釣るためには投げ続けること
●釣行日 :2016年12月3日、4日
●ポイント(場所):隠岐の島
●氏名 :大澤 翔
●使用ルアー/ジグ :UZU/ラッパのジョニー
●使用フック/サイズ:STX-58 1/0
●魚種/全長(cm) :ヒラマサ
初めてレポートさせて頂きます。
(吉成さん、9月の淡路にて声をかけさせてもらった者です。どうしても初のレポートは釣果の報告をしたく・・・遅くなりましたが約束を果たさせて頂きます!笑)
今回、撃投モニターの林田さん企画にて一泊二日の隠岐の島遠征に行ってきました。
私自身、普段は神明間の波止を中心に通っており、今年からショアジギングを始めた事もあって、初の遠征・初の沖磯釣行でした。
ご一緒させて頂くメンバーはSNSを通じて知り合った方々で、私がこの釣りを始めて右も左も分からなかった頃からとても親切にしてくださっている尊敬している皆さんです。
そのため島根へ向かう道中から既に楽しくて仕方なく、撃投DVDを車内BGMに釣り談義で盛り上がり、あっという間に港まで到着。
そして浜吉丸さんの船で隠岐の島へ。
総勢8名、3つのグループに分かれ順に磯に渡っていき、私は林田さんと共に最後に磯へ。
初めての渡礁はとても緊張しましたが、サポート頂いたおかげでスムーズに渡ることが出来ました。さっそくタックルをセッティングし、夜明けと共にキャストを開始。
目の前には隠岐の壮大な景色が。
まずはダイビングペンシル中心に表層を探ります。ウネリが出てくればポッパーにチェンジし、トップに反応が無ければミノー・シンキングペンシルといった形で表層から中層にかけて確認していきますが、無反応。林田さんには数回チェイスがあったとの事でしたが、私は魚を感じることが出来ないまま。ひたすら時間だけが過ぎていきます。
初日終了30分前、潮の流れが変わり始めたタイミングで再度ポッパーに変更しキャストを再開。道中の撃投DVDで解説のあったアクションを意識し投げ続けます。
すると目の前に潮目が出来ており、もしかすると・・・と思い潮目付近でポッパーをアクションさせると、モワッとした波紋と共にロッドに重みが!
すぐさまフッキングしたところ一気に走り出し、根に潜ろうと突っ込みます!
ラインブレイクだけは避けたいと思い、ゴリ巻きで浮かせ、波の動きに合わせて一気に磯へ抜き上げる!
そこには夕陽に照らされた美しいヒラマサが。
ショアから初めて青物を釣った時と同様、初の沖磯での初のヒラマサは足がガクガクと震えるくらいに嬉しかった!
そしてまるで自分の事のように喜んでくれた林田さんの笑顔もとても嬉しかった!
私にとって記憶に残る一尾となりました。
その後すぐに迎えの船が来て初日は終了。
隠岐の島の民宿に泊まらせて頂き、2日目の磯へ。
2日目は初日に実績のあった磯へ渡して頂きました。初日のヒットパターン・釣ったヒラマサのベイトがシラスだった事もあり、引き続きポッパーメインで探っていくも反応なし。
午後からは雨も降りだし、ウネリも増しアングラーにとっては辛い状況へ。しかし、そのような状況下でも林田さんはひたすら投げ続けます。
「釣るためには投げ続けること」これは私が林田さんから学んだ事です。
レインウェアは浸水し、指先はふやけるほどに雨に打たれましたが、ストップフィッシングまでひたすら投げ続けました。
先日まで好調だった隠岐の島でしたが、今回は厳しい釣行となりました。
でもそれが自然を相手にするという事、だからこそ楽しいのだと思います。
帰りに見た皆さんの最後までやり切ったすがすがしい顔を今でも鮮明に覚えています。
年齢も住んでいる場所も違う、もしかしたら一生出会う事も無かったであろう方々とこうやって楽しい時間を一緒に過ごすきっかけを与えてくれたこの釣りに本当に感謝しています。
次の釣行が楽しみで仕方ないです。
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