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2024.08.30

281・自分が選択した手段やプロセスで釣れた嬉しいヒラマサ

●釣行日
2024年8月24日

●ポイント(場所)
山陰海岸ジオパーク沖磯

●お名前
鬼塚R吉

●使用ルアー/ジグ
タロリン150F/撃投ジグ65gスローゼブラ

●使用フック/サイズ
パワー青物2/0、他社フック

●魚種/全長(cm)
ヒラマサ56-58cm

●釣果コメント
山陰但馬の灼熱沖磯へ
師匠のホームで久々のサシで釣行

案の定、渡船利用客は2人のみ
こんな暑い日に沖磯に乗るのみならず
5時から17時まで12時間も沖磯でやろうなんて
馬と鹿のコンビで出航
船長もかなり呆れ気味

港では涼しく秋の移ろいを感じられ
今日は余裕かと思いきや、沖磯に乗ると一変
地形影響なのか風もなく湿気が押し寄せる

過去何度も乗ってきた沖磯だが
よくよく考えるとこの磯の灼熱率は
かなりの頻度に及ぶことに今更気付く

船着きからポイントまで
撃投タフクライムバッグを背負いながら
水分満載の重いクーラーとロッドケースを運び
既に汗だくで塩を吹きながら準備開始

夏の定番ベタ凪鏡面ではなく
ウネリと小波が残っており雰囲気アリ
何度沖磯に乗っても海に立ち向かった時と
一投目の高揚感は衰えない

トップから投げ始めるとプラグもしっかり
本流方向に流されるぐらい潮も効いてる
2投目で手前のカレントでバイトするも乗らず

そのまましばらく
友人が制作する珠玉の扁平ルアー
タロリン150を投げてると
沖合でスプラッシュバイト!
その刹那、竿に重みが乗る

2年ほど前に導入したベイトタッコーで
ようやくの本命ヒラマサを確保
この時期の60cmにも満たない小政ですが
LDではなくスタードラグのベイトタッコーですが
自分が選択した手段やプロセスで釣れてくれたのが
嬉しくて仕方がない
しかも本命入魂は知人制作のタロリン150で
嬉しさも二乗に

釣れないどころか反応すらないのが
当たり前のこの釣り
釣れる釣れないのはほとんどがお魚や環境任せ

しかし釣り方やタックル、ラインシステムや
ルアー種類やサイズ、カラーなど
手段や手法などのプロセスや、釣るまでの
準備作業だけは人が好き勝手に選べる領域

これがある意味面白い
選択肢が多岐に渡る割には
答え合わせの機会がほとんど無かったり
答えがその時々で変調するのがおもしろい
なので迷う。なので終わりがない
それもオモシロイ

プラグで釣れたので次はジグで狙ってみる
タックルはこの時期の小政用に調達した
PE1.5号対応可のLSJタックルで

新しいタックルなので
基準にしてる撃投ジグを取り出し
65gスローゼブラを装填して一投目

カウント30ちょいかけて
潮の強さ見ながら着底させて
LSJタックルの調子をみながら
これまた基準の1ピッチジャークを開始

やっぱりライトでこの水深だと65gでも
ベリーまでかなり曲がり込むなぁ…とか
シャクリ幅や速度、強さを調整してると
8シャクリ目でジャーク強制中断
普段じゃありえないぐらいバットから曲がる

根掛かり?
8シャクリ目で?
と、違和感を感じてるとティップを通して
青物らしい魚信が伝わってくる

へぇ
魚掛けてもここまで曲がるんだとか
曲げたままリールもまだこれだけ巻き込めるとか
しっかり曲がりこんで追従するからバレる気が
しないとか
LSJならではのやり取りを堪能してると
上がってきたのは同サイズの小政
まさかの一投目でLSJタックル入魂

こんな意外性や偶発感もこの釣りに沼るツボ

その後ベイトタッコーでも
撃投ジグ65gスローゼブラで小政を1尾追加

同行の師匠も昼前に撃投ジグで小政確保

その後はダツの猛攻やシイラの回遊があるも
ヒラマサの反応は乏しく、灼熱の太陽の陽が
容赦なく降り注ぐ中、水分補給と適度の休憩を
挟んで17時まで磯でなんとかやり切りましたが
師匠と2人でペンペンとモジャコのみ追加で終了

こんなアホな釣行に誘ってくれる人と
こんなアホみたいな釣り一緒にやれる事と
こんなアホみたいな非効率を楽しめる自分

何でこんな趣味に辿り着いたのか
これもまた答えがないからおもしろい

2024.08.30 08:53 | Categories:撃投釣果投稿
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