【担当者より】・ちょっと今年を振り返ります
今年の担当者は、印象的な釣りが2つありました。
2つとも、印象深くて両方とも一番です。
ひとつは子供の頃から馴染んだ近所の海で釣り上げたブリ。メーターは切っていましたが重量は10、2キロ。
地元での10キロ超えは初めてのことでした。
そいつは真っ昼間、GJ105のワンピッチにドン!!と、来ました。
PEは1、5号でしたし、強度は十分。近くに人が数人しかいなかったことも幸いしてゆっくりやり取りして最後は自分で掬いました。
ランディングまで自分で完結できたことが嬉しかったですし、ジグと自作アシストの感覚が非常にうまくいっているな、と感じつつの釣りだったこと。
また手に感じる潮圧から、GJL(レベル)でも、GJS(ストライクGJS)でもなく、「今はやっぱりGJやな」と思って操作してたときにまさにアタりました。
あの満足感は潮圧を感じながら、読んでいくジグ操作の醍醐味です。
そのブリは実は隣で一緒にシャクってた初対面の方に差し上げたのですが、後日その方から勤務先にわざわざお礼のメールまで頂戴しました。
釣りはいいものですね。
(*´∀`)ノ
もうひとつは、ソルトワールド誌にも書かせていただいた奄美大島のGTです。
これは何度が書かせていただいたので割愛しますが、
どちらの魚も自分にとっては
非常に嬉しかったですね。
さて、今期の撃投サイトにレポートくださる方は、自作のアシストで釣りをしている方のレポートが非常に、非常に増えました。
自分的には自作の面白さをもっともっとサポートしていきたく思っています。
特にショアの場合は、
・ジグを投げる
・投げ続ける
というオフショアと決定的に異なるファクターがアシストフックに求められます。
「投げる」ことは飛行中の姿勢や着水姿勢に
「投げ続ける」
ことは、移動とか休憩がないので耐久性
飛行姿勢への影響、絡みへの影響、根掛かりへの対策、足元でのフックアウトを防ぐ対策、連続投擲での耐久性、、
魚の口許に届くまでに考えないといけないことは、ショアでは本当に多いです。
そういったことを楽しみ始めると迷宮です。
話しはどんどんいきますが、自分はアシストフックのチモトのコーティングをマニュキュアで何度も重ねます。
初めて書きますが、UV塗料でやらない理由が明確にあるからです。
①耐久性を保持した上で薄くしたい
②ここのカラーリングをいろんな色で楽しみたい
③組糸が傷んだとき(サワラやタチウオなど)でもカッターで簡単にフックを再利用できます。
④全体的に綺麗に仕上がる
といった理由です。
収縮チューブや、UV塗料でさっとやってしまうのが効率的ですが、自分はアシストフックにはせっかく自分が作るのなら、すごく納得するような機能と見た目の両方を盛り込みたいと思ってます。
それがマニュキュアの理由ですね。
たまに聞かれるので、書いておきます。
さて、年末が近いですね。
自分は実際の釣りに行くよりも、もしかすると
インドアでフライとか、アシストとか、リーダーシステムとか、
時間のかかることを自宅で存分に楽しみたいと思います。
来期の渓流
来期の磯
そういうものを想像しながらです。
自分の趣味であるフライタイイングのテイストを
アシストフックに盛り込んだものも、そろそろ作ってみようかと。
フライの誘引効果とされるものをアシストに組み込んでみるのです。
ちなみに2020年の撃投限定色「タグカラー」。この「タグ」とはウェイトフライタイイングの時フックのベンドカーブに小さくあしらう飾りのことです。
それをジグに流用してみました。
魚はどんなことに関心をもつかはわからないです。
わからないから面白い。
前述のブリはそのタグカラーの902番、タグピンクへのヒットでした。
このときフックはシワリの4/02本。
自分は105には通常3/0です。
このときは大型が当たっている状態でしたから、ジグの動きを犠牲にしても、フックを大きくしておきました。
それもランディングできた要因かなと、振り返ります。
釣りはいろんなことがミクスチャーしておもしろい。
来期は66にも新サイズが加わりますし、
新しいジギングフックも進行中です。
ジギングフックにはショアもオフショアもありませんから、単体で選ぶときは適材適所で使い分けですね。
その一方、トータルで捉えたときには、ショアジギングに最適のフックになっていることは、お伝えしておきたいと思います。
自分の思ったイメージで釣りができれば、小さなツバスでも、もちろんブリでも最高ですよね。
想定外の社会状況で、納品が不安定になりました。
今年は多くの釣具店様や
アングラーに、至らぬことが多く、恐縮な年でもありました。
すべてが予測不能の想定外。誰も先のことは読めません。
年末はお休みなどままならない立場の方もおおくいらっしゃることかと思います。
釣りに実際に行けなくても
部屋のなかででも楽しめることは、釣りには結構あります。わずかな時間でも。
話しは自作アシストに戻りますが、まだアシスト自作をしてない方は
この機会にでもいかがでしょうか?
釣りが格段に面白くなっていくことを保証できます。
自分だけの一本です。
自分も、もっともっと深めていくことをしたいと思います。
- 2010~2015年9月までの過去投稿はこちら (1)
- フィールドテスター (72)
- 担当者より (493)
- 撃投サイトへのレポートはこちらから (1)
- 撃投モニター (92)
- 撃投釣果投稿 (2,469)
- 2024年10月 (93)
- 2024年9月 (72)
- 2024年8月 (63)
- 2024年7月 (98)
- 2024年6月 (52)
- 2024年5月 (97)
- 2024年4月 (27)
- 2023年12月 (51)
- 2023年11月 (63)
- 2023年10月 (54)
- 2023年9月 (48)
- 2023年8月 (51)
- 2023年7月 (40)
- 2023年6月 (41)
- 2023年5月 (53)
- 2023年4月 (46)
- 2022年12月 (54)
- 2022年11月 (69)
- 2022年10月 (108)
- 2022年9月 (68)
- 2022年8月 (32)
- 2022年7月 (59)
- 2022年6月 (55)
- 2022年5月 (72)
- 2022年4月 (47)
- 2021年12月 (37)
- 2021年11月 (39)
- 2021年10月 (55)
- 2021年9月 (42)
- 2021年8月 (35)
- 2021年7月 (28)
- 2021年6月 (32)
- 2021年5月 (35)
- 2021年4月 (9)
- 2020年12月 (48)
- 2020年11月 (35)
- 2020年10月 (31)
- 2020年9月 (32)
- 2020年8月 (27)
- 2020年7月 (40)
- 2020年6月 (35)
- 2020年5月 (10)
- 2019年12月 (24)
- 2019年11月 (36)
- 2019年10月 (29)
- 2019年9月 (29)
- 2019年8月 (27)
- 2019年7月 (24)
- 2019年6月 (39)
- 2019年5月 (41)
- 2019年4月 (24)
- 2019年2月 (2)
- 2019年1月 (3)
- 2018年12月 (21)
- 2018年11月 (21)
- 2018年10月 (21)
- 2018年9月 (22)
- 2018年8月 (19)
- 2018年7月 (22)
- 2018年6月 (23)
- 2018年5月 (39)
- 2018年4月 (35)
- 2018年3月 (1)
- 2017年12月 (19)
- 2017年11月 (21)
- 2017年10月 (22)
- 2017年9月 (26)
- 2017年8月 (24)
- 2017年7月 (31)
- 2017年6月 (32)
- 2017年5月 (30)
- 2017年4月 (14)
- 2017年1月 (1)
- 2016年12月 (19)
- 2016年11月 (27)
- 2016年10月 (18)
- 2016年9月 (30)
- 2016年8月 (27)
- 2016年7月 (18)
- 2016年6月 (19)
- 2016年5月 (35)
- 2016年4月 (17)
- 2015年12月 (23)
- 2015年11月 (32)
- 2015年10月 (43)
- 2015年9月 (29)