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2019.04.18

つかみかけたビッグワン

●釣行日:2019年3月16日17日
●ポイント(場所):長崎県離島
●お名前:気ままなショアジガー

●使用ルアー/ジグ:撃投ハイパー150グラム
●使用フック/サイズ:ミディアムロック13/0、stx68の3/0~7/0
●魚種/全長(cm):経験(涙)

 

お疲れ様です。

大時化予報の中少しの可能性にかけて

二週連チャン九州遠征いってきました。

 

道中高速でゲリラ豪雨&ひょう&爆風で

高速なのに40キロ走行しないといけない状況に。

渡船場につくころには

運転で神経使いすぎてヘトヘト。

しかも80リッターの空のクーラーが風で引きずられる

くらいの爆風。

20メーターはふいてる笑

 

正直これで磯にあがれるのか不安になりながら三時間仮眠をとる。

朝起床すると風は少し落ちてました。出港が5時すぎだったので磯に

おりたのが7時前。朝まず目は遅れてからスタート。

 

さあ夢を求めて磯にたつ!

希望の磯にはのれなかったが、いつもは激流が走る磯。

瀬ぎわにはベイトがありでかそうな魚がボイルしている。

しかし、準備しているうちに一瞬の地合いは、おわったようで、

 

ベイトは沖にでてしまい、鳥がたくさんまっているのですが、

ショアラインからは遠い。

約300メーター沖ではたまにでかそうなのが単発で

水柱あげてました。

 

なんにもない時間がすぎ

プラグからjigへ。

いつもは、激流なんですが、長潮は、やはり動かない(涙)

でも潮はあまり動きませんが水深があるエリアなんで、撃投ハイパーの150グラムぴんくぐろーからスタート!

デカマサにしぼりフックはミディアムロック13/0!

 

投げまくるも反応なく時間だけがすぎる。

日帰り便なんで夕まず目はできない。

そうこうしていると潮がわりにチャンスがきた。

キャストして三回目のボトム~瀬ぎわをおっさんジャークしていると、

…。

jigがみえたから

そろそろ回収やなと

回収しようとすると横からメータークラスがバイト。

一瞬jigにふれて帰っていきました。

魚おるやんけ。

次の1投興奮ぎみでしっかりしゃくると5~6回ジャークしたとこで

ガツンとヒット!

フックが13/0のためフッキング意識して

あわせをしっかり数発いれファイト開始。

 

ドラグがひきだされるも

足場がよいためゴリゴリ浮かしにかかる。

メーターくらいかなー?

少しまた、ドラグがだされたとこで…。

フックアウト。。

 

まじか↓

残念。とれるサイズだった。

そっから飯を食べずに黙々となげましたが地合いはその5分のみ。

回収時間となりました。

回収時間間際、片付けをしていると

沖にいたベイトがショアラインによってきて、

激しい水柱があがりだしました。

悔しいがまた出直そう。。

泣く泣く納竿。

 

DSC_1231

 

港へと帰り、車で帰宅。

帰宅?

 

…。。

 

悔しい。

財布を見るとなんとか渡船代金はある。

行くしかない笑

もう一泊車で寝て離島に日帰りで行く決意。

 

時化が少しおさまったため

場所は悩んだが、

一級磯は人数が多そう。

一か八か前日ベイトもいたし、前日と同じエリアへ!

それが当たり。

夜があけるころに目を凝らして見ると。。

瀬ぎわにベイトがぎっしり。

これはもらった。。

 

ルアーを投げ入れ。。

その時が…

 

…。

 

そんなに簡単じゃない笑

 

何にもない朝まず目終了。

一人ぶつぶつが増える。笑

何じゃあ釣れんやんか。

あー疲れた座りたい。

一人愚痴愚痴いいながらも

なんとか気持ちを保ててルアーをひたすら投げてました。

あー釣れん。何もない。

数十回は愚痴いったかな。

そして、前日jigでバイトがあった

潮がわりの時間に。。

 

するとみるみるうちに海に生命反応が。

 

潮目が走り、じわっと流れ出す。

チャンスだ。

jigを起き、タイドプール250Fにstx7/0をセット。

 

潮目のむこうにフルキャストして

ひいてくる。。

潮目で逃げ惑うベイト。

いつくる。

いつくる。

 

10分くらいたっただろうか。

運命のとき。本間この魚で色々考えさせられた。

この釣りの難しさを改めて感じ、

単独ランディングの難しさ。

自分の未熟さ。

非力さ。

結果自分の釣りをもう一度見直そうと思った。

そんな一匹が僕のルアーにかかった。

潮目をすぎて少し。

チャポン。

小さく吸い込むようなバイト。

バットにしっかり重みがのったとこであわせを一発。

 

Capture_Trim_20190317_174245_20190319_184650

 

腹にロッドエンドあててあわせをもう一発。

何度か巻くが重いがドラグはでない。メーターないかな?

その瞬間奴が走り出した。

 

凄まじいドラグ音。

締めて応戦すると少し勢いが弱まったが、何度か巻くと、

またドラグがだされる。

魚がヤバい方向に走り出す。

これは10キロどころじゃない。やられる。

 

とっさの判断でドラグをゆるめる。

すると根ズレの感覚が伝わりながら30メーターくらい走っただろうか?

やっとスピードが落ちた。

 

そっからは覚悟をきめてドラグをしめてよせにかかる。

根ズレしながらも太いラインシステム信じてまく。

しばらく巻いて巻いて、少し耐えてを繰り返したら

やっと姿をあらわした。

でかい。

タイドプール250Fが160Fに見える。フックは前も後ろもかかっている。

 

浮かしたまでは良かった。

こっからのやりとりが魚を甘くみてました。

浮かしてしばらくして弱ったと思い込み、

これは捕った??少し安心した自分がいました。

それが甘かった。

ギャフをとろうと片手になった瞬間。

 

息をふきかえした化け物はフルパワーで根に突っ込む。

固めにしめたドラグがまた10メーターくらいだされた。

体制を崩ししりもちをつく。

 

なんかテンションが抜けた感じの嫌な感覚が伝わる。

そっからは酸欠なのかなんなのかわかりませんが

記憶が曖昧でひたすら巻いて浮かしたんだと思う。

そしたら嫌な感覚は的中。

口にかかったフックは外れ、かまにフックがかかってるだけ。。

 

やばい。

やばい。早くギャフかけなきゃ。

しかしまだまだパワーがある化け物はギャフをいやがり大暴れ。

 

何回か失敗して奇跡的に口付近にギャフをかけるのに成功。

しかし垂直の足場。海面まで3メーター以上。

ギャフをかけた化け物は

大暴れ。

片手では耐えれず磯で座り込む。

右肩が変な音がして激痛が走る。

そこでやっと竿とリールをおいて両手で柄をつかみあげにかかる。

一メーターくらいもちあがった??

大暴れ。でかいからこっちの、体が持ってかれそうになる。

耐えて耐えて、引っ張って

後、少しで磯まであがる。

しかし、

…。

…。

 

ギャフのかかりが浅かった。

 

口がきれて海に魚が落ちる。

 

 

…。

 

呆然とした。

海面を眺めるとゆっくりと泳ぐ魚。

タイドプール250Fだけが浮いていた。

 

しばらく腰がぬけたように立てず。

呼吸が乱れ、嘔吐しそうになりながら咳き込んだ。

しばらく動けず、現実にかえり、

悔しさがこみ上げてきた。

痛めた肩と腰をかばいながら

最後まで投げ続けたがまったくのノーバイト。

 

 

 

二日間ほぼ休まず投げ抜いたが

初日のjigでニバイト。

二日目はワンバイト。

本間修行のような釣りです。

 

なんで、磯に立つんだろうか笑

なんにもないのに

投げ続ける

のはきついけど、

その先にある衝撃たまらないから。磯での喜びを知っているから?

もはや中毒だ。

 

今回ギャフまで、かけて傷つけてしまった魚。

申し訳ないことをした。

無事生きて、また勝負してほしい。

 

ずっと夢を追って磯に立ち続けるから。

またチャンスが欲しい。

 

下手だけどつかみかけた

ビッグワン。

次はいつかかるかわからない。

ただ磯に立ち続けなければ可能性すらない。

これからも楽しく夢を追って、体が動かなくなるまで

磯釣りを楽しんでいきたい。

まとまりない文章ですいません。最後までお付き合いいただいた皆様。ありがとうございました。

2019.04.18 09:01 | Categories:撃投釣果投稿
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