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2016.05.17

超好調なうちに

●釣行日   :5月11日、12日
●釣行エリア :島根 隠岐の島
フィールドテスター 本林 将彦

●使用ルアー/ジグ :
●使用フック/サイズ:STX-68
●魚種/全長(cm) :ヒラマサ

 

5月4日、僕が悪天候、不調の男女群島で苦戦をしている時に、西浦君(担当者2)が隠岐の島で超好調、ウハウハ状態だったのを聞き、超好調なうちにといそいそと悪天候を承知で出かけました。

七類から隠岐の島の船は普段の倍近い4時間近くかかる程海が時化てましたが、この時はまだ頭の中は入れ食い状態のイメージでウキウキでした。

しかし、隠岐の島に到着して磯を見渡すと、西浦君の時の南寄りの風と違い、北北西の強風と波で上がれる磯が殆どヤバい状態。風裏になる大森島の南面になんとか上がれ釣り始めることができました!

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ところが!この場所殆ど潮が入ら無いのと、北西に振れた強風と雨で釣りをしていても目も開けられ無い状態それでも降り続けましたが、この季節で考えられ無い寒さで非常用に持っていたダウンジャケットを着込むほどの状況、それでも振り続けても魚の気配を微塵も感じる事が出来ません。そこでやっと、西浦君の時の水温を上昇させる南風と水温を下げる北西風の違いに気付き、めげそうになるも、寒い強風と雨に耐え降り続けた1日でした。

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翌日5日はウネリは残るものの、風も落ち、朝から良い天気でした。期待感フル状態で、まず松島ホトケに上がるものの、潮が入らず、時化で抜けた海藻だけが磯前に溜まる一方。浜吉丸崎野さんにお願いして大森島ケナシに磯変えして頂くと、北から南へ流れる本潮がバリバリで潮を見ただけで『獲れる!』と確信が持てる好状況。

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しかし!

潮下に出来るよだれが出そうな「鏡」にダイペン、シンペン、ジグを通しても、潮上、磯際、サラシ際、何処を通しても何の反応も有りません!

覚悟を決め回遊を信じ降り続けて4時間後、ショートジャークでダイペンが本流から鏡に入りポーズで頭を海面出した瞬間、鋭く水柱が上がりました!

「ヒット~~!」 「やっと来た~~!」

足場が前下がりな上にツルツルなので、ドラグを緩め沖に走らせ急潮の中で暴れさすと思いの外早くバテてくれたので磯際までポンピング、あまりに鋭いバイトだったのでフッキングが不安だったので足元で魚を浮かせて確認するとダイペンの腹のフックがカンヌキの上にガッチリ。それでも、この日は動画撮影なのでこの一匹はバラしてはイケナイ状況、ギャフを入れるべきですが、迷わず、STX-68の保持力に自信が持てるのでヌキ上げました。

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サイズは80センチを切れる程度のヒラマサですが、昨日からの思いの詰まった1匹だったので、本当に嬉しかった~~!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

 

この後、この一匹目のヒットシーンが撮れてなかったのでもう1匹と、飯の時間も惜しんで振れども振れども、遊んでくれる筈のブリ族もヒラマサも出ません!

回収が14時だったので諦めが入りかけた13時を過ぎた頃、潮の気配に変化を感じ、カメラを回す事をお願いした直後、本流の流心で暴れるダイペンに5m後方から背中を出して、ダイペンの上から襲いかかる、超派手バイトが有りました。「こんな急潮の中の派手すぎるバイトは乗らへんやろ!」とフッキングしないでいると、次の瞬間ロッドに強い衝撃が走りました。
「ヒット~~~~!」

これは70センチ弱のサイズに不満のヒラマサでしたが、狙い通りのタイミングと派手なバイトに
やはり「嬉しかった~~!」

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無事、ヒットシーンもカメラに収まったようです!

この後、回収の浜吉丸が見えてきました。

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今回、印象に残ったのは、過酷な状況に1日中耐えた後、最高の癒しを感じれた、浜吉丸さんの民宿のお風呂→ビール→美味しい食事→布団が先週は磯止まりだったので染み入った事と

2日間で2バイトしか無かったのに、100%の確率で確実にフッキングしてくれ、確実な保持力を感じさせてくれたSTX-68のポテンシャルに頼もしいモノを再認識した事でした。

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渡船 浜吉丸
http://hamayoshimaru.jp/

2016.05.17 11:16 | Categories:フィールドテスター
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