ジグでヒラマサをつりたい。
●釣行日:2019年5月5日
●ポイント(場所):兵庫県 浜坂渡船
●お名前:カルティバフィ-ルドテスター 三浦雅和
●使用ルアー/ジグ:撃投ジグ105g、レベル100g、ストライク105g
●使用フック/サイズ:JF-36 5/0 6/0
●魚種/全長(cm):ヒラマサ メジロ
■ジグタックル
ロッド:SRR-97HHBC
リール:ステラSW8000PG
ライン:撃投PEフラッシュ3号
リーダー:フロロ50lb
使用ジグ:撃投ジグ105g、レベル100g、ストライク105g
使用フック:JF-36 5/0 6/0
GWも終盤にさしかかる中予定がとれたのでそろそろ爆発?するはずの但馬へ釣行することに。
昼に九州を出発して自宅に着いたのが夜の10時半、ここから急いで荷物を積み込み但馬へ。
自分でもまぁまぁ無茶なプランだったと今になれば後悔しています。
ノン睡眠で1000キロ近く走ってますから…。
場所は前回と同じく浜坂渡船様、釣友二人と現地へ向かいました。
この日はGW終盤でもありお客さんの数はかなりのもので朝4時過ぎに出船。
船長と相談しましたがなかなか希望の磯は難しく船長オススメの少し奥まった地磯に渡していただくことに。
私は初めての磯場で名前もわかりませんがまずは撃投ジグ105gをセットし扇状にフルキャストして地形と水深を調べることにしました。
フルキャストではそこそこ水深がありますが二回目の着低から手前は浅く、根もかなり複雑です。
手前でジグでヒットしたら取れないかも…と不安を感じながらまずはペンシルからスタートすることに。
水深が浅く根がとくに荒かった西側をメインにダイビングペンシルを丁寧にひいていましたが何も起こらないまま三時間が経過。
ダレてくる気分を変える為、信頼のレベル100gにJF-36の5/0一本でボトムを探ることに。
潮が良い感じに流れており何か起きるかもと心の準備は万端でジャークしていると1ピッチでジグの重みがのらないスカをくらったような感触が二回あり魚かな?ともう一度ジグを着低させ1ピッチで上げてくるとまたスカっと重みが抜け次のジャークでドスンと重みが!
やっぱり魚だったとすぐに合わせを入れファイトを開始しますが手前のボトムでヒットしている為嫌な予感しかしません。
一度魚に主導権を渡すか、強引にリフトするか、一瞬の判断でリフトすることに決めましたが迷いがダメだったのか音もなくメインラインからブレイク。
ロッドを叩く激しい突っ込みは間違いなくそこそこのヒラマサだったと思われるだけに悔しさが徐々にあふれでてきます。
ラインを結び直していると釣友T氏のロッドが大きくしなりヒット!ヒット!の雄叫び!
ランディングサポートに入ろうとした瞬間こちらもラインブレイク。
やはり手前の地形が荒く魚にとっては大分有利な地形のようです。
ここでジグでヒラマサをとるにはどうすればいいのか…私はジグのブラインドで突然ドスンとくる衝撃が大好きでできればジグにこだわりたい、ジグでヒラマサをつりたい。
変なこだわりですね。
ちょうどよい機会なので色々試してみようと投げ続けますがここから反応がなくなり沈黙タイム。
お昼前にT氏が撃投85gで中層付近まで小刻みなコンビネーションジャークを多用し、しゃくり上げてくると何かが当たったとのこと。
嘘か誠かは別として(半分信用してませんでした)わずかな希望があるならとすぐに私も撃投105gにチェンジし着低から中層付近まで高速ジャカジャカでしゃくり上げそこから1ピッチに切り替えた2回目、ドスン!がきました。
なかなかの重量感。
中層付近でのヒットの為、なんの迷いもありません。
一気にリフトします。
磯際で魚体が見えもぅちょっとというところで磯際なのに根に向かって走らない魚を見て…あれ?メジロ?
ファイトの重量感はなかなかだったのですがメジロの顔が見えた瞬間全身の力が抜けました。
T氏にギャフをうってもらい無事にキャッチ。
丸々と太ったメジロで胃袋からは大量のイカがでてきました。
チャンスは物にできましたが狙いとは違い少し複雑な気分です。
でもこいつが回ってくるということは潮は悪くないはずとここからまたキープキャスト。
答えは直ぐに返ってきました。
着低から高速ジャカジャカで1ピッチに切り替えようとした瞬間絡み付くようなバイト!
先ほどの重量感ではないですがヒラマサとわかる突っ込み。しかもボトムでのヒット。
ただフルキャスト後のボトムなので間合いにかなり余裕があるため迷わずここも全力リフト。
磯際で少し根に擦れる感触はありましたが無事にキャッチ。
小さいですがコンディションの良いきれいなヒラマサでした。
こちらも胃袋は小イカでパンパン。
もっと色々試したいことがありましたが楽しい時間はあっという間にすぎ納竿の14時をむかえました。
港についてから聞くとこの日はほとんどの磯でヒラマサの釣果があり中には90オーバーも上がっており、ある意味Xデーに遭遇することができたのかなっと思わせてくれるような1日でした。
激戦区の但馬ですが近場の磯でほんとにヒラマサの魚影も濃く渡船船長の方々のルアーマンへの対応も良くとても貴重な身近なフィールドだと思います。
今やエサ釣り師の方々よりもルアーマンの方が圧倒的に多くなりました。
みなさんのマナーが良いからこそこうやってルアーマンの受け入れ体制が良くなっていってるんだと思います。
私も偉そうなことを言える立場でもなんでもないのですが磯のショアジギングというカテゴリーが徐々に認知されていくなかで当たり前のことですがゴミや挨拶や礼儀、自分も含めみなさんでこのフィールドを守っていければなぁと思います。
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