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2021.04.27

ロックショア・ヒラスズキ釣行

●釣行日:2021年2月21日
●ポイント(場所):愛媛県某地磯
●お名前:マコさん
●使用ルアー/ジグ:ヒラフィード128
●使用フック/サイズ:STX-45ZN #2
●魚種/全長(cm):ヒラスズキ 76cm

 

 

 

10月から2月の約4カ月間はヒラスズキ産卵期の為に釣りは自粛していた為、今回久々の磯ヒラスズキ釣行でした。

 

2月の下旬、まだまだ海水温は低く13度台。

 

ヒラスズキを狙うには低活性な時期ですので、狙ってもなかなか口を使ってくれない厳しい状況が予想される中で自分なりに低活性期にどう攻略出来るのか、腕試しも兼ねて行ってきました。

 

事前に天候や潮の状況を確認。

 

よしっ!これならイケる!っと判断し当日を迎えた訳なんですが、やはり天気予報は悲しいかな外れる…

 

磯に降りてみると、ほとんどサラシが無くヒラスズキを狙うにはかなり厳しい状況でした。

 

竿を振らずに諦めようかと一瞬ふと頭をよぎりもしましたが、せっかく磯まで来たんだし厳しいなら厳しいなりに釣りを楽しむ方法はいくらでもあるだろうからと思い、自分なりに海の状況を見ながらゲームプランを組み立て直してみる事にしました。

 

サラシも薄く水温も低い状況でヒラスズキの活性はかなり悪い中でヒラスズキにどう口を使わせる事が出来るのか。

 

間違いなく勝負は1発勝負!

 

狙うポイントも一点に的を絞って1投で仕留めないと、ダラダラとポイントを叩いてもヒラスズキは出てくれやしないだろう。

 

ルアーは魚からの視認性の良いカラーとナチュラルなアクション、シルエットも細身で小さいルアーをチョイス。

 

選んだルアーはヒラフィードGP.UOYAカスタム128mm #5 極上スモークゴースト

 

セットフックは  カルティバ STX45ZN #2番

 

ヒラフィードは#4番を3本セットが推奨ですが私は#2番を2本セットで使ってます。

 

理由は、デカいヒラスズキだけを狙ってますのでフックは出来るだけ大きい番手のフックを背負いたいし、フロントとリアのフックさえあれば真ん中のフックは逆にフッキング率の妨げになりますので、私はヒラスズキを狙う時は必ず2フックルアーのみ使ってます。

 

あと、大きい番手フックを使う理由として、ルアーをあまり泳がせないようにする為でもある。

 

さて、準備は整った。

 

1投で仕留める為にはミスキャストも出来ないし波のタイミングも非常に重要になってくる。

 

身体中にアドレナリンが放出され集中力も最高潮に!

 

波のタイミングに合わせてキャストし、上手く狙いのポイント奥へとピンスポットに狙い撃ち出来た。

 

ロッドはほとんど握らずラインスラッグも張らず緩まず…

 

波の流れに乗ってルアーが勝手にユラユラと波に同調しながら狙いのポイントへ流されていく。

 

よし!良い所にルアーが入った。

 

すると竿先にコツンっと吸い込みバイト特有の小さく明確なアタリが!

 

よっしゃー!来たー!

 

狙い通り1投1撃。

 

すかさずアワセを入れるとズッシリと重い重量感がたまらない!

 

この瞬間、鳥肌が出ました。

 

アタリが出る瞬間…この時にロッドを強く握ってしまっているとヒラスズキの場合、ルアーが弾かれてよくバラしてしまう傾向がある。

 

しっかりと魚の重みを感じてから強めにアワせを入れ確実にフッキングに持ち込みます。

 

あとはもう私がする事はほとんど無い。

 

ロッドのポテンシャルとフックのバレ難さで魚は勝手に寄って来てくれます。

ゆっくりと時間をかけて魚をコントロールしながら寄せてきて波のタイミングに合わせて岩にずり上げて勝負アリ!

 

ルアー丸呑みでした。

やはりルアーの遊泳バランスが良いとヒラスズキもたまらずルアーを丸呑みしてしまうんでしょうね。

今回も私の腕というよりはルアーをはじめ、フック、ロッド、ポイントのポテンシャル全てに助けられた内容の結果となりました。

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これから水温も上昇し始め、ヒラスズキのハイシーズンへと突入していくわけですが、ヒラスズキは特に成長が遅くて繁殖能力の低い魚である事を私たちアングラー皆んなが理解して情報を共有する事で、ヒラスズキの生息環境を壊さないようにしっかりと守っていき、決して釣り過ぎる事なく節度ある釣りをしていきたいですね。

 

魚には優しく自分に厳しく!

 

今のこの楽しい釣りがこの先何十年も変わらず楽しめる為に。

 

今私たちがすべき事…

 

今一度、釣りというものの原点に戻り自然環境や魚の生態について考え改めていかないといけないのかもしれませんね。

そう、私たちが子供の頃に感じた、川には小魚達が溢れてる清らかな自然の豊かさ、自然の美しさを決して忘れてはいけない。

 

恵まれた時代だからこそ守っていかなきゃいけないもんがあるんだと思います。

ゴミは捨てない、マナーやルールを守ってこれからも釣りを楽しんでいきたいと思います。

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2021.04.27 17:11 | Categories:撃投釣果投稿
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