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2024.06.27

149・佐渡モンスターを求めて2024

●釣行日
2024年6月14日~16日

●ポイント(場所)
新潟県佐渡島

●名前
担当者2

●使用ルアー/ジグ
各種ジグ、プラグ

●使用フック/サイズ
ジガーミディアムロックSTX-68

●魚種/全長(cm)
釣果なし

●釣果コメント

そういえば撃投サイトに釣果なしの投稿をするのは初めてではないでしょうか。
お伝えしたいことが何も無かったら投稿することはないのですが、今回は佐渡モンスターのチャンスがあったことと、知人が近くの磯で良型をキャッチされていたので、その模様をレポートいたします。

今回は初めて直江津航路を利用しての佐渡入りです。
出船が少し遅いものの、関西からだと新潟市まで行くよりも往復の距離、時間がだいぶ短くなりますので、単独釣行にはぴったりではないでしょうか。

直江津のターミナルの食堂では、朝6時からラーメンがいただけるので、岩のりラーメンを食べて身体を整えてから7:10出船。

ベタ凪の海に不安を憶えながら、9:50に佐渡島の南端に近い小木港から上陸。

まずはこの日渡船と宿でお世話になる尖閣荘さんへ。

昼前から姫津港を出てすぐの横島で竿を出しましたが…全く反応なく、潮もなく。
16時の納竿までジグ6、プラグ4の割合で投げ倒しましたが、ノーバイトで終了となりました。

夕食の時間までは少しあるので、近くの地磯で投げるも、ノーバイト、ノーチェイス。
厳しい初日となりました。

 

尖閣荘さんのますます美味しくなった夕食に舌鼓を打ち、若旦那と情報交換をして、翌朝は高瀬漁港の芳福丸さんへ。

出船は5時とお聞きしていましたが、人数が揃ったら早めに出船するようで、当日は4:40に港を出ました。

渡礁したのは前回良い思いをしたオンベ。
前日に1mクラスが上がったとのことなので期待が高まりますが…ベタ凪で潮が全く動いていないため、朝まずめが勝負だと肝に銘じてダイビングペンシルをローテーションしながら投げ続けるも、反応はなし。

しかし、佐渡の磯では珍しく?、足元にはスズメダイなどの餌取りが多く、その下には30cmほどのグレの大きな群れも見え、単発でコブダイやイシダイの姿も。
魚影は過去の佐渡の磯の中でも抜群に濃く、いつ大型のヒラマサが回ってきてもおかしくない状況。

状況が変わったのは8時過ぎ頃。
シラスナブラっぽいものがキャスト圏外で時々発生し、はるか沖では何かの単発ボイルも。

そんな中、プラグの後ろに違和感があったので注視しながら巻いてくると、やる気無さそうに足元までチェイスしてきたのは1mオーバー、恐らく120cmぐらいはありそうな佐渡モンスター。
以前こんなチェイスが数回続いた後に突然水面が割れたことがあったので、集中力を高めて投げていると、またやる気なさそうなチェイスがあり、こちらは1mぐらいの個体でした。

それから1~2時間おきぐらいに恐らくブリの80~100cmぐらいの個体(恐らく別々の個体)が単独で磯の左から右へ通過するようになりました。
この個体には何を投げても反応がなく、ダイビングペンシル、ミノー、ブレードも試しましたが、全く見向きもしてくれません。
ただ、突然左側から現れては、右側のシャローへ向かって泳ぎ去るのみ。

西野さんからオフショアでも凪続きで苦戦していたものの、潮が動き出すタイミングがあれば食うと聞いていたので、その機を狙って投げ続けましたが、結果はノーバイト。

17時納竿予定でしたが、北側のネジマに乗っていたお客さんが16時で上がるので、私一人のためにまたここまで迎えに来てもらうのも恐縮なので、急きょ16時に上がることにしました。

元々の予定では、3日目の最終日はフェリー乗り場に近い佐渡の南側の磯にチャレンジしようと考えていましたが、高瀬エリアでモンスターの姿を見ることができたので、また芳福丸さんにお世話になり、帰りのフェリーの時間までの短い間ですが、駄目元でオンベへ再び上がることにしました。
知人の原さんらも乗船しており、彼らはネジマへ渡礁。

この日はサザエ漁の解禁日。
夜明けから一斉に漁師さん達が出船し、磯付近で漁をスタート。
オンベはかなり沖に位置しているものの、付近は浅いので恰好のサザエ漁場。
漁師さんの作業の邪魔にならないよう気を配りながらキャストを続けます。

6時頃にプラグの後方にチェイスらしき違和感があったので集中してキャストしていると、ネジマの原さんからワラサが釣れ、ワラサのナブラがひっきりなしに出ていると激熱のLINEが。

口を使ってくれる魚がいるので、さらに集中して投げ続けていると、6時半頃から左から右へと明確に潮が動き出してきたではありませんか。

「ついにチャンス到来か!?」と、迎えが来る8時半まで今年一番の集中力で投げ倒しましたが、残念ながら何事もなく納竿時間となりました。

帰りのフェリーが10:35小木発なので、急いで片付けてフェリー乗り場へ向かっていると、原さんから「8:50にヒラマサ釣れました!9.5kgです」とLINE。

 

やっぱりいたんだという安心感と、もう少し粘っていたらもしかして…という後悔が複雑に絡み合い、後ろ髪を強烈に引かれながら、なくなく佐渡を後にしました。

今回は残念ながら釣果はありませんでしたが、佐渡モンスターと呼べるサイズのチェイスがあり、タイミングが良ければもしかしたら手にしていたかもしれません。

初夏シーズンの釣行はそろそろ終盤ですが、夢のサイズはまだ佐渡海域にいると思いますので、ぜひチャレンジしてください。

担当者2 西浦伸至

2024.06.27 09:19 | Categories:撃投釣果投稿
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