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2024.07.20

【担当者より】・本日2度目の「担当者より」です

おつかれさまです。
わさおさんからいただいた質問には、
自分のやっている激流対応イメージを、
カンタンな手書きイラストしてみました。

お読みの皆様もなにか参考になれば嬉しいです。
特に三つある対応のうち「アテ潮系激流」は、
かつての撃投系動画と合わせてご覧くださると、
わかりやすいかと思います。
動画残しとくと、こういう時伝えやすくていいですね。

 

●144 鵜渡根より わさおさん

お二人いい笑顔ですね。
雨の中でのずぶ濡れなのに、
いい釣りができた証拠っすね!

さて、激流をジグでどう釣るか?

ご質問有難うございます。
自分ならどうしてるか?を
3つのパターンにはめてお話します。

 

①ほぼ横向きの激流パターン

わさおさんの立ち位置を🟢緑色と仮定ください。
この場合!「着底点」を自分の正面、
12時の位置にしてください。
(これには明確な理由がありますが、
長くなるので今回は省きます)

着水点や飛距離(≒ラインへの水圧)と、
ジグウェイトによる調節で、
着底点を正面に持ってくる。
この場合、
超激流なら10時半ということもありえますが、
概ね着水点は11時~11時半くらいにとり、
ボトム到達!着底点が
12時前後となるように調節ください。
図で言うならブルーが水面着水エリア、
黒が着底ゾーンです。

※指でスプールエッジへのラインフェザーリングは
絶対にスムーズにしてくださいね。

※潮上へのロッドリーチでのラインメンディング
(↑検索)もメンドウがらずに、ぜひしてください

 

②アテ潮系激流パターン

これは実に面倒な潮です。しかしやりがいもあります。
今回のわさおさんは、記述から想像するに
おそらくこのパターンかと推測します。

アテ潮の場合自分は2つのやり方をします。

ひとつめは図でブルーのあたりに着水、
黒のあたりに黒文字日のあたりに着底。
着底次第、即!間髪入れず誘いに入ります。
根掛かりを防ぐためと、
着底直後のバイトをちゃんと捉えるためです。
このときもフェザリングはしっかりとしてください。
アテ潮は磯にあたった潮が
男波、女波、引かれ潮、湧昇流など、
複雑に絡み合います。
ラインは大きく糸ふけが出ることが多いので、
フェザリングの塩梅がとても大切です。

ボトムタッチご、即ジグを底から離すため、
脇抱えではなくグリップエンドをお腹に当てた状態で
竿先を下げ、着底直後のワンジャークを
大きく跳ね上げることも重要です。
あて潮場合、ワンジャーク以降は
通常よりもテンションをかけてジョークください。
複雑な潮によって大きくたわんだラインを
「直線に戻す」イメージでの、
張りながらのジャークが必要なります。
(撃投トレイル上五島編ご参照)

もうひとつは、磯際で、ぶつかった潮が
モヤモヤしている「逆Y字ゾーン」の
ワイの字の交差点あたりを狙う方法です
(イラスト黒文字②のあたり)。
この場合はラインが
水中で素直に「立つ」スポットがありますので、
そこにジグを吸い込ませていき、着底させ、
その後は「縦のジャーク」を意識した
ロングジャークで攻めます。
ショートキャストの場合が多いです。
(南伊豆動画ご参照を)

これでドスン!とくることが多々ありました。
面を探るというよりもピンスポットの
縦のラインでの追わせ狙い。
ジグでしかできない(ラインが張らない)縦の釣りです。

③斜め沖に向かって払い出す激流パターン

最後は並行よりも少し払い出していく激流です。
これは、1番やりやすい
(人間側が釣りやすい)ケースです。
沖に向かっての激流だと
流芯脇を狙うしかなくなりますが、
このイラストくらいの角度の激流だと、
潮上に着水させ、潮にジグを引っ張らせつつ
ラインを程よく張りながら、
12時よりもやや潮上に着底させます。
そのあとは普通の釣りです。
アテ潮系激流とは逆に、
1回のジャークでのラインの水圧が大きく、
結果としてジグが浮きやすいので、
ハンドルハーフピッチなども使いながらやると
良いと思いますよ。
着底後は、ワンセットで回収となることが多いですね。
ジグがどんどん流れていってしまいますから。
ワンセット入魂!です。

 

●145 鵜渡根より たぬきさん

NO144わさおさんと、同じ日の釣りだったんですね。
だって画像が同じですから!かぶりましたね(笑)

たぬきさんは画像の顔隠してるのに、
わさおさんはばっちり顔出しです!
次回はちゃんと打ち合わせしておいてくださいね。😂

さて、フックですが
スローなフォールを意識して使われるなら、
チェイスは効果的です。
ハリ先がカーブしているフックは、
しっかりとフォールで吸い込ませてやふことで、
効果を高めることができるからなんです。

カーブ系の鈎さきをもつフックは、
概ねスロー操作向きと言えます。

レポート有難うございます。
今後も仲間との良い釣りをたのしんでください!

●146 山陰よりマサシさん

マサシさん、考えて、状況を読んで
釣った1尾ですね。
ファイアツインのパッケージにあるグラム表示は、
撃投ユーザーさんにとって「わかりやすく」を
意識したものです。
よってグラム表示なのですが、
どんどんアレンジして使っていただけることを、
私も強く望んでいるんです。

そうすることで、まさに今回のマサシさんのように、
マイクロ付きで吸い込みの弱い魚を仕留めるなんてことが
できでしまいますからね。

「X」で知り合って釣り友達に、とか、今風っすね。
今後も、自分の考えがハマる瞬間を喜べる
良い釣りをしてください!

嬉しいレポート有難うございました!

●147 三陸より イエティさん

今季もレポートありがとうございます!

ターゲットとしているヒラマサ、
65㌢おめでとうございます!

あたりもなく、厳しい状況の中で
「ストライクと心中」という表現に、
やぶれかぶれなんだか、潔いんだか!
「それでも投げたるで」という
強い執念を感じます(笑)😂

画像のヒラマサ、ヒレもピンと立ってて、眼差しも良く
そのあたりは、やっぱりヒラマサって感じです。

ところで、潮がスカスカのゾーンから
ストライクでバイトを得られたとのこと、
そのとき、もしかしてレイドなら、
なにかちょっとした変化を感じられたかもしれません。

ストライクと、レイドでは、同じウェイトでも
もう対極のようなキャラのジグなので、
レイドバックもまた面白いっすよね。
潮がスカスカならなおさらかと。

そうはいえども「心中」と思えるジグで
まずは1尾釣るのが1番です!(←どっちやねん)。
ストライクの潮スカパターンをひとつの引き出しとして
がっつりしまってください。

レポート有難うございます。
次は80オーバーヒラマサですね。
カッコイイ竿に並べて、また画像見せてください!

2024.07.20 17:35 | Categories:担当者より
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