【担当者より】・磯専用・撃投タフクライムバッグ65の耐久報告
いつも撃投サイトをご覧くださるみなさま
また、レポートをくださる皆様
ありがとうございます。
磯専用、「撃投タフクライムバッグ65」についてご報告します。
昨日お話しした件ですね。
結論から言えば磯専用として
その耐久性など
総合機能にわたしは使用者としても、商品提案者としても
「満足」です。
発売時期にご説明しましたけど
磯(特に地磯)を強く意識したバッグで、その強度、耐久性
運搬能力、洗浄対応、などに唯一無二の機能性を求めました。
【山岳登山専用並みの運搬性】
①柔らかすぎない幅広肩パッド
②腰で荷重を支える山岳バッグと同じ仕様。(フローティングベスト着たまま背負えるストラップの長さあり)
③チェスト(胸)部分は、二ヵ所のサポートストラップ(移動可能)これでかなり微細なフィット感を得られます。
④防水性、高精度ターポリン素材
(ちょっといい素材です)
※先日も渡船からあがり、潮まみれ。魚を入れてないから表だけを渡船乗り場のシャワーをお借りして潮を落としタオルで拭けば潮のべたつきはなくなり、ホテルの部屋に持ち込めるようになりました。
ポケットもなく、水も含まない素材。極力乾燥を早くしたい。
そんなときに重宝します。
※シームシーリング(防水テープ)はしてません。
そのハードな使用目的を考慮すると、耐久的にウォータースポーツ用のシームシーリングは、耐久的にまず意味がないことをいままでの経験上知っているからです。
完全防水ではありませんが、95%防水くらいの表現は使えます。
また、破れない限りいつまでたっても防水性に変化は無さそうです。
【洗浄簡易であること、など】
⑤洗浄後水の残りやすいポケットなどを排除、乾きやすい
⑥潮がみしにくい大型サイドファスナーでガバッと開くので一気に洗いやすい(渡船乗り場の水道とかでも)
⑦開口部は巻き込み式でバックル性、収納しきれない大型の魚を入れたときでも尻尾を出した状態でぐらつかず磯から上がれます。
【底部が極端に強いこと】
⑧縫製は表に出ません。磯で擦れても縫い目が綻びません。縫い目が綻びるとそこから傷み、やがて破損します。それを防ぎます。
⑨底部は四重。縫い目はずらしてます。金太郎飴のように一番外側の生地がもしやられても、2枚目が出て来て運搬機能を頑なに維持します。
⑩底部は正面から見ても
サイドから見てもラウンドです(画像2枚目)。魚鼻先が一ヶ所に集中(縫製部分だと最悪です)しては破れます。魚が下でうまく丸まるように荷重を逃がすためです。山岳荷物と違う点ですね。
※底の強さ。ここが一番こだわったところです。渡船から投げたこともありますし、とにかく擦れまくる。
それをなんとかしたかったのです。
18ヶ月の使用での画像をご覧下さい
一番傷みやすいボトムの角が、擦れて白っぽくなってきていました。けれど、なかなか逆に言えば、よくこの程度ですんでるなぁと感じます。
「底が傷むんじゃないか?」
そういうことを、気にしながらの
釣りから解放されます。
まぁ、正直なところ
このバッグを必要とする方は
そんなに多くはないでしょう。
再度製品化できるかどうかも
正直なところわかりません。
身近に、お使いのアングラーがいらっしゃれば、リアルな声を、
感想を聞いてみてください。
そして、よろしければ
使ってみてください。
最後にひとつ、沖磯に持ち込む場合、渡礁時に背負って飛び乗ろうとするのはやめてください。
ときおりそういう方をお見かけします。危険です。
そうせずにすむように、両サイドにも、開口部付近にもグリップをもうけています
荷物は同礁者や、ポーターさんと手渡し。
もしくは、完全単独釣行なら開口部グリップをもち、バッグが底部から磯に着地するようにほうり投げる。
安全のためにそうしてください。
これは、タフクライムだけでなく
撃投ロッドプロテクターでも、クーラーでも、磯バッグでも、そこそこの荷物の場合は同じ話です。
渡礁時に船長にわざわざアナウンスの手間をかけることのないよう、よろしくお願いいたします。
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