スランプを打破すべく
●釣行日 :2017/5/27~5/28
●ポイント(場所) :男女群島
●氏名 :佐藤禎一
●使用ルアー/ジグ :撃投ジグ125g、撃投ジグハイパー150g
●使用フック/サイズ:JF-36 7/0、9/0
●魚種/全長(cm) :ヒラゴ、ネイリ、カンパチ小
ご無沙汰してます。今季初投稿です。
あじか磯釣りセンターさんにお世話になって、男女群島へ行ってきました。
実は、2017年になって釣りには結構行っていましたが、なかなか本命が釣れず、
お土産確保にも難儀するような釣りが続いてます。
4月初旬、浜吉丸さんで濃霧の日帰り隠岐島前へ。七類で担当者2さんとバッタリお会いし、
自分達は舟島へ上がるも青物のアタリ無く、ショアラバでソイ釣ってで終了。
そんな中、ホトケに上がられた担当者2さんは見事本命を仕留められてました。
GWは天候悪く鹿児島へ遠征を計画していましたが目的の渡船が欠航となったため、
平戸まで大移動。丸銀さんにお世話になって上五島へ。
同行者がヒラマサを釣る中、自分はポッパーにミスバイト1回のみ。
ショアラバでアカハタ釣って終了。
こんなスランプ気味の状況を打破すべく、単身男女群島へ。
夜明け前の4時にブラッヘラクレスのホースヘッドが着けられたのは真浦の一番。
昨年の秋に落水しているだけに、滑る足場に最新の注意を払いながらタックルをセット。
夜明けとともに先ずはポッパーから投げ、ダイペン、ミノー、ジグとローテーションを組んで投げますがノーバイト。
この賃貸ムードを打破したのは撃投ジグ125gのピンクグロー。
満潮潮止まり直前に中層でヒット!引きの感じからヒラマサかカンパチだと思いましたが、サイズは小さそう。
PE5号タックルなのでグイグイ寄せて抜き上げたのは予想通りのヒラゴ。
サイズはどうあれ今季初物は非常にうれしかった。その後直ぐに見回りの時間となり瀬換え。
今回も磯は全て船長におまかせしました。
次の磯は残念ながら名前を忘れてしまいましたが、目の前を水道が通っており潮通しはバツグンなところ。
下げの潮が走りだすと正に川のような激流となり、プラグはもちろんジグもガンガン流されてなかなか難易度が高い。
が、魚はいるようで、つがいのシイラやヒラマサがダイペンを追いかけてきたり、ミノーにネリゴの大群追いかけてきたりと
熱い状況が展開されますが、あと一押しが足らないのかバイトまでは至らない。
ルアーを引くスピード、ジャーク幅などを変えながら投げ続けましたが食わすことができませんでした。
ここでは唯一ネリゴを撃投ハイパー150gで釣ったのみ。
14時の見回りで下の赤瀬の西側へ。
回収までここで粘ることにしました。沖の赤瀬との水道筋を重点的に攻めてみますが、噂通りの激流に大苦戦。
ジグは根掛かり、プラグはアッという間に流されて攻めたいポイントを通過していくなか、
干潮の潮止まりに向かって潮が緩み始めたのをジグの抵抗で感じていた時に待望のヒット!
掛けた瞬間からガンガン走る感じでカンパチと確信。
根に入られないようにこちらも強気で巻きます。
テンションが抜けないようしっかりとロッドで溜めながら浮かしてきたのはカンパチ小(笑)。
思ってたよりサイズが・・・
最後は躊躇なく抜き上げて御用。
相変わらず引きの強さとサイズがマッチしない魚だと思います。
が、今までネリゴしか釣ったことがなかった自分にとって、小さいながらもカンパチサイズだったので嬉しい!
その後直ぐに夕方の見回りとなったので、カンパチを〆て船のクーラーへ。
配給ご飯を受け取って腹ごしらえ。疲れた体に漬物の塩分が効きます。
ご飯をかっ込んで日が沈むまで投げ続けましたがアタリなく、この日は終了。
夜はちょっとだけアラを狙うも安定のウツボで終了。
早朝にかけて潮が上がってくるので、荷物を一段高いところまで移動させ、
まるで「ここで寝てください」と言わんばかりのベストポジション
(海面から高く、広くて非常に平ら)に寝袋を敷き、ライジャケを枕に寝床を確保。
この日は晴天だったため満点の星空を眺めながら深い眠りにzzz。
翌日は4時起床。よほど睡眠が深かったのか目覚めはスッキリ。
朝の見回りで配給ご飯を受け取り、朝カレーで気合いを入れて相変わらずの激流と真っ向勝負!
太陽が顔を出すか出さないかぐらいから沖でマグロが飛び始め、
こちらのテンションも否応なく上がり、キャストする手にも力が入りますが、残念ながらここちらの射程距離には近づいてきませんでした。
それでもはぐれたヤツが回ってくることを期待して投げ続けますが無念のタイムアップ。
回収時刻となりました。
自分は最初の方に回収されたので、その後他の方の回収を手伝いながら状況を聞いてみると全体的にシブかった様子。
しかし、そんな中良型カンパチやヒラマサを仕留めている方もおり、自分の腕の未熟さを改めて感じました。
帰りの船内で爆睡し、あじかさんの風呂でリフレッシュ。
事務所で魚の天ぷらとゆで卵(ウマ過ぎて5個完食)を食べながら、常連の底物師さんと話をしました。
底物師さん曰く、最近磯のルアーマンが急激に増えてきているが、あきらかに磯に行き慣れていないルアーマンが多く、
非常に危なっかしいことろが散見されるとのこと(昨年は瀬渡し中に岩で滑って落水する人もいたとか)。
また、ルアーマンの荷物は数は少ないが1個が非常に重い場合が多いため、もう少し小分けにした方が良いという意見も頂きました。
たしかに男女群島となると、1個が100gを超えるルアーが主戦力になることが多く、ついバッグに数を詰め込みがちです。
自分もあてはまるところがあり、今後は注意しようと思います。
そんなことはない!と気分を害される方もおられと思いますが、今後の参考になれば幸いです。
そんな危険と夢が詰まった男女群島、もう少しすればマグロの寄りもよくなりそうなので、休暇と資金を工面(これ大事)して再挑戦したいです!
※毎度のことですが海ガメ見ました。今回はドラゴ○ボールにでてくるようなサイズのヤツが流れに逆らって泳いでました(笑)
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