鉄板とイルカと私
●釣行日:2019年4月29日
●ポイント(場所):島根半島沖磯
●お名前:モッキ
●使用ルアー/ジグ:ストライク 85gブルピン、鉄板系バイブレーション
●使用フック/サイズ:ジガーライトホールド3.5ツインフックタコベイト使用、st-56#2
●魚種/全長(cm):コマサ65cm72cm2匹
夢のようなGWが始まり、天気・波・風を考慮し今回も島根半島沖磯に渡礁しました。
朝一、少し波もあり雰囲気抜群でした。
しかし、この日は長潮…チャンスタイムは短いと思っていました。
急いでタックルを準備して、釣友トップ・私はジグにて開始しました。
いつも数投で、何らかの反応があるはずなのに今日は無い!
ん?困ったなあ。
モーニングザービスも終了。
闇雲に投げても…
このような時は、必ず状況整理し仮説を立て答え合わせをしていきます。
① トップ・ジグ反応無し
② 潮は本流が流れている
③ 曇天で風・波は少し有り
④ 磯より少し沖に定期的に鳥は旋回中
⑤ 磯際にはマイクロベイトがいる
条件は悪くないがセオリー通りではヒットしない!
以前、吉成さんが撃投ブログで、鉄板系バイブレーションを今年から使ってみるとの話があったのを思い出し、私も使用した事が無かったが、思い切って目先を変えてみる事にしました。
仮説ヒットポイントも磯際のかけあがりに設定し、ミドルキャストしボトムをとり、かけあがりを舐めるように軽くジャークを入れながら早引き!
「ドン!」
嘘でしょ?
狙い通りヒット…(笑)
かけた場所がモチロン磯際…(汗)
安全を確かめて磯際まで出て、一気にリフト少し根擦れをしましたが何とかコマサをキャッチすることが出来ました。
勿論、鉄板系バイブレーションを投げる前にセオリー通りジグで磯際を攻めてみましたが、反応無し・・・変えて一発でヒット!
また一つ引出しが増えたような気がしました(笑)
その後、反応もなく海が沈黙していました。
しかし、沖合で鳥がどんどん集まり始めたと思った瞬間
「ドッカーン!」
出たー!
しかもサイズはドラム缶サイズ!
鳥も尋常じゃない数!
どんどんこっちによってくる!
おっ!おおっ!!おおおっ!!!
大量のイルカやん・・・(笑)
そこから、磯を取り囲む様にイルカショーが始まり皆、竿を置きショーを見入ってましたが、ふとあることに気付きました。
イルカが出たら他の魚たちは怖がって釣れないと思っていましたが、空の鳥たちは見た感じ捕食行動をしていないイルカに群がって飛び回っている!
まさか、海の中も勘違いして活性が上がっているのでは?イルカに気を付けてキャストしボトムを取りシャクリ始めたら
「ゴン!」
想定内のヒット!?
こんな事もあるんや~とニヤニヤしながら、鬼のポンピング・ゴリ巻で難なくコマサキャッチしました。
そして、納竿の時間になり帰りの船で
今回の釣果は、吉成さんの撃投ブログで発信された一文・無邪気なイルカさんのお蔭と思った釣行となりました。
「昨日の常識が今日の非常識。キ-プキャスティング。いつか衝撃があなたを襲う。竿を置くな。休んで釣れるつりじゃない。竿を置くな。投げ続けようぜ。」
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