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2023.11.15

【担当者より】

※ジグとプラグ、フックアウトへの考え方。シイラを例に。

お疲れ様です。
毎日のように、皆さんで共有できるレポートを
いただけていて、ほんとうにありがとうございます。

いま、担当エリアから帰還のフェリー乗り場で
もうすぐ乗船。
そのタイミングでこの文章を書いてます。

ところで、今日、質問をいただきました。

質問内容「ジグで大型のシイラを掛けて、
ジャンプをかわして足元まで寄せてきたものの、
水面下でのフックアウトしました。
フックは何がいいのでしょう?」という質問でした。

自分の、考え方として、
以下のように返答させてもらいました。

おつかれさまです。
自分の考えでは、

・シイラは青物では唯一無二、「ジャンプ」と、
扁平な魚体を活かした
「水面直下のクイックな首振り」があるとこ。

・また、ジグはプラグと違い鉛という
慣性でシイラの口からハリが外れやすいこと。

それがフックアウトの元凶だと思います。

そこで、ハリそのものというより、
全体のシステムの対処策としては
自分は3つありつあります。

①ジャンプや首振りのフックアウトを、防ぐために、
組糸をやや長め、もしくは極端に短くし、
首振りの慣性を殺すこと。
長く(通常より2センチくらい)長くすれば
首振りのインパクトをリズム的にズラすことができます。
極端に短くすることでも首振り半径慣性を
抑えることができると思ってます。
自分は長くしてます。これはたとえばボクシングで言えば、
パンチの連打を繰り出すときに、
身体の交互捻転を、1秒ずつズラしてしまうと、
インパクトの衝撃が少なくするイメージです。
シイラへのジグの慣性伝達を
アシストの長さでヅラすことができると思います。
一般的なアシスト長さは、
シイラに関しては一番バラシやすい長さにあると、
自分は思っています。
特に空中ジャンプでは、
ジグの重さに慣性がモロにくるので。

②ハリ穴拡大を防ぐという意味では、フックは、2本。
そうして分散させたほうがいいし、
一本フックアウトしてももう一本かかってれば、
もう一本は外れたとしても、また掛かります。
交互に補い合うと思います。

③リアフックをつけること。
これはジグの振られをほぼ完璧に押さえてくれるので、
ジャンプされてもまず外れない。
前2本、後ろ一本ならまず手堅いと思います。
けれど、シイラだけ狙うことに限定しとたとしても、
ランディング後の時間悪くなり
手返し悪くなるデメリットありますし、
ジグの誘いのアピール力は
リアフック水圧により低下ちます。第いちめんどくさい。
けど、効果は一番高いと思います。

2023.11.15 17:49 | Categories:担当者より
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