【担当者より】・昨日のレポートへ
localanglerさん
あの札幌フィッシングショーのとき、ファクトリーホールの周りは真っ白な雪が
積もってましたよね。
それでも、北海道はもう夏の気配。
積丹のブリがlocalanglerさんの
操るジグにバイトしてくるのも
そう遠くないんでしょうね。
ファクトリーホールにいく数日前、わたしはちょうど積丹の手前、余市から小樽に引き返す道すがら
海サクラをジグで狙うアングラーを国道沿いの海岸で目撃しました。
手持ちの営業用サンプルが
一本あったので、それをお渡ししたところ
早速使ってみるとおっしゃって
足元で引いて動きをチェックされました。
ひとこと
「これは食うね」
そのあと、嘘のようなほんとの話ですが
釣れたんです。
なんか、あの目撃は
すごく感動しました。
その人は、
「これは小さいから、、」と苦笑いして、逃がしました
後ろには雪が積もる海岸で、なにげに手袋を脱いで、わざわざ手を冷たい水につけて、濡らして
素手でフックを外して、逃がしたんです。
あのとき、感嘆しました。
「 さすがトラウト王国 」
魚の肌は、人が素手で触っては
火傷です。
まず、手を濡らし
自力で泳げるようになるまで
エラに水流を導く
そういう一連の所作が
なにげなさすぎて、自然すぎて
印象に残りました。
わたしよりも年配の方でした。
夏の波止で青物を釣って
焼けたコンクリートに魚をおいただけでなく
乾いた手でつかんで、水に
戻し「リリースしました」と笑顔でいい放つアングラー。
そういうシーンを見ることも、珍しくなくなりました。
魚の肌と、焼けたコンクリート。
それがどういうことかを知らないから、
悪気がないんでしょうね。
それが、「魚を捨てただけ」とは気づいていないのかも知れませんから。
それゆえに尚更の感服でしたですね。
もうすこし、自分の話をしても
いいでしょうかね?
当時、わたしはフライロッドを積んで
バイクで北海道にいってました。
稚内からオホーツク街道を下り
網走だとか斜里だとか、もちろん
知床、羅臼、野付だとか
霧多布岬のキャンプ場とか
シラルトロ湖キャンプ場とか最高ですね。
朱鞠内、養老牛、まぁ、印象に残るところも多いです。裏摩周も下りました。然別のキャンプ場もよかった。キャンプだけなら大沼も居心地よかったですね。
わけもわからず片っ端から走り、釣ってました。
もう33年前です。
当時は海に向かってルアーを投げるなんてのは、本州でも一部の人だけが楽しんでた感じでした。
ましてや、北海道に滞在してた40日で、一人もお見かけしませんでした。
いまは昔、、という感じがしますね。
画像は、余市から小樽へ向かう道でで目撃したときのものです。
ジグは、北海道東北特別色
エアロ40グラム
バックウォーターサンセット。
当日は爆風でした。
風の強いときは、引き抵抗が軽すぎるとラインがフケすぎて
どこがカレントかわからない。
レベルには無理。
ノーマル撃投は弱風までならいいけど
あそこまで爆風だと、ジグが抜けてくる。アンカーが弱い。水の重さがわからない。
ラインが張らなければ、アワセも効かない。
飛ぶだけでは、ダメで、
水をつかむ「アンカー効果」
ぶっ飛んで
水を掴んで、糸を張って
早巻きに耐えて
細身のシルエットで食わせる
それが必要だったと思います。
あの状況はエアロじゃないと
無理でした。
わたしは横で見ていただけでしたけど、いろいろめちゃくちゃ印象的でした。
あのワンシーンは
忘れられないですね。
localanglerさん
会場まで、ありがとうございました。
レポートもありがとうです。
次レポートいただくときはぶりですかね?
楽しみにお待ちしています。
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