爆釣にめぐり逢えた3日間
●釣行日 :2016年5月3~5日
●釣行エリア :隠岐 島前 中ノ島地磯
●氏名 :千葉栄治
●使用ルアー/ジグ :撃投ジグ105g、125g、ガンマ60-180、ロケットダイブ、ドラドスライダーマイスターエディション22、ローデッド180、別注平政190F 他
●使用フック/サイズ:ロック7/0、シワリ6/0、STX-58 2/0~3/0、STX68 2/0~4/0
●魚種/全長(cm) :ヒラマサ70~90 メジロ多数
●釣果コメント :
撃投モニター大野さん、担当2西浦さんとの遠征、隠岐釣行2日目以降は私がレポートさせていただきます。
【隠岐釣行2日目】
風の音は若干弱くなっているものの、いまだ風は強く一夜を過ごした船も揺られていました。
明るくなってから船長との話では、何とか船を出してくれるとのこと。
さっそく寝袋を片付けて、出かける準備を整えた。
宿にお泊りの方々と一緒に出船。
港を出ると船は風にあおられ、向かいに見える松島には高い波が打ち付けていますし、沖を走る波は天気予報通りに5mありそうな様子。
風裏を確認して進むが、松島の風裏でも厳しそう。そこで中の島、知々井岬近くの長島へあげてもらうこととなった。
青物の実績はほとんどない磯ということであったが、近づいてみると潮も走っており、非常に良い雰囲気。
風裏だけあってまったく波はないのですが、潮が動いているうちは青物も回ってきそうです。
さっそく3人それぞれに準備を整えて、キャストを開始しました。
ボトムの状況や潮の具合を探るべく、最初に撃投ジグをキャスト。
潮はしっかりと走っていて、手前から深く、途中にブレイクがあって、沖はかなり深そう。
ある程度把握したらキャスト範囲内にあるブレイクを狙って、ダイビングペンシルで誘い出していきます。
20分ほど投げ続けたころダイビングペンシルに反応があり、その後のキャストではダイブアクション3回目でヒット。
一気に勝負をつけて抜きあげると、さほど大きくないながらもヒラマサでした。
大野さんは手前にベイトの姿を見つけ、西浦さんのダイビングペンシルにもチェイスがあった。
やはりヒラマサも回ってくるということで、3人とも一気にやる気モードに。
その後はポンポンとメジロサイズが釣れ続き、その合間に単発のヒラマサが回ってくるといった様子。
大野さんがチャンスを逃さずに80オーバーの良型ヒラマサをキャッチ。
途中、お昼前後はぱったりと魚の反応が途切れる時間帯があったものの、弁当の時間を後回しにし、ひたすら投げ続けた西浦さんが足元で90cmオーバーのヒラマサをものにしました。
私も最後まで投げ続け、タイムアップ間近に派手なバイトをがっちりフッキング、一気に寄せてくると徐々に強い抵抗を見せます。
これはきっとヒラマサだとニヤニヤしましたが、水面にリフトするとその姿はブリ。
85cmを超える両型のブリでした。
結局この日も3人で30本近くキャッチ、うちヒラマサは6本でした。
この日は疲れもあって宿に泊めていただき、布団でゆっくりと就寝。
翌朝に向けた準備を済ませて簡単な祝杯を。こういった時間も遠征の楽しみの一つですね。
【隠岐釣行3日目】
この日は風もだいぶおさまった様に感じますが、それでも波風ともに強く、上がれる磯は限られるとのこと。
前日の良い釣果もあり、知々井岬周辺で上げて頂くことにしました。
上がれたのは灯台下で、ここも青物の実績のほとんどない場所とのことですが、雰囲気は悪くありません。
ヒラマサのサイズアップを目指して、手早く準備を整えてダイビングペンシルで周囲を探ります。
早い段階で反応はありますが、メジロワラサクラスを連発。
ミスバイトでも他の魚がバイトを繰り返してきます。
風のあたる面を攻めていた大野さんがヒラマサをキャッチ。
メジロクラスもポツポツと釣れ続きます。
岬先端ではメジロラッシュが続いており、断続的に反応が得られる状況でした。
時間とともに昨日と同じく西から東へ流れていた潮も弱くなり、泡潮が水面に残る状況に。
そこで、潮の様子を探るべく撃投ジグ105gにチェンジ。
船長の言っていた通り、足元から非常に深く一気に落ち込んでいます。
ジグをしゃくると底から半分ほどまでは潮の抵抗を感じることから、底潮は動いています。ボトム周辺を攻めてみると、あっさりメジロクラスがヒット!
しかも連発することから、魚はボトム付近を回っているようです。
3本キャッチしたとところで、風が強くなり水面にさざ波が立ち始めました。
ダイビングペンシルにチェンジし探ってみると、また断続的にメジロのバイトが続きます。
回ってくれば反応が得られるという感じで、飽きもせず投げ続けることができました。
結局この日も3人で25本以上をキャッチしましたがヒラマサは一本のみ。
天候の回復、潮の流れの弱さもあってか、前日までとはちょっと違った結果となりました。
天候などもあり、帰りはフェリーで七類港へ。
2等船室でも揺れも小さく、ゆっくり眠ることができます。
時間はかかりますが、これで帰りの運転もかなり楽になりました。
天候に恵まれず男女群島から隠岐の島へ変更となりましたが、結果的はラッキー。
隠岐という選択をしてくれた西浦さんに感謝。
撃投ブログに隠岐の釣果を上げてくださったおかげで、こんな爆釣にめぐり逢えた3日間となりました。
3日間投げ続け、身体はきつかったですが、こんな爆釣にめぐり逢える事もあるから、青物釣りはやめられませんね。
遠征もやめられなくなりそうです。
男三人の汗臭い青物遠征はこれにて終了。
天候の関係で男と女の話にはなりませんでしたが、各地の青物の話題で盛り上がり、勉強になることも多くありました。
ご一緒いただけたお二人、隠岐で居合わせた皆様、隠岐のレポートを投稿してくださった滝さんに心から感謝申し上げます。
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