BLOG

2023.04.27

41・鬼ポンピング奏功し人生初の大政10kgオーバー

●釣行日
2023年4月23日

●ポイント(場所)
長崎県 平戸市 宮之浦

●お名前
I.S

●使用ルアー/ジグ
γ90-200

●使用フック/サイズ
ST66 3.5/0

●魚種/全長(cm)
平政115cm、13.7kg

●釣果コメント
年に2回、春と秋に友人と二人で行っている、2泊3日の平戸・宮之浦遠征。

今年は数回、春マサを狙って磯に立つ機会があったものの、バイトさえない釣行が続いていました。

今回の遠征は低気圧と重なり、平戸エリアは爆風の予報。出発前日までは遠征の中止すら考えていましたが、スケジュール的にもラストチャンスだったので、ロッドを振るだけでも!という気持ちで決行しました。船宿に着くと、想定通りの爆風。どうにか1日目は上五島エリアへ渡ることができましたが、ヒラマサのバイトはなく、活性の高かったヒラスズキに遊んでもらいました。2日目は港から近い宮之浦の地磯の風裏へ渡してもらうことに。朝からヒラマサのバイトがあり、朝イチ6~7kgサイズをかけることができましたが、足元で口切れ。その後、潮止まり直前に化け物サイズがバイト、ファーストランでボトムまで走られ、ラインがスタック、どうにかファイトに持ち込めましたが、手前に寄せてくるもボトムから剥がせず、手前に寄せたところで足元のハエ根にダッシュされラインブレイク。ファイト途中でポンピングのペースが落ちたことが原因でした。そもそも春は0か100の釣りで、秋ほどバイトが多くないため、この2バラシはメンタル的に応えました…。

そして迎えた最終日、この日は昼上がりの予定だったので、朝のチャンスを逃せば3デコ決定です。その朝マズメもなんのバイトもなく過ぎ去り、日が昇った8時ごろ、立ち位置から右側のハナレにヨレができていたので、もし掛けたらキツイなとは思いながらも、キャスト。そして、3ダイブ目にルアーの横から飛びつくようなバイト。そこからハナレに向かって猛烈なダッシュ、9kgのドラグをさらに締めてどうにか頭をこっちに向かせることに成功!しかし、そこから左側に走られ、魚がボトムにルアーを擦り付ける感覚が伝わってきました。今までの切られた経験が脳裏をよぎり、ここで負けたらあかんの一心で鬼ポンピング。そしてギラギラと光る魚体が見えてきました。デカい!足元の攻防もどうにか制すことができ、友人の果敢なランディングのおかげで無事にキャッチ!人生初の10kgオーバーは115cm13.7kgの文句なしの大政でした。何度もこいつらに切られ、放心状態になるほどの経験をしてきました。しかし、その経験があったからこそ獲れた1匹であることは間違い無いです。この釣りの界隈で10kgオーバーをキャッチしているアングラーは数多くいるけれど、みんな同じように何度もやられる経験をしているんだろうなと、今回のキャッチで実感しました。

今回の使用フックはST66の3.5/0です。ファイト中はフックに対し、なんの不安もありませんでした。よく言われることですが、釣り人と魚の接点であるフックには一切の妥協もしてはダメだと感じました。鈎先が甘ければ交換する、不用意に鈎先を物に接触させないなど、普段の細かいフックへの気遣いが、ごく稀にあるワンチャンスをものにできるかどうかに繋がると思います。

子供の頃からの釣り友と礁上で喜び合えたあの瞬間は一生の思い出になりそうです。

2023.04.27 09:07 | Categories:撃投釣果投稿
back
index
投稿はこちら
2024年11月
S M T W T F S
« 10月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
ARCHIVE

ページトップに戻る