GW西日本遠征
●釣行日 :5/3・4
●ポイント(場所):島根県隠岐の島(浜吉丸利用)
●お名前 :糺 和樹
●使用ルアー/ジグ:撃投ストライク85g・100g、ダイビングペンシル60g~150g
●使用フック/サイズ:ロック6/0、ジガーライトホールド5/0、ST56-2/0・3/0、STX58-2/0・3/0、SJ41-9/0
●他使用アイテム:撃投ボディプロテクター、ゲームグローブ
●魚種/全長(cm):なし
ここのところ毎年恒例になっているGW西日本遠征。
今年は5/3~5までの2泊3日での予定を組んでいましたが、まさにその日程で大荒れの天気となってしまいました。
予定していたエリア(隠岐の島・道後エリア)の天気予報を見るたびにガックリ。
いよいよ前日には船長から正式にお断りの電話が入りました。
気持ちは先に磯に向かっていたもんで、さぁ~困った!
どのエリアも出船は厳しそうな感じでしたが、浜吉丸の林田船長が助けてくださいました。
「風裏のエリアで限定されるけどやってみるか?」
とのこと。
どうやら島と島の間でウネリも入ってこず風裏になるポイントがあるようでした。
しかしながら、風裏とはいえ横風等は強く吹くつもりで来い。とのこと。
二つ返事で「行きます!」
乗せていただいたのは松島の東のエリアだったと思います。
七類港を出るや否やあれだけのウネリを受けていたのに確かに波は穏やか。
ただし、左側に見える大森島のケナシはどえらい波を被っているのが見えました。
本当にこのエリアのみ穏やかという状況。
ダイビングペンシルにて一通り様子をうかがうも反応がないためいつもより早めにジグの釣りに移行。
撃投ストライクをセット!
今回はジグをバシバシ飛ばさずに、以前担当者1さんが記されていた撃投ストライクの柔らかいジャークを意識してフワフワと、また、浮遊している間を長めに意識して誘っていた9:00頃、2回目の着底後5シャクリ目くらいでドスン!とヒット!
ジリリッとドラグを出しグングンと頭を振る感触、おそらくはヒラマサか。
気持ち良いぃー!
しかしファイト中に謎のブレイク!
特に何の感触もなくリーダーの途中からスパッといかれていました。
ストライクでのヒット、また、自作アシストフックでの初ヒットだったので喜んだのですがそれもつかの間。
(別の魚だった?それとも瞬殺で根に巻かれた?)
その後反応がなくなりましたが、それでも可能性を求めジグ・プラグともに投げ続けました。
次のチャンスは14:00頃でした。
足元15~20m程のところでダイビングペンシルにモワッと出ましたが針には触れず。
この時は標準セッティングよりも一番手上げたフックセッティング(ST66-2/0→3/0)で、水面下皮一枚下のレンジを引いてくるようイメージしたペンシルへのチェイスでした。
その後また反応のないまま日没。
若干風の弱まった夜は今年から始めたフカセ釣りにて、良型含むメバル多数、グレやイサキ、アジなどを釣り楽しみましたが、カミナリと雨が降り始め不安な夜ともなりました。
翌日はまたまた爆風の中、可能性を探しましたが、朝イチにまたしてもダイビングペンシルに一発出るも針には触れず!
悶々としながら投げ続けましたが結果この遠征ではヒラマサの顔を見ることは叶いませんでした。
両日ともに渋いなかでなんとか誘い出した感はあったのですが…食わせるためのもう一手、何かが足りませんでした。
そして念願のストライクでのヒットはまたしてもブレイクという形で悔しさが残りました。
そんな「もう一手」「あと一歩の悔しさ」という課題をくれた隠岐の島。
またチャレンジしたいと思っています。
今回の釣行、発売したばかりの撃投ボディプロテクターを着用しました。
とにかく軽くてフィット感の調節もでき、良かったです。
実は昨秋、地磯にて波に流される経験をしました。
波が落ち着くのを2時間待ち、30分程ならやれる!と踏んだ20分目でいきなりの大波に飲み込まれました。
ウェットスーツがボロボロに破れるほどの出来事だったのですが、その時も撃投フローティングベスト3が身を守ってくれました。
ほんとに枕大事です。
今回購入したボディプロテクターと共に、永く大切に使いたいと思います。
また、入磯の際に「もし波が来て流されたらどうするか?」ということを言葉に出して確認していたのも咄嗟の時に反応できた要因の一つだと思っています。
今回の隠岐遠征でも時折突っ伏してしまいそうな強風の中、自分の思い通りに出来ないというストレスでイライラしてしまった自分がいるのに気付きました。
自分に自然が合わせてくれるのではなく、自然に自分が合わせていけなければならないと強く反省しています。
また、乗船の際、ボディプロテクターを着用している方や撃投フローティングベストを着用しているルアーマンの多いこと!
西日本のルアーマンの熱さを感じた瞬間でした。
私も情熱を持って可能な限りチャレンジしたいと思います。
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