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2022.04.19

【担当者より】・大事な話し。目玉について

さて、本日2回目の「担当者より」です。

 

いま、やや遅めの昼食を済ませたばかりで、ふと思ったことを書いておきます。
それは、ジグの目玉に関することです。

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撃投シリーズのすべて
投技シリーズのすべて

 

一切の例外はなく、グローベースの目玉です。

 

一本たりとも例外はありません。

 

マズメに目立つから?
アピールが強いから?

 

それもあるでしょう。しかし、実体験から決定的に確信していること。

 

「青物はベイトを頭部から呑もうとする」です。

 

頭部であることの目印とが「目玉」だと思います。

 

これらのことは、私の趣味であるフライフィッシングでめばるを釣っていたときの経験(ライブアイのあるフライの圧倒的連発)や、あるいはトップをチェイスしてきたヒラマサが一旦ルアーの真横に回り込み、サイドからルアーを反転して頭部からひったくったり。現場で経験してきた確信がベースになっています。

 

頭部側の象徴としての目玉です。
カツオや鯖など、後ろから丸呑みしてくるさかなにとっても頭部がどちらであるかを知らしめることは、有効になります。後ろから呑むためにです。

 

ジグはプラステックルアーのように透き通っていません。透過性がないんです。

 

ですから、なおさら頭部がどちらかであるかを知らしめることは重要です。夜光ベースの下地に黒目がくっきりとある。

 

撃投や投技に一本の例外もなく、そういう目玉を使用しているのはそういう理由があります。

 

そもそもなぜアシストフックがフロントに配置されるようになったかを考えてみたことがありますか?

 

ジギングはもともと、海外のメタルジグがベースでした。それらはほとんどがテールにトリプルという設定ですね。
ところが、日本人がフロントフック(当時はそう呼ばれていた)なし始めて、まだ30年ほどですね。

 

いまや、海外でも日本流です。アシストフックは日本からです。
進行方向前寄りがベイトの頭部とするなら、そこにフックをセットすればフッキングする。それは道理です。

 
頭部を狙って呑み込んでくる青物ならば、
フックも頭部につける。

 

ぶりやヒラマサ、カンパチと異なり、さらに遊泳スピードのある鯖やカツオや、マグロなどは自信があるから後ろから追い越すように丸呑みします。
青物ご三家は、そうではないから頭部から呑むんだと思っています。

 

そうそう、それから
ベイトには鱗があります。これは青物からしたらくせ者です。

 

後ろから飲み込もうとしても、ときに、鱗がすべったり剥げたりして逃げられます。

 

頭からのめば、ベイトは逃げようとしても鱗が捕食者の口に逆さまに引っ掛かる状態になるから逃げられない。
青物からしたらしてやったりで、逃がさずに食える。

 
それを知っているから、頭からのむのでしょう。

 
ベイトの頭からの呑む習慣のある対象魚には、どこが頭かを印象づける必要があります。
そのために撃投の目玉はグローペースの黒目なのです。

 
担当者より。

2022.04.19 15:17 | Categories:担当者より
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