃投します。

撃投テスター 三浦雅和

2024.05.11 11:04 | Categories:撃投釣果投稿
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