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2024.05.21

86・キハダ狙いにジグという選択肢

●釣行日
2024年5月5日~6日

●ポイント(場所)
東京都神津島(賀寿丸さん利用)

●名前
担当者2

●使用ルアー/ジグ
撃投ジグストライク200g、ストライクプロ200F

●使用フック/サイズ
ジガーミディアムロック9/0、STX-68#4/0

●魚種/全長(cm)
キハダ16kgぐらい

今年もキハダフィーバーに沸く東京都神津島。
4月にチャレンジした時は自らのミスで少ないチャンスを逃してしまいましたが、今回は反省をふまえて万全の態勢で臨んできました。

せっかく伊豆半島まで行くのでそちらの磯も楽しもうと、5/3の夜には南伊豆に入り、5/4は大瀬の沖磯で虫ヘッドでイシガキダイ、静ヘッド+ジャスターシャッド+一手シャフトブレードでアカハタと遊んだ後、夕方に下田入りして帰港する賀寿丸さんに挨拶&情報収集しようとしていると、前回釣行時に56kgのBIGキハダを上げていた神津島のエキスパ三小田さんと偶然港でばったり。
情報交換することができ、諸事情で単独釣行となったとのことでしたので、翌日は同礁させていただくこととなりました。

5/5は三小田さんとオネイモ3番に上礁。
潮は左から右への激流。
釣れそうな気配がムンムンです。

開始してすぐにマイクロベイトを追ったカンパチらしきボイルが辺り一面で多発。

1回だけポッパーにバイトはあったものの、基本的にはマイクロベイトを偏食しているようで無反応。
流れ藻が多く、流れ藻の下にはカンパチが付いており、その中に逃げ込むベイトをまるで雷魚のように藻の中で捕食する様は、なかなか見られる光景ではないので楽しめました。
後で聞いた話では、潮上側の磯でカンパチを小型ルアーで狙っていた方は爆釣だったそうです。

ジグ、ポッパーをローテしながら投げ続けていると、良さげな潮目が接岸してしばらくすると潮上の方にキハダがヒットし、その直後、私を通り越して次は三小田さんにヒット。

18kgのキハダ。
一瞬のチャンスを逃さずキャッチされていました。

時合いは一瞬でしたが、この日はとにかく魚影が濃く、足元にはイサギが群れ、時々ムロアジが回遊し、流れ藻の下にはカンパチの姿を多く目撃し、生命感の多さにモチベーションは常に高く、キャストを続けるのが楽でした。

キハダのボイルははるか沖に時々あるものの、なかなか接岸しませんし、一瞬近くに寄ったタイミングでは食わせられなかったりで、この日私は恐らく祇苗島で一番投げていたと思いますが、キハダのバイトは得られず納竿となりました。

泊まりでの釣行でしたので、軽トラに乗せていただいて宿へ。


宿では大阪から来られていた泳がせ釣りの方と、スーパーで買った総菜とこの方が釣ったサバと釣り談義を肴に晩酌を。
これも釣り旅の楽しみの一つ。
良いお話を沢山聞かせていただきました。

 

翌日は大阪、兵庫から来られていたお若い方2名のグループとご同礁させていただくことに。
磯はキハダの1級磯ヒラダン。
前日、前々日にも複数匹釣れているので期待しかありません。

南の爆風&南東からの激流で釣りづらいものの、轟々と流れる本流にきっとキハダは回遊してくるはず。

まずはポッパーメインで攻めるものの、潮目外側の本流に向けて投げると、高い足場+横風+激流で上手く操作できません。

こんな時はミノーが効果的なので、ストライクプロ200F+STX-68#4/0+キャスティングシールドリーダー80号を投げていると、隣りの磯の人がヒットした直後に本流から潮目に入った付近でドスン。

足場は良くないので、いつものようにドラグはやや緩めですが…ヒットしたキハダは激流に乗ってしまい、それほど大きくはなさそうでしたが全く止まりません。
徐々にドラグを締めていくとやがて止まってくれましたが、恐らく100m近く走られてしまいましたので、寄せるのに一苦労。

ギャフ打ちを手伝っていただき、ランディング。
ボガ30lbを振り切っていたので、16kgぐらい?でしょうか。
目標としているサイズではありませんでしたが、とにかく釣れてホッとしました。

キハダの処理が終わった頃、同礁の方にもヒット。
ダイビングペンシルの着水ヒットとのこと。
初めてのショアキハダとのことでとても喜ばれており、ランディングをお手伝いできてこちらも嬉しくなりました。

キハダの跳ねやボイルは見えませんが、時折遠くで鳥山が発生しています。
この付近のベイトはイワシと船長から聞いていたので、恐らくイワシの群れがいるのでしょう。

鳥山に少しでも近づけるため、ジグでのアプローチをメインに切り替えました。
撃投ジグストライク200gにジガーミディアムロック9/0をセット。
撃投ジグストライクはロングジグにありがちなキャスト時のふらつきがなく、逆風、横風でもまるで矢のように風を切って飛んでくれるので、このような状況にはぴったりです。

表層を意識してフォールは5~10秒。
横引きを意識したワンピッチジャークで、水面まで巻き上げたらまたフォールの繰り返しで攻めます。

しばらく攻めていると、表層でキハダらしきアタリがありましたが、残念ながらフッキングせず。
恐らく後方からのバイトでしたので、すぐにリアに同じくジガーミディアムロック9/0をセット。

轟々と激しく潮が流れるなか、投げ続けていると、ミノーでヒットした時のように本流から潮目に差し掛かった付近でアタリ。

すぐにフッキングして巻いてくると意外とすんなり寄ってきたので、油断してゴリゴリ巻いてくると足元で急に走られて身切れ。
バラしたのは悔しいものの、狙い通りジグで食わせることができたのは嬉しいこと。

その後、もう一人の同礁者の方もキハダをキャッチし、全員キハダのキャッチに成功。

そして納竿の少し前、ピックアップ寸前にヒットしたカンパチをポロリして、今回の神津島遠征を終えました。

4月に比べると全体的にキハダのサイズが落ちていましたが、相手は回遊魚なので今後どうなるかわかりません。
もしキハダの回遊が続いていれば、このチャンスにぜひチャレンジを。
ショアからキハダが狙える機会はなかなかありません。
相手が相手だけに万全の装備、そして安全第一で挑んでください。

 

担当者2 西浦伸至

2024.05.21 09:04 | Categories:撃投釣果投稿
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