BLOG

2018.04.03

厳冬期の北海道ロックショアゲーム

●釣行日    :2018年2月23日
●ポイント(場所):北海道 積丹半島
●お名前    :中野 哲嗣

●使用ルアー/ジグ:撃投ジグ レベル40g 60g ピンク
●使用フック/サイズ:JIGGER LIGHT 早掛 段差 1/0
●魚種/全長(cm):サクラマス40~45cm

 

長いです。笑

年も開けて、早2ヶ月となりました。
北海道では厳冬期に青物はいなくなる為、狙えるターゲットは限られてきます。
そんな中、このシーズンを盛り上げてくれるのはサクラマスです。

12月の中頃から5月頃まで狙えるサクラマスですが、厳冬のこの時期はサイズが小さく、当たればある程度数が釣れるという釣りです。
オフショアでは、釣果の波はあるものの今年はよく上がっているようです。
この時期にサクラマスを釣るのに抵抗があるルアーマンも多くいらっしゃると思いますが、自分は、美味しい魚を食べたいので、釣っちゃいます。ごめんなさい!

そんな自分も1月に何度か磯へ足を運び、ぼちぼちな釣果に恵まれました。
今回のレポートは2月の釣行を書きたいと思います。

 

2月1日(木)大潮 6:30~13:00
積丹半島でも有名なそこそこ水深のある磯ポイントに入りました。朝から釣り人が15人ほどルアーを投げていました。
パイロットジグは撃投ジグレベルの40gピンク

朝マズメを迎えますが、自分も周りも上がってくるのはホッケばかりで、サクラマスの気配はありません。
ホッケは低層で群れているようで、底まで落とすとかなりホッケのあたりが取れます。
サクラマスは中層から上層にかけてかかる場合が多いので、着水後5カウントほどでワンピッチジャークの繰り返し。
結局朝マズメでは小型のサクラマスがスレ掛かりで1匹のみでした。

11549622665a943a86b410c

 

魚がいるのは確認できたので、周囲が諦めムードで帰る中、キープキャスト。

10時50分ごろの干潮が過ぎた頃でした。
潮の流れる方向が変わり、ルアーにある程度の引き抵抗、風も止み、波も高過ぎず-なさ過ぎず。
これで釣れなきゃ魚はいないと思うほど高コンディションに。サクラマスは応えてくれました。

そこから4連続でバタバタと釣れ、結果午前中で5本という満足な結果でした。

 

2703482365a943a86b48e4

 

全て中層からの竿を寝かせた横方向へ大きめのジャークが効きました。
サクラマス特有のガツンと引ったくるアタリ、寄せてきて浮かせると暴れに暴れるフックアウトの恐怖感。ドキドキとワクワクな数十分間でした。楽しすぎです。
胃袋にはレベル40とほぼ同じサイズのイカナゴとカタクチイワシ。まさにマッチザベイト。体長は全体的に小さく40cm前後でした。

 

4725995065a943a86b50bb

同じ磯の、違うポイントに入った人も4本ほど上げていたようで、全体で10本程度上がっている様子でした。

 

2月23日(金)小潮 7:00~12:30
ショアからのサクラマスの釣果が少し低迷した2月の中頃過ぎでした。
海も荒れてなかなか釣りに行けなかった釣り人も多かったと思います。
今回は、冬季間あまり人が入らない磯へ入ることにしました。(同じく積丹半島)

明るくなり出すと同時に歩き始め、釣りを開始したのはすっかり手元見えるほどの時間でした。釣り人は同行者と自分の2人だけ。
このポイントはかなり深く、潮の流れも強いのでレベルの60gピンクを使います。
前回と同様、低層ではホッケのアタリが多発。しかし魚自体減っているのかホッケも時間とともにアタリが減っていきました。

中層でもホッケのアタリはありますが、肝心のサクラマスはなかなか顔を出しません。
午後になると天候が荒れる予報だったので午前中勝負で投げ続けていると、中層でおっさんジャーク中にサクラマス特有のガツンというアタリ。
早掛のフロントフックにガッツリかかっていました。
この日はこの1匹のみでしたが、胃袋には10cm強のマイワシが。ベイトが変わってました。釣れたので大満足です。

 

今シーズン、毎釣行サクラマスが釣れているのは出来過ぎですが、きっとレベルのおかげです。やはり釣れます、レベル!

タックル
ロッド 10ftシーバスロッドMH
リール シマノ4000番HG
ライン PE1.5号 リーダー フロロ7号

 

■ルアー(操作)について

●フックシステム
自分はフロントに段差フック(早掛orホールド)1/0と、リアに海サクラ用のシングルを2つ付けます。
このシステムだとバランスがいいのか、エビになりにくい印象があります。
昨シーズンはリアフックのみでしたが、バラシが多く、今シーズンはこのシステムでバラシはほぼ0です。
(サクラマス、口がかなりやらかいです)
でも、7:3の割合で口はリアフックに掛かっています。サクラマスは美味しいので、キープ前提でのやりとりになります。
なので、ヒットした後ドラグを緩め、あわよくばフロントフックにも掛けるという作戦が功を奏しているようです。

●操作
パターンはあるものの、この時期のサクラマスはやはりフォールに反応しやすいと思います。
その中で撃投レベルのフォールはかなりの武器になってます。
基本的には中層から10~15回ほどジャークしてまた中層付近まで落とすのが当たるパターンですが、アタリがないときは色々試します。
ですが、この時期はほとんどこのパターンでヒットします。跳ね上げ過ぎず、フワっと操作するのがコツかと。

●ルアーカラー
カラーはサクラマスに関してはピンクを使用することが多いです。
カラーチェンジをしたから釣れたという感じもありませんし、グロー系ではまだ釣れたことがないです。
ブルピンも釣れますが、やはりピンクに反応が良く感じます。
3月に入るとサクラマスも最盛期?サイズが大きくなる分釣るのが難しくなると言われています。
ジグに代わってミノーやジグミノー主体の釣りになっていきますが、60cmUPを目指して頑張りたいですね!

今時期の磯は雪が積もっている分、かなり危険度の高い移動、釣行だと感じました。
寒さも厳しいので北海道のアングラーの皆さんには十分気をつけて、PFD装着を忘れずに釣行に挑んでもらいたいと思います。

早く来い青物、北海道で待ってるぞ!!

2018.04.03 09:28 | Categories:撃投釣果投稿
back
index
投稿はこちら
2024年11月
S M T W T F S
« 10月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
ARCHIVE

ページトップに戻る