パプア・ニューギニアでショアからGTをキャッチ
●釣行日 :2018年7月31日
●ポイント(場所):パプア・ニューギニア マダン
●お名前 :廣瀬一京
●使用ルアー/ジグ:撃投ジグ85g、ラピード130、ぶっ飛び君95S
●使用フック/サイズ:ジガーライト段差ホールド4/0、
●魚種/全長(cm):パッションフルーツトラウト、ビッグアイトレバリー、ジャイアントトレバリー
パプア・ニューギニアへ行ってきましたので、レポートさせていただきます。
今回の狙いは、カジキ類(マーリン、セイルフィッシュ)。あとはマグロ類。
もちろん、ショアからです^^
7月~9月の乾季に、パプア・ニューギニアの東海岸に回遊してくるというおぼろげな情報を得て、
家族旅行を兼ねて行ってみることにしました。
情報がほとんどないパプア・ニューギニアという国ですので、行ってみないことには分からない。
それが楽しいのですが。
2歳児と4歳児、そして妻を連れた旅ということで、乗り継ぎと安全を考慮し、
マダンという町にはリゾートホテルがあるということで宿泊先を確保。
夜発のAir niugini(ニューギニア航空)で、朝には首都のポートモレスビー着、
そこから国内線のAir niuginiに乗り換えてMadang(マダン)へ。
お昼過ぎには、Madang Resortに到着しました。
いつもの通り、お昼の間は家族でゆっくり過ごして、朝みんなが目覚める前と、
夕ご飯前のそれぞれ約2時間だけ釣りをするリゾートスタイルのプランで攻めます。
さて、下見を兼ねて、ロッドを持って出かけてみますが、予想していたより魚は少なく、反応が乏しいです。
またリゾートの外は、夜は危険だから出歩かないように、とのことなので、行き帰りの時間も考慮すると制約も大きいです。
翌朝も反応なし。
それから、リゾートのダイビングサービスのスタッフと話していると、
夕方にダイビングで船を出すから、ついでに目の前の離島に渡してくれるという話になりました。
しかし、ここでも反応なし。
三日目の朝、ビッグルアーには反応がないので、ライトタックルで撃投ジグ85グラムを潮目を横切るようにフルキャスト。
流しながらカウントを徐々に深くして、立体的に探ってみます。
ジャカジャカの高速巻きから、軽いシャクリを入れてフォール、次のジャカジャカで、ンンッ!!何か触ったような。
もう一投。
ジャカジャカから、同じタナのあたりでゆるいワンピッチで食わせの間を与えると、
ズシンッとロッドが入った。
なんかきた!!
ポンピングで浮かせようとしたが、すぐにフッ!と軽くなってしまいました。
ルアーは付いているが、2本のアシストフックのうち1本がプッツリ。
たぶんバラクーダとかワフーが多いと聞いていたので、それらだと思います。
フックを交換して、続けます。
しばらく続けると、磯際のマイクロベイトが追われて小さなナブラ。
そこをゆるいワンピッチで通すと、ヒット!
難なく浮いてきたのはこの魚。
コーラルトラウト。こっちではパションフルーツトラウトというとか。2キロないぐらいです。
とりあえずの1匹目。うまそうなのでリゾートのレストランに持ち込んでみました。
パションフルーツトラウトは、美味しいディナーになりました^^
四日目。
ダイビングサービスのスタッフの提案で、さらに沖の無人島(TUB ISLAND)に渡してもらえることになりました。
まさかの展開に、ワクワクが止まりません^^
はじめに投げ込んだのは、ポッパー200mm。
数投したところで、ポッパーの後ろにモワンッ
おお!出た!大興奮!
続けて数投するも反応が出ないので、細身のペンシルに変えて、食わせのアクション一発で、
ズバーーーンッ!!
水面大爆発。
ヨシキタ。
ところが、手元でリールのトラブル。
ガチャガチャまごついているうちに、ギュイーンと走られてラインブレイク。
あああーーーー、やってしまった。
一世一代の大失敗。
以降、一切反応はなくなってしまい、回収の9時になってしまいました。
この日の夕方は、リゾートの敷地内で、内湾側の水道を撃ってみることにしました。
これが大正解。
内湾なのでビッグルアーを投げる雰囲気ではないですが、ライトタックルでラピード130を投げること数投。
バシャン!!
と水面が割れて、ジャンプして暴れまくる魚。
寄せてみると、メーターオーバーのバラクーダ。
この魚はランディングミス。
続けて、次は沖のブレイクで反転バイト。
グリグリグリグリグリーーっといい泳ぎをする魚。
水の中でギラリとひるがえる銀色の平べったい魚体。
場所はリゾート内のプールサイドだけに、なんだなんだ、とみんな集まってきて、
ギャラリーが騒がしくなってきました。
浮かせて、一段上のテラス上の場所によっこらしょっ!とぶり上げてランディング。
ビッグアイトレバリー(ギンガメアジ)、実測5.3キロ。
レストランに持ち込んで、半分は家族で、あと半分はレストランの皆さんにシェア。
楽しい晩ゴハンになりました~^^
さて、最終日。
朝は、暗いうちからプールサイドを撃って、反応がないので船着き場へ。
ボイルは見かけるがルアーにはなかなか出ません。
夕方、同じく内湾側の船着きのポイント。
準備をしていると、足元でド派手なボイルが起こります。
急いで投げ始めます。
トップでは反応がなく、ミノー、そしてシンペンとレンジを下げてゆく。
ミディアムスピードでストップアンドゴー。
手前10メートルぐらいのカケアガリに差し掛かったところで、水面がもわっと盛り上がる。
慌てずそのままステイさせていると、もう一回バシュっと水面を割る反転のしぶきが見えて、
ズンッ!!と乗った~
グリグリグリグリグリグリっとトレバリー系のいい引き。
何度も繰り返すランをいなしつつ、無理をせず、浅瀬に打ち上げてランディング。
やったぜパプア・ニューギニアでショアからのGT
実測4.8キロのいいロウニンアジ。
早速、家族のもとに戻って、記念写真をパシャリ!
父ちゃん、ヤッタネ!
最終日に最高の締めくくり。
本命は次回の課題として持ち越しですが、大満足のパプア・ニューギニアの旅になりました。
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