【担当者より】・もう一つの目標
いつも撃投サイト、ご覧くださる皆様、そしてレポートくださる皆様、ほんとにありがとうございます。
撃投サイトにもインターナショナルの風が!
まさかルースターフィッシュとかが投稿いただけるとは。
なんかすごいですね。
驚きとともに
ありがとうございます
( ^-^)ノ
さて、これを書いているのは9月5日火曜日の夜。
釣りから帰り風呂から上がったところでスマホで書いてます。
今日は代休を取得し、午後からは、またもや近所の防波堤にてジグを投げてました。待望の平日。格好の降水確率100%.
雨も降り、人も少ないだろうといそいそと出掛けましたが、
平日とはいえ青物狙いのアングラーの多いこと(驚)。
ここから先は 場合によってはスルーしてください。長文になります(笑)
兵庫県明石市の海峡部でのツバスハマチ釣りについての続編で、とても長文になりますのですいません。
数日前の撃投サイトでもわたしの地元、兵庫県明石市の波止でのツバス、ハマチ釣りについて書かせていただきました。
小型の青物相手に、なにをそんなに意気込んでいるんだ??と
思われるかたもいるかもしれませんが
もう少し書かせてください。
「全バイト全掛け」
「全バイト全ランディング」
それが目標だと、ひとつ前の「担当者より」で書かせていただきました。
あともうひとつ、忘れていましたが
目標があります。
それは「ひとりで取り込むこと」です。
抜きあげるにしても、タモで掬うにしても、ギャフで掛けるにしても、必ずひとりで最後まで完結することです。
いまの明石海峡の平均的なサイズは40センチ。100グラム表示の棹なら、勢いよくやればなんとか抜けるサイズ
しかし、もう秋、魚は小さくても40センチを超え丸々してきています。あとひと潮、ふた潮で150グラム表示の竿でも
抜きあげにはすこし躊躇するようになるでしょう。
フックによって引き裂いた
ハリ穴が、抜きあげには心配になりますし、魚の自重も増え、身切れ口切れも不安です。
書いたように自分なりの目標で、全バイト全ランディングを目指していますので、安易に抜いて、バラシたくない。
足場はテトラ。そこから上の堤防平面に抜きあげるのです(このときは、ハリの掛かりどころを目視で確認してから、自分が水面と堤防の間のどのストロークのところに立つのかをポジションを確認して、抜きあげに適したティップから魚までの長さなども気を配ります)。
魚は小型でも、抜くのが無理だなと思ったら、タモで取り込みます。
すこし話はそれますが、小さくてもタモで抜くには理由があります。
小さくても「ひとつの命」です。不要に血管を傷つたままバラしたのでは、意味のない殺生になります。テトラの隙間に落ちて死なせてしまうことは特に避けたいと思っています。
ちゃんと取り込んで、まず脳から締めて、エラを切り、血を抜いて絶命させるようにしています。
タモは手元にあるとは限りません。
だからといってカッコいいネットを背中に背負うのは、なんというか湾岸シーバスのようにファッショナブル過ぎで、自分なりの「青物感」とはすこし違います。
丸くてデカいタモと昔ながらのタモの柄がいいのです。(これはわたしなりアホなのこだわりですので、カッコいい背負い系のタモの皆様ご容赦を(苦笑))
魚とやり取りしていると、「掬いましょうか?」と親切で声を掛けてくださるかたもいます。
けれど
「全バイト全掛け」
「全バイト全ランディング」
「最後までひとりで掬う」
が自分内目標です。
遠慮させてもらうようにしています。
数歩離れた場所に置いてある、タモを人様にとってもらうことは、自分の納得感的には、あり得ないこと。
自分でタモを手に取りランディングの準備をします
魚がジグについたまま、テトラの上を移動してタモをとり、魚に備えるわけです。
勘の良い方ならお気づきかと。
ここでも、ハリのタイプや設定が大切なんです。
タモを手に取るために、すこしスタンスが変わります。視線はタモを見て、足元を見て、竿は一瞬片手です。
適正なテンションを魚に与え続けることはできません、数秒の「恐怖のノーテンション状態」を生みます。
このノーテンション状態、フックオフが発生しやすいところです。
ここは、「それでも魚はハリからハズレない」と信じ込める自分なりの、フックシステムでなくては、完結できないころでもあります。
わたし内の3つの目標
【関知できる全てのバイトを、全て掛け、その全てをひとりでランディングする】
全てのバイトを丁寧に
全ての魚を一尾一尾、丁寧に。
それを完結するためには、ハリ選びは
極めて、極めて、超絶キモです。
シワリ
ホールド
早掛け
これの2/0~5/0を多用します。
波止とはいえ海峡ど真ん中に突出する激流帯。
使用するジグウェイトは各種撃投シリーズの60~130が主力となります。
潮がわりの転流で緩むときや、小さい潮で、流れが緩いときは60グラムまで落とすときもあります。
逆に風があって糸がふけすぎたり、潮が走るときは150まで必要です。
ゆえに使用するフックは上記のように2/0~4/0の2本掛けになるのです。
頻繁に使用する80~130のウェイトに、すべて共通で使用できるアシスト寸法をいま自作で追い込んでいて、今日の釣りでおおむね確信が持てました。できました。
多くの種類を持ちたくありませんから、組糸の長さや、内蔵するフロロの張りなどから二種類に絞り込みたいと思っていて、その作業中です。
ほんとに、冗談抜きで長さはミリ単位で
煮詰めてきましたし、
組糸中に入れるフロロの号数や、根付け部分の色、ソリッドリングの径などなど
ほんとに、微細なことを繰り返し試してやってみました。
参考にしていただけるかもしれませんので、また書いてみたいと思いますが、今回は割愛させていただきます。
めちゃくちゃに長いレポートになってしまいます。
そもそもジガーライトシリーズのデザイン意図から話すことになってしまいます。その話になると簡単には終わらないのです(笑)
ジグを操作しているとき、海中にはいつも魚がいることを前提にしています。
魚がジグに着いていて、見切られるかどうかのギリギリにジグがあることをイメージします。そうすれば集中できます。
できるだけ休まずに、竿を置かずにに投げ続けます。
ナブラなどなくても、魚はちゃんといます。オフショアで釣りをしたときは必ず船長に聞きます「食い気のない時間帯に青物はなにをしているんですか?」
遊漁船の船長は海というものを知り尽くしています。そのうえで教えてくれます
「サスペンスドしてたりする」
「じっとしてるなぁ、ゆっくりしてる」
「動いてないなぁ」
そんな感じらしいです。
なにかのスイッチでジグを襲うのだと思います。その、瞬間をとらえたい。
竿を置いてはそれは不可能です。
ことし、そんな経験を何度かかしました。今日もそうです。
潮が止まり、100メートル以上投げて60グラムでも底がとれる。
テンションはスカスカでした。
それにほんのすこし変化がでたとき、筋に入ったとき、一尾めが出ました。
今日の釣りは、納得のいくものでした。
アシストの長さも、操作への追従性も、ノーテンション時のホールドも、スレたた個体へのフックアップ率も、時あいのとらえも、とても満足できました。
昼過ぎからの釣りでしたが、幸い5バイトあり
全てフッキングしました。
しかし、画像を見ていただけるとわかるように、バイトは明らかに渋い。
口先に掛かっていたり、スレだったり
魚も、なにか違和感を感じながら
ジグに反応していることが伺えるフッキングです。
もしアシストフッくの選択を謝っていたら、今日は0尾で終わっていたことでしょう。
自分なりの明石激流系の波止でのスタンダードアシストが見えてきました。
ですから
とても嬉しい1日でした。
残念ながら、掛けた5尾のうち、1尾は、やり取りの途中にフックアウト。
なかなか簡単には達成させてもらえないようです(苦笑)
釣りは奥深いですね。
100メートル先まで、ぶん投げて、
着底したジグを、操作しはじめると、ズン!ときます。
小型ばかりでなく、ブリも、カンパチも、ときにはヒラマサもまじります。
ヒラマサについては
明石、ショア、ヒラマサの検索でまだ出てくると思います。
秋に向けて
めちゃくちゃ、楽しいみです。
キョーレツに。
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