30・夢の大型キハダを求めて神津島へ
●釣行日
2024年4月6日~7日
●ポイント
東京都神津島(賀寿丸さん利用)
●名前
担当者2
●使用ルアー/ジグ
撃投ジグストライク150g、投次郎40g、EBIPOP140他
●使用フック/サイズ
ジガーミディアムロック9/0、STX-58#4+マスクドスピンM、STX-60#5/0
●魚種/全長(cm)
アカハタ25~40cm10数匹、ガシラ他
昨年キハダフィーバーに沸いた東京都神津島。
チャレンジした時にはすでに祭りは収束気味で、辛うじて滑り込みで小型を1匹釣らしてもらえただけで終わりました。
キハダフィーバーは滅多にないことだと聞いていたので、今年はさすがにないだろうと思っていると、海水温上昇の影響か昨年より少し遅れて今年もスタートしたので、今年こそは乗り遅れまいと無理矢理スケジュールを合わせてチャレンジすることにしました。
関西から神津島は遠いし、ぶっちゃけ諸々経費が高いので、なかなか同行してくれる人はいません。
ましてや急な誘いではなおさら。
なので今回は昨年と同様に単独での釣行を敢行することにしました。
神津島には無理をしてでもチャレンジする価値があります。
4/5、仕事を終え、一度帰宅してシャワーを浴び、今回お世話になった賀寿丸さんの乗船場の静岡県下田漁港へ。
集合が4時で、1時間半前ぐらいに到着したので軽く仮眠し、荷物を車から下して待っていると、「賀寿丸のお客さん?乗り場は向うに変わっているよ!」と他のお客さんが教えてくれたので、慌てて製氷所前付近へ移動。
なんとか遅れることなく無事に乗船し、船室で横になって約1時間半で東京都神津島の三浦港へ。
ここで宿泊のお客さんを乗せ、6:20過ぎに出船。
お客さんの多くはルアーマン。
皆さんの狙いはもちろんキハダ。
今年もデカいのが回っています。
次々とお客さんを下ろし、私が下りたのは祇苗島の穴の口。
SNSでつながっている方のご友人が単独で来られていたので、せっかくなのでご同礁しましょうとお声掛けさせていただき、2名で下りることに。
足場が狭く、ルアーなら低場で1人、高場で1人の2人磯でしょうか。
今回はジグをメインに使いたかったのと、状況把握のため見晴らしの良い高い足場が良かったので、高場で竿を出させていただくことにしました。
プラグ用のPE6号タックル、ジグ用のPE5号タックルの2タックル用意し、釣りを開始。
PE8号タックルも準備していましたが、水面まで13mほどと高く、この高さで高負荷のドラグは怖かったので笑、今回は使わず。
ジグは撃投ジグストライク150gで、フックはロック9/0をセレクト。
狙いはキハダですし、PE5号で根掛かると大変。
フルキャストで着底まで約30秒でしたので、着底寸前まで沈めてジャーク開始といった感じで中層をメインに攻めることに。
トップはちょくちょく投げるものの、足場が高すぎてまともに動かせないので、後半はほぼミノーメインで展開しました。
事前の情報ではキハダのボイルが見えるとのことでしたが、私の視界にはさっぱり。
潮はあまり動かず、潮目には浮きグレが大量に見えます。
あまり気配を感じない状況でしたが、朝まずめが終わった頃の8~9時でしょうか、右隣りの磯に上がっていた人らにヒットが何回かあり、1匹はキャッチされていました。
キハダが回っていることに安心し、投げ続けるも無反応。
明確な時合いがあるのか、お隣の磯にも反応が無くなったタイミングで、ちょっと底物の様子を見たかったので虫ヘッドパワー6g+虫パフックに冷凍ジンガサを付けて探ると、アカハタが連発。
しかし底物の反応はないため、アカハタの魚影を確認するため、いつもの投次郎40g+STX-58#4+マスクドスピンMで探ると、アカハタが1キャスト1ヒットの入れ食い状態。
同礁者の方は日帰りだったのでお土産分をおすそ分けし、魚影の濃さに納得したのですぐにストップ。
そのままやれば20~30匹は釣れそうな勢いでした。
やがて潮が動き出してくると、急にムロアジっぽいベイトやサバが大量に磯際へ寄ってきだしたのでキハダの激しいボイルを期待しましたが、50~60cmぐらいのキメジがマイクロベイトのようなものを食っているボイルのみ。
そんな中、ストライクプロ200Fに恐らく10㎏ぐらいのキハダがチェイスしてきましたが、残念ながらフッキングせず、15時に回収となりました。
他の磯では、10㎏クラスがポツポツ上がっており、大型はヒットしてもキャッチできなかった模様。
オネイモの前ではボイルが頻発していたようで、2本キャッチされていた方もいました。
帰港し、軽トラに乗せていただいて前浜海岸側にある釣宿賀寿丸へ。
素泊まり1泊で6,500円。
私は疲れていたのでシャワーで済ませましたが、車で近くの温泉(めちゃいいらしい)へ入りに行かれている方らもいました。
歩いて1分かからないところにスーパーまるはんがあり、食料や飲料はそちらで購入するか、翌朝、昼は弁当を宿で頼めるので(夜の弁当は1,900円と高いようなので、外食するかスーパーがおすすめとのこと)、そちらを利用してください。
スーパーまるはんは品揃いが良いので、食料、飲料に困ることはないと思います。
スーパーで買った神津島産魚を使った地魚寿司10カン(キハダ、ハガツオ、カツオの他は不明。1239円とちょっと高めですが美味)と総菜で一杯やり、強行軍で疲れ切っていたため、いつの間にか寝落ち。
恐らく19時頃には寝ていたかも。
起床は4:30で、朝ごはんの海苔弁を食べ(島の海苔をたっぷり使った珍しいタイプ。独特の風味で美味しい)、5:40には宿を出発し、三浦港へ。
ちょうど入船してきた船に荷物を積み込み、同じぐらいの時間に出船。
この日、私が下りたのは昨年にも上がった祇苗島のコチが鼻。
お若い二人組の方らと同礁させていただきました。
水深が浅い水道向きに入らせてもらい、ポッパー、ジグをローテーションしながら攻めていきます。
潮は前日よりもよく動いているものの、キハダの反応や気配は0。
お隣の方は撃投ジグストライク105g+ファイアツイン120gでカンパチを上げていました。
前日に全体的に時合いがあったのは8~9時なので、マズメが終わった後も集中して投げていると、EBIPOP140にドカンとバイト。
明らかに大型のキハダでしたので、まずは走らせて体勢を整え、フックをしっかり貫通させるために追い合せを入れ、そして勝負をかけようとドラグを締め込んだ直後にまさかの「フワッ」
根ズレする場所でも、根ズレした感覚もなかったのでおかしいと思っていると、リーダーがルアーの上付近でバッサリ。
恐らくルアーを丸呑みにされたことによる呑まれ切れ。
完全に油断でした。
この模様は下記動画をご覧ください。
マグロ類は意外と歯が鋭いため、呑まれ切れを防ぐため弊社では「CAP-01 CASTINGシールドリーダー」という製品があり、これを使っていたらもう少し戦えていたはず…悔しくてなりません。
私のような思いをされないよう、大型キハダを狙う際はこのアイテムを装備して万全の態勢で挑んでください。
もう1発を期待して投げ続けるも無反応。
お隣の方はストライク105gとファイアツイン120gで良型の美味しそうなハガツオを上げられていました。実に羨ましい。。
少し疲れあったため、休憩がてら投次郎40g+STX-58#4+マスクドスピンMを投げると、こちらでもアカハタは1キャスト1ヒットの入れ食い状態。
あっと言う間にお土産を確保することができました。
その後は全く駄目。
昼過ぎあたりから潮が速さを増し、潮目付近が鏡状態になってそろそろ何かあるのでは…と集中していると、13時ぐらいに水道の中央付近でキハダがジャンプ。
時合いの到来を信じて投げ続けるも無反応でしたが、回収直前、終了のアラームとほぼ同時に射程圏内でまさかの激しいキハダのボイル。
日頃の行いが悪かったとしか言いようがありません。
もう少し早くボイルが始まっていれば…。
すぐに迎えの船が来たので慌てて片付けをして、バタバタで神津島を後にしました。
あとで話を聞くと、烏帽子周りでは射程圏外でキハダがボコボコやっていたみたいですし、56キロのモンスターをポッパーで上げていた方もいました。
やはりここには夢があります。
神津島のキハダフィーバーはいつまで続くかわかりませんが、回遊情報が続くようなら夢を求めて釣行してみてはいかがでしょうか。
チャレンジされる際は、万全の装備、タックル、ルアー、フックはもちろん、私のようなしくじりをしないよう、CASTINGシールドリーダーをお忘れなく。
■キハダタックル
ロッド:ロックブロー106HH
リール:20ソルティガ14000XH
ライン:フルドラグ6号+パワーハンター15号10m+ピンクフロロ30号約1.5m
パーツ:極太BBスイベル#3+スプリットリングハイパーワイヤー#10
ルアー:EBIPOP140/STX-60#5/0
■ブレード用タックル
ロッド:SWAT932B-ML/MH
リール:23SALTIST TW 300XHL PEスペシャル
メインライン:BroadPEx8 KIZUNA 2号
リーダー:シーガー8号 2ヒロ
ジグ:投次郎40g+STX-58#4+マスクドスピンM
担当者2 西浦伸至
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