プラグのフック再考
●釣行日 :2016年10月まで
●ポイント(場所):五島、男女、天草周辺
●氏名 :上津原 勉
●使用ルアー/ジグ :撃投ジグ125g 撃投レベル80g、ロックダイブ、別注ヒラマサ220F、ヘッドディップ175F、自作ポッパー200mm、自作ペンシル250mm
●使用フック/サイズ:STX-58 1/0.2/0.4/0 ロック 9/0,3/0 シワリ6/0.5/0 SJ-41 7/0
●魚種/全長(cm) :ヒラマサ、ヤズ
●使用タックル :
ロッド:COLTSNIPER XTUNE S1006H/PS、S908XH
リール:STELLA SW14000XG
ライン:撃投PE5号、PE6号
リーダー:ナイロン90、100LB+フロロ100LB
ちょっと前の事ですが印象的だった事をお伝えさせて頂きます。
今年は1時間降水量が100mmを超えるとんでもない雨を経験しましたが、磯にいて1時間降水量6-7mmの雨に数時間うたれ続けると、レインギアなんか関係なくずぶ濡れになります。
そんな雨の中キャストし続けていたペンシルにジュボッと突然ヤズがヒット。
全体ずぶ濡れでグローブの中はぐちょぐちょ。手の平の表皮は白くふやけていました。
グローブを絞り、白くふやけた素手のままでキャストしていると、人差し指のふやけた表皮がパズルのピースが外れる様にキャスト毎に無くなり、真皮が露出していきます・・・
人差し指にはナイロンリーダーを掛けていましたが・・・改めて、雨天時のグローブの重要性を認識しました。
そして晴れた天気のいい日、シーバス用から220mmペンシルまで30個以上の様々なプラグを2-3キャストで交換し続けて、魚の反応の違いをみていた時の事です。
待っていた当潮がスピードを増してくると、上記のヤズが咥えたプラグのみにヒラゴの反応が集中して現れ、同じプラグの異なるカラーにも全く反応しない状況に遭遇しました。
メッキカラーのみに反応して追って来ますがバイトはしません。
ただ、プラグに出た後にすぐジグを投げると簡単にヒットしてきました。
この時はジグへの反応が良く、ヒラゴ6本とヤズ1本でしたが、ジグの種類にも反応の偏りがありました。
しかし、ロックの刺さりの深さはいつも通り安定してます。
この時はロック9/0でヒットし続け、イサキまでヒットしました。
話はそれますが、この時一回やって見ようと思っていた事をようやくやる事が出来ました。
ヒラマサポイントでこの仕掛けにこのエサをつけて投げるには、精神的な余裕が必要でした(笑)子供の頃から慣れ親しんだ仕掛けとエサを投げたら何が釣れるだろうと前から気になっていたのですが、1投目、着底後すぐに当たりが有り上がってきたのはこれ。
やっぱりベラは針を飲むなぁとか、チヌのフカセ釣りをしていてチヌ針5号以上にするとベラに針を飲まれなかったなぁとか、ササノハベラが突然アカササノハベラとホシササノハベラに分かれたなぁとか、丸セイゴと流線とカレイ針の世界観に突然現れた「ビッグサーフ」が衝撃的だったなぁとか、いろんな事を思い出し帰宅後ジグの補充ついでにWケン付のチヌ5号と仕掛けを即買いです(ビッグサーフも探したんですが見つからず・・・)。
そして10月上旬に男女へ。前線通過により出船時間がずれ、出船までの待ち時間にいつもお会いする方々にご一緒させて頂きとても貴重な時間を過ごさせて頂きました!お誘い頂き有難うございました!
この時は時化ていてサイズがあり浮力のあるプラグに反応がよく、別注ヒラマサ220mmと自作ポッパー200mm130g、自作ペンシル250mm150gのローテーションにヒラマサがコンスタントに反応してくれました。
6kgクラスまででサイズはバラバラでしたが、13発ヒットし、掛っていないフックを掛けようと磯際で魚を回したり色々やっているうちにポロリで、結局6キャッチ。いろいろ試せたのでまあ良しとします。
この時は58-4/0を使用していましたが、吉成さんのSTとSTXの組み合わせ・・・改めて考えさせられました。遊んでいるフックを磯際で掛けようとしてもなかなか掛らないこともあり、帰宅後久々にSTを即買いです。
ダイビングとスキッピングのコンビネーションで食わせる事も多く、リヤフックのみにフッキングすることも多々ありますが、フロントフックのみに掛かって来る事も当然多く、どっちをSTにするか悩みます。
この時至近距離でテールフックにヒットし暴れまくっていた5kgくらいのヒラスを動きが落ち着くまで磯際で回していた時の事、一回り大きなカンパチ2匹がヒラスの下にすっと現れました。
そして、バフッというカンパチの吸い込む音と同時に水面爆発でふと見るとフロントフックにカンパチヒット!暴れるうちにヒラスがフックアウト。カンパチが横になり水面でじっとしている・・・と思ったら凄いパワーで突っ込まれ、2回目の突っ込みが止まったところでフックアウト・・・
なるほど、ダブルヒットしたら2匹目用の合わせが必要かもです(笑)
夜はイワシ餌のウキ釣りでアラヒット。ウキ釣りではウツボがあたりません。
ロック3/0にナイロンハリス18号のライトタックルでラッキーでした。
離島遠征はどうしても睡眠不足になりがちで、疲労に加えて事故を起こさない様に磯の上で気を遣い緊張状態が続く為か、私自身頭痛になることしばしばあります。
それでも夕マズメは気が済むまで投げ倒したいので、トレーニング時に使っているサプリの力も借りつつ、
薄暗くなってきた夕暮れ時に「しんどい・・・」と独り言を言いながらキャストを続けていると、自作ポッパーが磯際まで来た所でドバーン!という音と共に腹部から尾鰭までが水面から飛び出したあの魚。でかかった・・・。
翌日回収後に船長から「どうにもならんようなやつは当たらんやったと?」と聞かれました。
次こそ釣りますばい!
長くなりましたので、また改めさせて頂きます。
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