目の前に近づくナブラ
●釣行日:2019年6月2日
●ポイント(場所):北海道 後志の地磯
●お名前:中野 哲嗣
●使用ルアー/ジグ:撃投ジグノーマル105g、ダイビングペンシル、撃投ストライク85g
●使用フック/サイズ:ジガーミディアムロック6/0、STX58-2/0、ジガーライト段差早掛3/0
●魚種/全長(cm):ブリ90cm、ヒラメ55cm
今年、北海道のショア青物はどうなるんだろう。なんて思いながら、去年の不振もあり、不安と期待に心踊らされ、ついに6月に。
2週間ほど前から、定置網にまとまった数が入ったり、オフショアで少ないながら上がったりしていたので、そろそろと思い、いつもの仲間と2人で後志の磯へ行ってきました。
潮は午前4時過ぎに上げ止まり。
大潮でしたが、北海道の日本海はあまり干満の差が大きくないので、潮当たりのいい岬の先端へ。
3時半にはポイントに到着し、早速ノーマル撃投105gで潮をチェックしていると、中層でのジャーク後のフォールで良型クロソイが顔を出してくれました。
その後も投げるたびに50cm近くあるクロソイやアブラコ(アイナメ)がヒットし、仲間も撃投レベルで良型を連発していました。
あまり続けても虐待になるので、潮の動きもわかったところでダイビングペンシルにチェンジ。
手前では小さなベイトが湧いています。
すると朝日とともに、遠くにかなり大きなナブラが!しかもこっちに向かって移動している…!!
緊張と興奮で高まる気持ち。
仲間のルアーにチェイスがあり、ブリと確信!惜しくもバラしてしまいましたが、デカそう。そして自分にもその瞬間が……
ナブラにルアーが届き、ジャークを入れると大きく水面が割れ、しっかりとフッキング。
パワーファイトで寄せると大きな魚影!
信頼のSTXでのヒットだったのもあり、そのまま強引に磯へと抜き上げ、無事キャッチ出来ました。思わず仲間と、ヨッシャー!!と叫んでました!
その後も何度かナブラが近づいて、もう1度ヒットまで持ち込むも、さらにデカかったのか、かかりが悪かったのか、うまく浮かせられず、手前でフックアウト。
まだまだ修行が足りないと思い知らされました。
この日は1日中ナブラが起きていて、たまにキャストレンジに入ってくるという様子。
追われているベイトは小さいようで、仲間がジグをナブラに通しても反応が悪く、その分、トップに反応が良かったのかもしれません。
帰って、測ると8.7キロありました。
長くなりますが…
次の日は単独で、ちゃっかり同じ磯へ。寝坊して、現地に着いたのが9時ごろ。
潮や風は昨日とあまり変わらない状況の中、打って変わって、全く静かな海。
たまに、もじるも、大きなアメマスがベイトを追っているもの。
そう毎日おいしい思いができるほど甘くないのがこの釣りなんだなと改めて実感しました。
昼過ぎ、潮の止まるタイミングでヒラメでもと思い、ストライクで底から中層をチョンチョンしていると、やっぱりいた。
この魚でストップフィッシングとしました。
とりあえず今シーズンも1本取ることが出来て一安心の釣行でした、が!
タイミングと運もかなり重要ですが、その少ないチャンスをしっかりものにできるよう、フックシステム、ドラグ調整、魚とのやりとりなどなど、課題も多く残りました。
まだ今月は大型が期待できるので、しっかりと準備しながら、安全にも留意して、その後の夏、秋とシーズンを通して楽しみたいと思います!
しばらくは、目の前に近づくあのナブラが頭から離れそうにありません…!!
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