今シーズン初の隠岐島
●釣行日:2021年7月10日~7月11日
●ポイント(場所):島根県隠岐島 島前
●お名前:担当者2
●使用ルアー/ジグ:投次郎40gチャートバック半ゼブラ
●使用フック/サイズ:STX-58#4+マスクドスピンM 02リフレクト
●魚種/全長(cm):マハタ4kg
例年なら、5~6月の春マサ好シーズンに何度か訪れる島根県隠岐島。
その時期は数、型ともに期待できる好機なのですが…兵庫県在住の私はコロナ禍の影響で釣行できず、ひたすら我慢するしかありませんでした。
長かった緊急事態宣言が終わり、スケジュールの都合でようやく釣行できたのは、7/10~7/11。
シーズンが終わっているのは承知のうえ。
とにかく隠岐の磯に立ちたかったですし、青物の回遊がないワケではないはずで、もしかしたらアフターの個体が残っているかも…と、ダメ元でチャレンジすることにしました。
渡船は浜吉丸さんで、出船は3時。
何かの大会らしき団体のお客さんが多く、ルアーマンはわずか。
シーズン外なので仕方ありません。
5時過ぎに松島のホトケへ上礁。
潮は北東向きによく流れ、状況は良さげに見えたので、「今日は何かドラマが起りそう」なんてヌルいことを考えていました。
朝イチはプラッギングタイム。
最近プラグは大型のダイビングペンシルを好んで使っているので、セレクトしたのはGT-γ140で、フックはST-66#5/0。
アピールが強く、活性の高い魚を遠くから寄せる力はあると思いますが、それなりのサイズの青物でないとなかなかフッキングしないのと、それなりに体力を使うことが欠点でしょうか。
しばらくキャストするも反応がないため、撃投ジグレベル130g+ジガーミディアムロック#7/0 でのショアジギングを交えたりで様子をみます。
朝まずめが終わった頃、あまりにも反応がないので、同行の上野さんの心が折れそうになっているタイミングでGT-γ140にチェイスがあり、短時間でバタバタと数度バイトやチェイスが続きました。
ようやく時合い突入か!と期待したのですが、その後、魚の反応は途絶え、潮も緩んでしまいました。
前夜は全く寝ていないので、このタイミングでの気配なしは、眠気を強烈に誘います。
こんな時は、気持ちを切り替えるための癒しが必要。
イサギが釣れていると情報にあったので、念のために買っておいたオキアミボイルLLの1.5kgを使って、虫ヘッド釣法で遊ぶことに。
ボイルをパラパラと撒き、食事をしながら(笑)虫ヘッド1~2gを沈めていくと、エサ取りは非常に多かったものの、グレ20~30cm、ウマヅラハギ30~35cm、タカベ、サンバソウがポツポツとヒット。
本命のイサギは釣れなかったものの、これはこれで楽しい。
しばらくすると体力が回復し、潮も動き出したのでプラッギング&ジギングを再開しますが、やはり何もなし。
何もないまま夜の部に突入し、クエを狙いながら虫ヘッドでイサギを狙ったところ、イサギはポツポツ釣れるものの、クエはエサ取りすら反応なし。
上野さんが食べる分のイサギを釣った後は、レジャーシートに包まりながら、磯のくぼみに身体を収めて時々眠気で意識を失いながら朝までクエのアタリを待ちましたが、夜明け時に何かエサ取りが当たったのみでした。
翌朝も潮は悪くなかったものの、朝まずめにGT-γ140へ1回だけやる気がありそうなバイトがあったのみ。
かなり厳しい状況でした。
昼食後、眠気と疲労がピークに到達したので、癒しのブレードジギングをすることに。
投次郎40gにSTX-58#4、マスクドスピンMをセットしたいつもの組み合わせで、ボトム付近に潜む美味しい魚を狙います。
5投目。
ボトム付近で「ドン」と何かのアタリがあったものの、フッキングせず。
そのままリフト&フォールで探り続けると、底からしばらく巻いたところで同様のアタリがあり、フッキングに成功。
ガシラかアコウかと思ってゴリゴリ巻いてきますが、かなりの重量感があり、なかなか浮いてくれません。
強く締め込むので、マダイかヒラメかとも思いましたが、根に入るので魚種が絞り切れません。
途中根に入ったまま動かなくなりましたが、6分ほど待つと出てくれ、そこからはショートポンピングで一気にリフトをすることに成功。
上がってきたのは、まさかのマハタ。
70cm近くて4キロちょっと。
ショアからの釣果としては、十分大型ではないでしょうか。
かなり強引なやりとりだったので、46クラスなら曲げられていたかもしれません。
フックをSTX-58にしておいて助かりました。
現金なものでこの1匹で気持ちがたかぶり、眠気が見事に飛んでくれたので、その後は青物狙いに専念しましたが、何の気配もなく、14時に回収となりました。
今回私達はダメでしたが、大森島の北の鼻や舟島ではヒラマサが釣れていましたので、まだまだヒラマサのチャンスはあるのではないでしょうか。
梅雨が明けると、本格的な夏が始まります。
灼熱の夏磯では熱中症の危険がありますので、飲料は必ず余るぐらい用意して、日焼け対策をしっかりと行い、万全の体制で釣行してください。
当日の模様を個人のyoutubeアカウントにアップいたしましたので、よろしければご視聴くださいませ。
■ブレードジギングのタックル
ロッド:foojin-R 100MX
リール:イグジストLT4000-CXH
メインライン:BroadPEx8 KIZUNA 1.2号
リーダー:フロロ8号 2ヒロ
ジグ:投次郎40g チャートバック半ゼブラ
フック:STX-58 #4
パーツ:マスクドスピン M 02リフレクト
担当者2 西浦伸至
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