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2018.10.23

【担当者より】・唯一ジャンプした魚

いつも撃投サイトの閲覧
またレポートくださる皆様
誠にありがとうございます。

本日も出張先で昼飯のチャンポン
が運ばれてくるまで
レポートを拝読し、これを書いています。

ここ2~3年は、東北エリア、
北海道エリアからレポートも
増えてきました。

わたしは、東北や北海道で
ジグをしゃくったことがありませんから
海や磯の雰囲気などは、いただく
レポートから感じ取ることが
でき、いい感じです。

 

千葉さんのレポートにもありましたが、フックはロックとのこと。
ロックの特徴は以下の通り

①貫通したあと魚の重さがかかる
部分のみ丸軸(プレスなし)だから
魚の肉を引き裂かない

②魚の重さがかける部分のみ「平面(線)」で魚肉にかかる負荷を
分散します。これも引き裂かないためです。

③でかいカエシ。貫通した魚が
ハズれ難くなります。
カエシは気休めとはいえ、比較的硬い肉質を貫いたときはやはり
安心感があります。

④太め設定で、強度があります
から、ガチなショアタックルでやりあえます。

⑤ハリ先は、通常より約15%、ロングテーパーです。軸がミディアムクラスで若干太い分
どこに掛かっても速やかな貫通を
目指したかったからです。

上記のようなことから

1、掛かる

2、貫通する

3、負荷をフトコロで受け止める

4、ハズレ難い(バラさない)

という流れを目指したものです。

近日、11/0 13/0というsizeを
追加します。
(一足お先にご覧下さい。紹介画像はそのラフです。)

1540271421952

 

磯は
タフです。

我々には
弱らせて取り込む、なんて
暇はないことが多い。

まだまだ元気なうちに
魚は磯際に寄せてくる
サラシにもまれ
激しく暴れ

ときには
青物なのに、ジャンプまでして
抵抗する魚もいる。

 

1540271477167

 

激しく抵抗する魚を
抜きあげたり
ズリあげたり。

ハリにも、それなりの
なにかがいるのだと思って

数年前にああいうものを
形にしました。

「ロックはハリを外すときに外しにくい」

ときおり、クレームなんだか
誉め言葉なんだかわからない
そんなお話を聞かされます。

11/0 13/0の紹介文で、頭に浮かんだキャッチコピーは

 

「ラフファイト上等!!」でした。

 

ぜぇぜぇ
息が切れるようなファイトを
存分に堪能してください。

 

★補足

サラシでの魚は
今年春の男女でのものです。

ずいぶんな数を釣ってきたつもりですが

自らジャンプまでして、抵抗した
魚は唯一、このときの魚だけです。
しかもジャンプ、二回したんです。青物なのに
虹鱒のように、ジャンプして。

さすがに、口は切れ
彼の口からは鮮血が溢れていましたが
ハリは外れずに済みました。

そのあと
丁寧に血管を切断し
クーラーに納めました。

激しく、特別なファイトが
忘れられない1尾でした。

 

魚は、どれも似ているけど

人と同じように
1尾1尾に個性がありますね。

 

チャンポンきてるので
麺が伸びるまえに
食べます(笑)

2018.10.23 14:58 | Categories:担当者より
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