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2018.09.05

【担当者より】・本日のレポートへ

いつも撃投サイトの閲覧ならびに

手間がかかるでしょうにレポートをくださる皆様
ほんとうにありがとうございます。

 

今朝のウンプリ☆ナプリさんの
レポートを拝読していて

ふと思ったのですが

レベル100→エアロ95へと
変更することで、なぜ釣果を出せたのか?

おわかりになるでしょうか?

 

もしかすると
最近になってショアジギングを
始めた方ですと

????

って感じがも知れませんので
すこし補足解説を。

レベルとエアロ
以下のポイントがカギになります。

【①フォール速度について】
レベル(フロント重心)エアロ(リア重心)ですから

ひとつはジャークのあとの、フォール姿勢への移行速度、
ふたつめはフォール速度そのもの。
その二つにおいて着底感に大きく差がでます。

【②ジャーク時のテンション】
レベルはフォール重視で
特化してデザインしましたから
「スッスッ」と抜けます。
つまり水絡みは小さく(ジャークは軽い)、ラインを張りにくいです

一方、エアロはエッジが効いていてそのエッジが水に切り込み
水をとらえ、ボディの弛い湾曲が水圧をとらえて、水に絡みまくります(ジャークは重い)。波動も大きいです。

 

上記のよう2つの特性をを
ご理解ください。

ジャークで引き抵抗が重いことは、決してデメリットだけでは
なく、「アンカー効果」として
・潮圧を感じることができる
・強風や、うねりでもラインが張りジグを操作しやすい。つまりジグを意のままに操作できる

というメリットがあります。

 

今回のウンプリ☆オプリさんの
レポートでは、

・海にはうねりがある
(住宅ローーン早く返せたらいいですね(余談))
・潮が複雑にヨレている。

そこでエアロにチェンジしたことで、飛距離も楽に出たうえに
ボトム感知も早く
ヨレた潮のなかで常にラインテンションを確保して、食い気のある
ヒラマサ好みのアクションを出せたのだと推測します。

またエアロはキレのある
フォールを見せます

わたしは昨年、これに気がついて
それを意識することで
地元の釣りでかなりの結果が出ました。
スライスしていくようなバックフォールです。

表現が難しいですが
スライスファールと呼んでます。

 

おそらくそんなところが
レベルよりもエアロとなった理由かと思います。

ジグは単なる鉛のかたまり

セレクトする人が
適切に、状況にあわせてジグを選び

最適のフックシステムで

最高の操作をして、はじめて結果が出る奥深い釣りだと
最近は再認識しています。

使い手次第ですね。

 

昨今のショアジギングは
ここ数年くらいのメディアにより
ショアジギングの敷居は低くなり
ました。
そのこと自体は、歓迎してもよいのかもしれませんが

私的には
本来この釣りのもつ奥深さ
面白さを、できれば理解し、味わってもらいながら歩を進めていただくことを希望します。

そんな思いが強いです。

「メディアで、よく見かけるから
これ使ってたら釣れるだろう」

それもそれで楽しみのひとつですが、すこし踏み込んでみれば
もっと奥深いはずなのです

そこを、地味に地道に
提案つづけていきたい
と思います。

 

ウンナリさんのレポートを読まれ
た方のなかに、参考になればと
思って書かせていただきました。

 

ちなみに、エアロはいまとなれば
スリム系リアヘビー(エッジあり)という

あまり選択肢のないカテゴリーの
ジグとなってしまいました。
ちゃんと特性をわかってくれて
結果を出してくれてる方がいる。

そういうのはとても嬉しいです。

 

DSC_1516

 

ところで

今回の台風 、さまざまな形で
被害がありました。

水ももちろんですが
風って怖いですね

ありきたりで、なにもお力になれませんが

被害に遭われた方、また、被害に遭われた方と関連する周囲の方。

皆様の迅速な復旧を願うばかりです。

魚釣りという趣味が、
そんな状況のなかでもなにか
ふと、癒しになってほしいと思います。

2018.09.05 13:09 | Categories:担当者より
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