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2024.06.10

【担当者より】

●107 北海道→上五島遠征 しらいさん

初の大遠征で90㌢のヒラマサ。
実におめでとうございます!

遠征の準備や、事前の経路確認、
各種手配などはほんとうに大変ですね。

車の移動だけで済む遠征(←すいませんが
自分はこれが多いです)と比較すると、
自分で全ての旅を組むのは、ホントに大変です。

飛行機や電車、長距離フェリー、空港バスなど、、
レンタカーなど、「時刻表」を確認し、
チケットの「空き」を確認し、乗り継ぎを考え、
「予約」し、さらには天気にハラハラし、
各種乗り物や宿泊、レンタカーなど
キャンセル代にも注意を払い、
渡船屋さんとも初対面なのに渡礁の相談をし、、

と、釣り以外の段取り度合いが高くなる💧。

その手配や、事前準備も楽しみのうちと、
言う方もいらっしゃいますが、
自分はずーっと「苦手」です。
ほんとうに、めんどくさいと感じます。
本音っす。

それでも、そうしたことをクリアして、
こうして2人で五島までの釣りを「創造」して
ちゃんと結果も出た。

北海道でされてる、普段の釣りと、
実は大差ないことも実感されたでしょうし、
ご自身で謙遜されるほど
経験値低いわけがないと思いますよ。

ヒラマサの魚影が、とても薄い北海道、、。
感覚的には山陰や九州北部ヒラマサ遭遇率の
1/20くらいの頻度でしょう。

しらいさんは、それをすでに何尾も釣ってますし、
今回のレポート文章がいい証拠です。

落ち着いてやり取りできているからこそ、
これだけしっかり記憶し、文章化する
「余裕」があるんですよ。

「ヒラマサが張り付いて10秒待った」なども、
余裕の表れですよ。
そこで、パニクったりすることなく、
妙な刺激を与えずに、待てば、
相手はほぼ確実に「動き」はじめますからね。

そのときにラインがどういう状態で磯肌に噛んでいるかは、
運のみぞしるところですが、
少なくとも引っ張り合いっこする場面ではないはずです。

フックに関しては、書いてくださる通り。
「トン」というキスバイトがなぜだったのかを
突き詰めていけば、おそらくフックサイズのことも
要因のひとつだと思います。

その時期の上五島なら、
ベイトがかなり小さいこともあるあるですし、
青物はそのベイトにあわせた弱いキスバイト吸引をする。

メダカサイズのマイクロベイトをメインで捕食してるときと
30センチの飛魚やペンペンを追ってる時ときの
水流吸い込み量は、間違いなく違いますから。

そのコンディションに合わせることは
必要だったと思います。
ロックの9/0から早掛の4/0に変えたことが
勝因の一つ、だったと私も思います。

ただ、注意してください!
今回とは逆に、ハリ強度重視にしたほうが
良い結果に繋がるときもあります。

良い結果、とは、

「後悔せずに済む」

と言い換えてほうが正しいかもしれません。

海域的には、10~15キロは普通にきますし、
場合によっては、20キロオーバーというヒラマサが
当ってもおかしくないです。
また、男女ほど大型サイズではありませんけど、
15キロくらいまでキハダは数当たるときがあります。
今後の環境変化を考えれば
デカいのがキテも不思議ではありません。
(カンパチが何故か少いので、
そこは少しフック迷いを軽くしてはくれますけど、、)

 

そういった大型のバイトを想定するなら、
ハリが細すぎると肉切れしたり、
フックが耐えられないことも起こり得ます。
そのとき、ロックの7/0クラスや、
ファイアの6/0ならば、体重をフルにかけた
「迷いのない」リフティングファイトが
可能にはなります。

フックの選択は
判断が難しく、悩ましくも、おもしろいところですね。

こう書いていても
やはり、沼なんですよ。
自分もいつまでも沼にいて抜け出せません。

これをきっかけに、どんどん突き進まれ、
良質の旅を重ねていかれますことを。

ほんとうに、相方さんと1尾づつ、
釣れてよかったです。

レポートありがとうございます。

 

●108 山陰沖磯より asahiさん

久々の投稿ありがとうございます。

自分はベイトタックルまったく使えないのですが、
自分の親しい人たちも
ベイトを取り入れてる方が増えていますね。
特にGT系のアングラーには多いと感じます。

ベイトはリーダーシステムへの自由度
(太いのを長く取れる)から、根ズレへの対応や、
魚が掛かったあとのリーダーへの
水圧利用のコントロール性など、
有利な点も多いと聞いています。

自分はベイトを使う技量はなく、
タックルも持ってません。
ベイターの友人のタックルを借りて
キャストやジャークを、やってみたことがる程度です。
魚をかけたりファイトしたことが1度もありません。
その範囲内だけで感じたことは、

磯でのヘビーベイトタックル、
それもジグに関して言えば、
掌の上にリールをホールドし、
ロッドを水平よりも上の角度で操作する、
いわゆる「ワキ抱えのワンピッチ」のような操作には
向かないように思いました。

スピニングと比較すると、
①入力疲労が大きい
②リズムが少々合いにくい(なぜだろう?)
③掌全体でホールドするため「感覚」が鈍くなる。
の3点でした。

スピニングでジグを操作するときは、
リールシートの一部と、指の内側の一部。
ざっくり言えば点でホールドするのに対して、
ベイトは掌の面での下支えホールドです。
それらが、自分にとって上記の③点のような印象に
なったように感じます。
特にジグの水中感覚を鋭敏に感知したい場合、
③は大きな違いだと感じました。

①と②は私が不慣れなだけで、
慣れてくればなんともないのかもしれません。

一方、プラグであれジグであれ、
ロッドを下向きににして操作するならば、
ベイトリールといえども
「指に引っ掛けて」操作する感じとなりますから、
慣れればジャークのときだけ筋肉の緊張が必要なだけで、
ロッド上向きよりも快適なのではないかと思いますし、
操作に慣れていく喜びもあるんだろうなと思います。

asahiさんのように、ベイトも、スピニングも
両方を使える方は、羨ましい限り。

ベイト使いこなしてる方は見ててもかっこいいですしね。

釣り場の地形や状況で使い分けるのが、
賢い使い方だと思います。

今回のヒラマサとマダイお見事です。
asahiさんにとっても、
ずっと慣れ親しんでくださった元祖ノーマル撃投。
それにファイア2/0とのこと。

ノーマルは風にラインをとられても、
レベルやストライクのようにフワフワ抜けてしまわない。
水をほどよく掴んでラインが適切に張るし、
海の状況を選ばない使い勝手のいいジグだと思います。
やっぱり、元祖カップヌードル、
元祖ピーナッツチョコボールなんです。
今後も相棒として、ガンガン釣果に繋げてください。

レポート、ありがとうございます!

 

●109 兵庫より おさかなパパさん

アップクロスに着水させ、クロスで着底。
ダウンに移行する。
そのときのヒット率は一番高いと感じます。

トラウトの河川で良く言われてきたことなんですが、
ドリフト系のスプーンや、ウェットフライなどでは
「U字効果」と.昔から言われています。
自分はそれ、蒼物でも似ているんだと思ってます。
良かったらトラウト系の「U字効果」
検索などしてみてください。

U字の頂点をスイートスポットに合わせる考え方で

ジグで言うならボトム着底に合わせる。
トップで言うなら瀬の潮表に合わせるという感じです。

Uの頂点と、
頂点からテンションがかかっりはじめた直後までの
わずかな時間がバイトの多発するタイミングになります。

今回はランディングネットの柄が折れてしまったり、
ちょっと残念なこともあったようですけど、
イメージ豊かに釣りができ、
「自分の好きな感覚でヒット!」とのことでしたから、
身体に得た感覚として、
メリットもある釣りになりましたね!

「レベルでは抜ける気がしたので、ノーマルに変更」
この感覚も、良く分かりますし、
それは正しいと思います。
言語化の難しいところではありますが、、。

今シーズンもまだまだあります。
イメージ豊かに楽しんでください!
レポートありがとうございます。

 

●110 隠岐より カズさん

ジグは疲れる。という声は
プラグ使用率の高い方から良く聞きます。

とりわけ、隠岐のように、
ジグでもメインライン4号5号にリーダー90lb以上
となってくると、2号クラスをジャークするのとは
別次元の疲労感になってくるため、
そういう感想はわかります。

自分は、ジグからこの釣りをスタートしてることと、
業務でジグのデザインに関わってきたから、
頻度としてはジグを使うことが6割くらい。
やや多め?と思います。
ゆえに、慣れてしまっているようなところもあり、
とてもしんどいと思うことは少ないです。

それでも、磯タックルでは疲れるときもありますよ(笑)

 

時間的にも、経済的にも、
頻繁に釣りに行けるような恵まれた人ならいざ知らず、
残念ながら私はそうではないし。
限られた制限の中で釣りをているから、
ルアーを水においておく時間を長くしたい。
そうしておくことで、豊かな記憶が重なってきた。
釣りに行ったら潮がヌルかろうが、無風ベタ凪だろうが、
休んでいては「もったいない」思いが強い。
竿を置くという選択肢はないんです。

こんな釣れない釣りを長くしてきてますから、
バイトのチャンスが少ない時間帯は、
海の気配から、ある程度わかります。
では、投げるのをやめるか?といわれたら!ヤメない。

それでも、投げ続けること。
それを圧倒的に最優先だと認識しています。
理由は前述のとおりです。

そんなわけですから疲れてきたら、
疲れない釣り方をします。
少なくともルアーが水にあるように
(少なくとも魚が食える状態に)しています。
実際、潮の緩いときに、ゆるゆるポッピング。
ポッパー打ち返して浮かべてるだけで
ブリを釣ったことも

カスミアジを釣ったこともあります。

そんな経験があるもんだから休まない。
こんなおっさんになってもやすまない。
それが、私の、釣りの第一義です。

小口ポッパーのスローポッピングにしてみたり、
ペンシルを疲労を平準化し、単に巻くだけにしてみたり。
ジグならレイドとかノーマルをしゃくらず、
リアフックつけて巻くだけにしたりして
体力を温存します。
やり方はいろいろあります。

それでも、突然食ってくるときは食ってきますから。

とにかく、投げ続けることで何かが起こる。
チャンスが少ないとわかっていても、
ヒットしたことがもう限りなく何度も経験しています。

そうですね、印象深い実例を挙げるなら、
佐渡の16キロヒラマサもそうでしたよ。
野池のようなベタ凪、
汗の水滴が落ちても波紋わかるくらいのベタ凪。
晴天のドピーカンでした。
ちなみに水深は、約7~8メートル。
40㌘のジグでも数秒で着底します。
潮もったく動かない。

まぁ、普通は釣れない状況。

なのに
突然水面を激烈に爆発させたのが123㌢16㌔でした。
ギャフを刺してくれたのは西浦です。

無風ベタ凪、ドピーカンの昼間、突然出たヒラマサの魚拓

それは、一例に過ぎません。
我々はそんな経験は1度や二度ではなく
なんども経験しています。

くどいようですが、
魚釣りはなにが起こるかわかりません。
限られた釣行費用、時間、釣り場にいる時間は、
大事にしたいものです。

付け加えるなら、
自分は湾岸で波止からやるのも超好きです。

そのときにもアホみたいに、ずっと投げます。
それは「投げ続けるクセを身体に馴染ませ、
維持するため」にほかなりません。
湾岸のPE2号以下で投げ続けられなくなってしまったら、
磯で5号~10号の水圧、風圧、タックルの重さを
風の中1日投げられるはずがないから。
その訓練も併せてやってます。

さらにいえば、道具も、ルアーも
続投から逆算することは、
なにかに気づくきっかけになってきました。

価値観の押し売りの
ようなハナシをしてしまいすいません。

カズさんも、今後もプラグに、ジグに、
心地よい筋肉痛を感じつつ深めていかれますように。

画像は、ウメイロモドキでしょうか?
ちゃんとヒットしてますね。
貴い1尾ですよね。

また、レポートお待ちしています!

 

●111 兵庫より sthnger deepさん

釣行回数激減とのこと。
それでも、今年に入って6回釣りイケてたら、
良いのではないでしょうか?

私は今年、1月2日にニジマス釣りに行けたきり、
その後は一度も釣りをできていません(←実話)。

4月以降は膝の怪我などもありましたが、
なによりも営業要員不足の事情(世間と同じです)や、
たまの休みも様々な用事があり、
いまだに行けてません(悲悲)。

まぁ、そんなヤツもここにおりますので、
6回も釣りに行けるだけマシと思って
楽しんでいただけたらと思います。

出世魚に引っ掛けた表現でしょうか?

「いまだに出世せず」←

まぁ、魚のサイズに価値を置くなら、
確かに不満も残るのかもしれませんし、
大型との遭遇率を高める釣りを
目指すことになると思いますけど、
拝読すると想定したとおりにバイトを得たわけですよね?

47㌢なら、
もうちゃんと青物の引きを見せてくれるはずですし、
サイズはどうあれ嬉しいことかと。
なによりも操作感をイメージして釣果あげてらっしゃる!

我々はゼロとイチの違いが、
とても大きな釣りに手を出してしているのだとますし、
そういった集中力を追い求めるのも
いい感じだと思います。

釣行回数が減ってたなら、なおのこと
その1度1度を大事に、
満ち足りる釣りを実現されますように!

レポートありがとうございます。

 

★レポートをこうしていただけているからこそ、
それに対して返信できます。

よくありがちなメーカーからの一方的な宣伝拡散や、
押しつけにならずにいられると思ってます。
撃投サイトは、拡散よりも「深耕」

交流のキッカケをいただけてるのだと思っています。

そゆなこんなで
本日は、ついワタシ、吉成の
個人的価値感の押し付けのような
書き込みになってしまいました(苦笑)

辟易とされた方もいらっしゃるかもしれません。

なにも反省してませんけど
ちょっと慎んでお詫びします。

 

2024.06.10 10:57 | Categories:担当者より
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