本日のレポートへ&ちょっとした悩み
レポートをくださるみなさま、そして
閲覧くださるみなさま。
いつもありがとうございます。
今日苦戦の末に、やっとレポートくださったキムチ納豆さんも、いつもありがとう。
わたしは今日も担当エリアでの営業業務中です。
夏本番、暑くなりましたね。こうしてコンビニ駐車場でひと息つきつつ、レポート読ませてもらってます。
営業で釣具店さんにいくといろんなハナシをします。
そんな中のひとつに「年配者にジグを投げて釣るひとが増えた」というものがあります。ライトショアジギング流行りで、最近はとくに多いですね。
いままでは防波堤で、四季折々の餌釣りに興じていた比較的年配、ベテランの方々が、いまはジグを投げて青物を釣るのだと。
ここで、ちょっとした悩みです。
先日、「投技ジグ」を発売しました。
これは、アシストフックが最初から付属してあり、リーダーを結ぶだけで釣りになります。
ハリは細軸で、ストレート。小型の青物のじゃれつき程度の荷重でも、掛ける設定です。そこが投技ジグの大きな特徴ですね。
まずは、「岸から青物を釣るよろこび」を知ってもらうことが、ゆくゆくの磯青物への最初の一歩だと思います。
アタリがあれば、スレでもいいから、魚にハリが掛かってほしい。魚の引きの感触を味わって欲しい。
それが本音です。
投技フックは細軸といっても、40センチを越えるハタ類を強引に巻いても、五キロくらいの青物をリフトしても、曲がらない十分な強度を持っています。
現にわたしは明石の乗り合い船で楽しむときは投技フック(コウジ専用)を多用してきました。メジロクラスなら余裕をもって取り込める強度をもっています。
ところが
ところが・・・
ところがです・・・
意外なことに
いままでルアーフィッシングをあまりしてこなかった年配の釣り人は
「こんな細いハリじゃ青物は釣れん」
と先入観的に感じるかたがほとんどなのだそうです。
実際にはブリにちかいメジロクラスクラスの青物でも、ドラグで普通にやりとりすれば、全く問題ないのですが・・・
「青物はすごく引きが強い」という
先入観が、「太いはりじゃないと不安」
となるのだそうです。
年配の釣り人は
釣り歴としては長いし、海を見る目もある。潮もわかる。現役をリタイアしているから毎日海に出る。
ジガーライトシリーズや、メバル弾丸を世に提案したときにも言われ続けてきたこと
「こんな細いハリじゃもたない」
毎日海に出て、ジグを投げてくれているうちに
やがて、細く見えてもメリットがあることがわかってもらえると思っているのです。
地道に、フックとジグ、あるいはフック強度とタックル全体のバランスに関することを、提案していきたいと思います。
ハリは、まず掛からなければ、刺さりへのプロセスに移行しません
ハリは、貫通しなければ本来の強さを発揮できません。
細く鋭いハリならば、掛かり、刺さり、貫通し、貫通したらハリは簡単には伸びたり折れたりしないものです。
ガイドも、ドラグも、ロッドブランクも、ラインも進化しています。
ノットのノウハウもいまは多様なものがあります。
ライトショアジギングと、ひとくくりにされている軽量ジグの世界も、本当はフックとジグとのバランスをちゃんと考えるべきです。
むしろ、軽い質量のジグだからこそ、フックや組糸にかかる水圧も計算にいれなければ、ならないはずです。
重いジグのような誤魔化しはききません。
今後は、軽量ジグであえて大型を狙うフックや、ワイヤー入りなど、こだわりのフック群を提案していきたいと思っています。
なかなか、小難しくて
ややこしいと思われる可能性もありますが
地道に提案していきたいと思っています。
投技ジグは、ゆくゆくの撃投系磯アングラーへと続く、可能性。
ハリ選びを雑にせず 、楽しんでもらえたらなと思うのです。
そんな期待を込めています。
長々とすいません。
*お問い合わせを受けることが増えてきました。撃投ストライクは9月発売を予定しております。
※ロッドケースは今回の在庫で当分は製作いたしません、少なくとも1年は作れないと思いますので、必要なユーザー様は釣具店様にご注文をお願い致します。
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