355・晩秋の北大東島
●釣行日
2023年11月17〜20日
●ポイント(場所)
沖縄県北大東島
●名前
担当者2
●使用ルアー/ジグ/フック
ミニビギン(STX-68#2/0+マスクドスピンL)、ロックジャーク170F(ST-66#1/0)、ティンバーファットロング180 (STX-68#3/0+マスクドスピンL)
●魚種/全長(cm)
ロウニンアジ約50~60センチ、カスミアジ約50〜80センチ3匹、バラハタ。
●釣果コメント
沖縄県北大東島にはちょくちょく遠征しているのですが、晩秋シーズンにはまだ行ったことはなく、この島へ長年通っている釣友の松坂君から一応は釣れると聞いていたものの、なかなか行く機会には恵まれないままでした。
そんな中、先日男女群島をご一緒したpeeさんから、一度北大東島にチャレンジしたいと熱い要望をいただいたので、これを機会に11/17〜20の3泊4日の行程で訪島することとなりました。
11/17の初日はほぼ移動日。
神戸空港からスカイマークの朝イチの便で那覇空港まで行き、昼過ぎに琉球エアコミューターで北大東空港へ。
北大東空港で今回お世話になる二六荘さんからレンタカーを受け取り、一度宿にチェックインし、急いで釣りの準備をして、まずは風裏となる南面の漁港に向かい、海の様子をチェック。
北西風がガンガンに吹き、風表では3mほどの波がありますが、風裏はベタ凪。
とりあえず竿が出せることに胸を撫で下ろしましたが、逆に波が無さ過ぎて釣れる気がしません。
軽く漁港横の磯をチェックした後、ウネリが入っているだろう東面へ移動。
すると思ったほどうねりもなく、少なめですがサラシもあって良さげな状況。
しばらくミニビギン(STX-68#2/0+マスクドスピンL)でランガンを繰り返していると、17時前に50~60センチほどのMTがヒット。
マスクドスピンチューンは、サラシの上でポーズさせている間でもキラキラとブレードがアピールするのでサラシ打ち時にも効果を発揮します。
夕まずめにもう1発ぐらいあるかなと思っていましたが、特に何もなく暗くなる17:30前に納竿としました。
夕食は宿に注文していた弁当をオリオンビール(麦職人)で。
以前は夕食を浅沼食堂で食べることができたのですが…残念ながらもう食堂は閉めてしまったとのこと。
島での楽しみが一つ減りました。。
3日目の昼頃まで北西風が吹き荒れるとのことで、2日目の朝も東面にエントリー。
北側へ向けて移動するコースでランガンしましたが、朝まずめにpeeさんに良型のバラシがあったのみ。
波気は悪くないのですが、魚っ気はあまりありません。
初夏頃だと、なかなか食わないもののカスミアジやキヌベラのチェイスはそれなりにあるのですが…。
昼食には西港の近くのトロっこでゴーヤチャンプルー定食を。
美味しいし、ボリュームも満点ですので、磯歩きで消耗したエネルギーを補給するのにオススメです。
昼食後も東面を。
基本的に北大東島、南大東島いずれも東側の方が魚影が濃いと言われ、東側は波が高い日が多くて竿が出せない日が多いようなので、この遠征は波状況には恵まれていたのかもしれません。
しばらくランガンしていると、ティンバーファットロング180 (STX-68#3/0+マスクドスピンL)にバラハタがヒット。
そして本命も。
午後からの潮が良かったのか、比較的魚っ気は多かったように思えます。
3日目の朝イチは全く何もなし。
あまりにもダメなので、磯でカニやらを採取して漁港で虫ヘッドにチャレンジするも、餌取りばかりが当たり、粘ったものの私には本命っぽい当たりが1回あっただけ。
peeさんはトロピカル感に溢れたカワハギ系を釣られていました。
3日目の昼食ははまゆう荘。
大東島に来たからにはpeeさんに食べて欲しかったのが大東寿司。
大東寿司のルーツは八丈島の島寿司。
沖縄そばとのセットメニューがあったので、沖縄と八丈島の文化が混じり合った大東島らしいメニューをいただきました。
こちらの大東寿司は、今まで食べた中で一番だったかも。
午後からは一気に北東端まで歩いてからスタート地点へ戻りながら探るプラン。
波予報は弱まっていたものの、風向きが北西から北に変わったので北東端は思ったほど波が落ちておらず、分厚いサラシと横風で攻めにくい状況でしたが、南へ探っていくと波は徐々に落ち、濃いめのサラシをミノーのロックジャーク170F(ST-66#1/0)で攻めて小さいながらもカスミアジをゲット。
時間とともに次第に波も落ちてきたので、思い切って夕まずめは再度北東端に入り直しましたが、残念ながらノーバイトでした。
最終日は波が1.5mぐらいまで落ちるので、今回は入れなかった北面に夜明け前からエントリー。
潮は適度に動いており、サラシは適度にあり、比較的安全に釣りができる今回の遠征の中で一番のベストコンディション。
朝まずめは連日の登板でボロボロになってしまったものの、まだまだ使えるティンバーファットロング180 (STX-68#3/0)でポッピング。
するとサラシの中から勢いよく飛び出してくれました。
良型のカスミアジ。
旅のフィナーレを飾るにふさわしい大満足の1匹でした。
その後はバイトやチェイスがあったもののフッキングにはいたらず。
11時前に納竿し、シャワーや片付け、パッキングや昼食、微観光、買い物を済ませて14:45の便で北大東島を後にしました。
今回残念ながらGTクラスのチェイスやバイトはありませんでしたが、島の方の話では釣行日付近でGTの釣果はあったようですので、タイミングや腕の問題だったのでしょう。
初夏と違って涼しい北大東島も過ごしやすくて良いものの、やはりこの島では、汗だくになりながら潮煙にまみれ、くたくたになった後に飲むオリオンビールが自分にとって最高の幸せですので、次回は暑い時期にお伺いする予定です。
余談ですが、今回初めてダイトウオオコウモリに出会う事ができました。
意外と身近にいてビックリ。
良い旅の思い出となりました。
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担当者2 西浦伸至
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