久しぶりの隠岐遠征
●釣行日 :2015/10/24~10/25
●釣行エリア :島根県隠岐の島 島前エリア
●氏名 担当者2
●使用ルアー/ジグ&フック :BC-γ60+STX-68#2/0、撃投ジグ105gピンクグロー+SJF-41#5/0他
●魚種/全長(cm) :ヒラマサ70cmちょい、シーバス80cmちょい、マアジ、ケンサキイカ、アオリイカ、マアジ、ツバス、マハタなど
10月24日、10月25日の二日間、久しぶりに島根県隠岐へ遠征してきました。
前週の担当者の釣果に影響を受けた訳ではなく(笑)、以前から弊社の将来を担う20代の若手スタッフ末國君と金川君を磯泊まりに連れていくべくその日の釣行を計画していたのです。
当日は浜吉丸さんにお世話になり、偶然にもテスターの赤木光広さんと同船。
赤木さんも隠岐へ釣行したいという友人を連れての釣行でした。
全員揃った1時半ごろに船は出船。
浜吉丸さんは出船時間は定めているものの、全員揃い次第出船というスタイルをとってますので、早めに準備を済ませていたほうが良いかと思います。
ベタ凪の隠岐海峡を走ること1時間ほどで最初の渡礁が始まり、磯や一文字などへ次々にお客さんを下していきます。
崎野船長と雑談しながら順番を待っていると「あの一文字にはジグの人は上げたことがないですけど、最近ヒラ(ヒラマサのこと)がよく当たってますねー。型は80cmアップ、数は多い人で5本出てます。水深もちょっと沖で30mもあるんですよね。」と妙に気になる話が。
一文字好きとして一度行ってみなくては…。
しばらくして私たちの番に。
希望通り松島の高場へ上がることができました。
夕方から波が上がる予報なので、荷物を高いところへ移し終えてから準備を開始。
まずはプラッギングでメバルを狙ってみます。
高場を起点に左右50mほど叩きましたが、メバルの反応はなし。
ベイトの気配もありません。
次はエギング。
タックルは磯メバルタックルそのままで(笑)、エギはDraw4の3号アジベイトゴールドをセレクト。
手前の浅場を転々と探ってみますがアタリがないので、高場の正面の深場を遠投で探ります。
フルキャストして2分ほどフォールさせてからショートジャーク数回→カーブフォールORフリーフォールでボトム→ジャークの繰り返しで攻めると、深場狙いに切り替えた1投目で胴長20cmちょいのアオリイカがヒット。
深場狙いが正解で、立て続けにケンサキイカ25~30cmが3連続でヒットし、2投空振りした後にさっきよりも少し大きなアオリイカをゲット。
ジップロック大が満たされ、お土産を十分確保してから青物の準備を開始。
ラインが視認できるぐらいの明るさになってからダイビングペンシルでのプラッギングを開始しました。
ベタ凪でしたので、定番のBC-γ60+STX-68#2/0をセレクト。
比較的ゆっくりしたロングダイブをメインに、ショートピッチのダイブを時々織り交ぜて誘っていきます。
投げ続けることしばらく。
次第に光量が増して良さげな感じになったと思っていると、磯から10mほどのところで浮きあがりに合わせて勢いよく「ドバッ」と本命がバイト。
反射的に合わせを入れると、確かな重量感に安堵。
さほどキツい根がないポイントですのでゆっくり寄せ、しっかりと口とエラ付近に2ヶ所フッキングしていたのが視認できたので、抜き上げてランディング。
70cmちょいでしたが、体高のある旨そうなヒラマサでした。
再開一投目、フルキャスト後数回のダイブの後にまさかのバイト。
ヒラマサはかなりいるようです。
これもフッキングに成功し、さほど引かないのでゴリゴリ巻きで寄せてくると、60~65cmほどのヒラマサの姿が。
よく見ると、リアフックが1本だけ口に掛かっている状態。
ギャフを使うサイズでもないし、タモは手の届かないところでしたし、思い切って抜き上げてみましたが、案の定ポロリ。
「この状況ならまたすぐにヒットするだろう」と気楽に構えていましたが、それ以降はやる気を感じられないバイトやチェイスのみ。
時間だけが淡々と過ぎていきます。
潮が緩んだタイミングで恒例の虫ヘッドゲーム。
オキアミボイルLをパラパラと手で撒きながら1gの虫ヘッドを沈めると、20cmクラスのマアジが飽きるほどの入れ食いに。
そんな中、引っ手繰るようなアタリでツバスがヒットしました。
あーだこーだしているうちに、ヒラマサを追加することなく夕方を迎えました。
予報では夜から天気が急変し、14m以上の暴風が吹き荒れるとのこと。
そんな過酷な状況での磯泊まりは危険と判断し、今回は豊田港の波止に泊まることにしました。
ここは大きな常夜灯が2灯あり、イカ、アジ、シーバスが濃いので、波止と言えども十分に遊べます。
波止ではすでに先客が何人かいて、残念ながら常夜灯下は空いていなかったため、適当なところに座り、またも虫ヘッドゲーム(笑)
こちらではアジがややサイズアップしており、30cm弱までがコンスタントにヒット。
またお土産を確保したところで予報通りの強風が吹き始めてきたので、早めに就寝しました。
目覚めは3時過ぎ。
相変わらず北風が吹き荒れています。
片付けを終わらせてからホットコーヒーで一息つき、誰もいなくなった波止でシーバス狙いをスタート。
まずは実績がある内向きを攻めますが、全く反応がありません。
シーバスが居ないのか不安になったので、常夜灯の暗部をヘッドライトで照らすと、大小様々なシーバスがうようよ見えました。
なぜか機嫌が悪いようです。
ルアーをとっかえひっかえしても反応がないので外向きへ移動。
2mほどの波が岸壁を洗っていますが、足場が高いので問題はありません。
波気が良かったのか、こちらでは一投目からヒット。
しかし、波にもまれ、かつ足場が高いので一人ではランディングできず、ヒット→バラシを連発。
ヒットするサイズがみんな良いので、抜き上げることができません。
そんなことを10回ほど繰り返した後、比較的小型がヒットしたので、何とか抜き上げたのは50cmほどのヒラスズキでした。
その後若者たちが目覚めたので、ランディングを手伝ってもらったところ(寝そべらないとタモが届きませんでした笑)、80cmちょいのシーバスをゲット。
ちなみに明らかにこれよりも大きなシーバスが常夜灯の暗部にはいました。
シーバスに熱くなっていると、いつしか船の時間になりました。
このまま波止で釣りをすることになるかも…と少し不安でしたが、「思ったよりも波が低いので磯へ行きましょう」との船長からの提案に二つ返事。
ただ、やはり風は強いので、大森島南面の風裏の磯へ。
潮はあまり通らなさそうですが、水深は磯から100mほど沖で38mもあり、ジグで攻めるには良さそうな磯でした。
渡って何投かはダイビングペンシルでヒラマサ狙いをするものの、前日とは違って無反応。
少し離れたところに良さげなサラシが見えたので気になって仕方なく、我慢は精神衛生上悪いので、ヒラスズキ狙いに切り替えて磯上を歩き回りましたが、50cmほどのマルスズキらしきチェイスがあったのみ。
青物狙いに戻して撃投ジグ105gを投げ始めました。
潮は良い感じに左から右へと動いているものの、アタリのない時間が続きました。
そんな中、TGエッジ100gを投げていた末國君に良型ガシラがヒット。
このサイズのガシラが釣れるということは、あまり釣り荒れていないということ。
すぐに撃投ジグ40gにブレードをセットし、根魚狙いに切り替えました。
2投後、フルキャスト後のフォールで、着底寸前に「コンコン」という小さなバイト。
慌ててベールを戻して合わせと根から離す意味を込めての一気巻き。
ある程度巻き上げたところで安心したものの、このポイントはカケ上がりがキツイので、手前で一度根に入られましたが、運よく根は浅かったようで、すぐに根から出てくれました。
オフショアからなら小型でしょうけど、ショアからなら十分なサイズのマハタでした。
この展開は入れ食いパターンだと一人活性を上げていましたが、いつものようにそんなことはなく、根魚を追加することなく、青物狙いに戻しても青物が釣れることなく、11時半に納竿時間を迎え、帰港。
今シーズンは例年と違い、様々な磯でヒラマサが釣れているようです。
これからはツバスやハマチも増え、ますます青物狙いが面白くなってくる時期となりますが、波が高くなりやすい季節となりますので、釣行の際はくれぐれもご注意ください。
釣りとは関係ない話ですが、帰りに寄った麺屋無双の牛骨ラーメンはなかなかのモノでした。
機会あれば是非是非。
スタッフ 西浦伸至
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