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2023.12.07

356・磯ヒラゲームでバラすも生涯忘れることのない瞬間

●釣行日
2023年12月2日

●ポイント(場所)
和歌山県

●お名前
みかぞぅ

●使用ルアー/ジグ
ポッパー、ミノー、シンキングペンシル

●使用フック/サイズ
プラッガーシングル1/0~4/0、SBL75 #1~#2

●魚種/全長(cm)
釣果なし

●釣果コメント
今回は釣友と2人で和歌山県に
ヒラスズキを探しに行ってきました。
当日は天気も良く風速10m~15mの北西風が
吹き付ける絶好のヒラ日和。
逸る気持ちを抑え、夜が明けるのを待ち
慎重に山道を歩き崖を降りて地磯にエントリー。

風表の磯では
時折立っていられないくらいの状況もありました。
潮位はサラシが出来やすくいい雰囲気だが、
波はピッチが早く全体的に荒れ過ぎ。
水面が少しでも落ち着くタイミングを探りながら、
ポッパーを引き波に絡ませて誘いをかける。
数投しては移動を繰り返しランガンして釣り進む。

スリットが複雑に絡み、
ワンドのようになった場所を発見。
サラシが広がりスリットからワンド方向に
流れが出たタイミングでポッパーをキャスト。
優しくポッピングして
少しステイさせてからゆっくりただ巻き。
2回目の誘いでルアーをステイさせた瞬間、
真っ白なサラシの下からヒラスズキが
全身丸見えでムーンサルトバイト!

ロッドに重みを感じてからスウィープに合わせを入れる。
重量感があり引きも強くロッドが絞られる。
至福の時間を味わいながら、
2度の鰓洗いをいなし少しずつ寄せてくる。
そして最後に手前のシモリと磯をかわそうとしたその刹那、
渾身のジャンプとヘッドシェイクでルアーが宙を舞い
バレてしまいました。

暫し茫然とした後、
自然と笑いが込み上げて叫んでいました。
真っ白なサラシから飛び出す朝日に輝く銀鱗、
ヘッドシェイクで時折魅せる真紅の鰓。
こんなにも美しく、興奮を覚えるやり取りは初めてでした。
大袈裟ではなく、
生涯忘れることのない瞬間を味わうことができました。

釣友は流石で、いいヒラスズキを釣り上げてました。
私は今回も釣れませんでしたが、
思い出に残る釣行になりました。
自然に感謝して、また磯歩きをしに行きます。

釣れていないレポートですが、
読んでいただきありがとうございました。

2023.12.07 09:14 | Categories:撃投釣果投稿
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