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2024.05.14

59・本命釣れずも、釣果的には恵まれた男女群島遠征

●釣行日
2024年4月27日~29日

●ポイント
長崎県男女群島(遊漁船きりんさん利用)

●名前
担当者2

●使用ルアー/ジグ
撃投ジグストライク150g、投次郎40~50g、各種プラグ

●使用フック/サイズ
ジガーミディアムロック9/0、STX-58#3+マスクドスピンM、STX-68#5/0他

●魚種/全長(cm)
アカハタ25~40cm10匹、ユカタハタ45cm1匹、クエ約60cm(トーナメントムツ12/0+冷凍サバ)、イシダイ40~55cm8匹(虫ヘッドパワー+ジンガサ)、イシガキダイ25~40cm3匹(虫ヘッドパワー+ジンガサ)他

魚影が濃厚な男女群島といえども、春シーズンは場所ムラがあり、青物を外すこともしばしば。
しかし、青物に振られた時も、男女群島にはそれ以外のターゲットが遊んでくれるので、あまり目立った情報が無くても天候さえ良ければ、GWには男女群島へ行くことが多い私です。

今回は4/27~29の旅程。
4/26の晩に同行者の上野さんと兵庫県西脇市の自宅で合流し、運転を交代しながら長崎県佐世保市の遊漁船きりんさんへ。

翌朝7時頃到着し、受付を済ませて3階の仮眠所で休ませていただき、8時半に荷物の積込を開始し、9時過ぎには出船。

男女群島海域には13時頃到着しましたが、いつもなら春恒例の流れ藻とともに島へ近づくたびに海鳥が増えていくのですが、今回はあまり見えず、早々に嫌な予感がします。

私達が上がったのは男島西端の黒崎。
青物、底物、上物、オールマイティーに狙え、足場の良い人気磯です。
ゴールデンウィークにここへ上がれるのは運が良いことなので、状況がどうあれ最終日までここで粘ることにしました。

残念ながら潮はあまり動いておらず、とりあえず撃投ジグレベル150gや大型ポッパー、大型ダイビングペンシルで様子を見ますがノーバイト、ノーチェイスと無反応。

上野さんはライトタックルでイシダイ狙いを開始しており、しばらくは反応が無かったものの、群れが入ってきたのか、活性が上がってきたのか50cmアップを連発。

青物の状況はあまり良くないので、せっかくの男女、とりあえず釣れる魚を楽しもうと虫ヘッド石鯛をスタート。

冷凍ジンガサを用意していましたが、黒崎はイージーにジンガサが採れるので、活きジンガサを使用することに。
エサの持ちは断然活きたほうがいいです。

虫ヘッドパワーは6gで、虫パフックはMとLを使用。

イシダイは時々見えているので、足元の棚の落ち込み付近を狙って落しこんでいるとすぐに本命っぽい重いアタリ。
しかしなかなか食い込まず。
イシダイはいるものの、あまり活性は高くない様子。

しばらく投入を繰り返していると潮が少し動いたタイミングでようやくヒットし、時合いが来たのかその後イシダイはコンスタントにヒット。

潮が少し動いたということは青物の可能性もあるので、青物狙いを再開するも全く反応なし。
チェイスやモヤリぐらいあっても良さそうですが…。

夕方頃にまたイシダイの時合いがあり、ポツポツ追加。

日暮れ時には水道側からのかなり良い潮が入ってきたので、マグロに期待して投げ続けましたが、やはり反応なし。

夜はもちろんクエ狙い。
男女群島の磯でクエを狙わないのはもったいない。
ガチクエタックルを持ってはいますが、今回は諸事情でルアータックルで通しました。

ウツボや根掛かりに苦戦しながら冷凍サバを投げ続けていると、夜中に潮が緩んだためかウツボのアタリが減り、根掛かりも減ったタイミングで本命らしきアタリがありましたがすっぽ抜け。
エサがまだ付いている感覚があったので、回収せずにそのまま待っていると、数分後にまたアタリがあり、今度は無事キャッチ。

小型でしたが、嬉しい1匹。
トーナメントムツががっつり掛かっていて、プライヤーでも外すのが大変なほどでした。

クエ狙いの場合、できるだけ全員が釣果を得られるよう先に釣った人が一旦竿を置くのが私達の独自ルールなので、私は軽く仮眠することに。

夜明け前に起きると、上野さんはクエ狙いを諦めていたので、短時間ながらクエ狙いを再開。
行きの船中で福岡の底物師の方と雑談していた時、最近はライトタックルで遠投したほうが大型が掛かると教えていただいたので、それを意識して遠投していると、5時半頃に強烈なアタリがあり、ガチガチに締め込んだドラグをものともせずに走られ、リーダーが根に擦れてラインブレイク。
かなりデカかったので悔しい…。

薄暗いうちから青物狙いに切り替え、投げ続けているとスマっぽいボイルが見え、60~80cmほどのマグロらしき魚が跳ねているのが見えたものの、ルアーには全く反応なし。
魚は明らかにいるけど…なかなか厳しい状況です。
ポーターさんの話では、ベイトが小さいので小さめのルアーやクリア系のルアーが良いとのことでしたが、残念ながら私はそれを持っておらず。
もしかしたら食わせられなかったのはそれが原因だったのかもしれません。

昼前、潮が緩すぎるタイミングでいつものお土産釣りをスタート。
投次郎40~50g+STX-58#3+マスクドスピンMでのブレードジギングで探ると…最初は反応なかったものの、広く探っていると良く当たる筋を見つけて連発。

短時間で25~40cmを10匹ほどに珍しいユカタハタ45cmもゲット。

男女でもまれにアカハタ類が全然釣れない磯もありますが、潮が速い磯の潮止まり時は狙い目ですので、竿を置いて休むぐらいなら、体力回復を兼ねて根魚狙いをするのもオススメです。

青物は相変わらず反応なく、期待していた夕まずめも×

夕ご飯は、白ご飯ときりんさん特製カレー。
これが本当に美味い。
夕朝の2食分ありましたが、朝方は大雨と聞いていたので、雨の中食べるのも大変ですし、せっかく温かいのですから美味しいうちに食べようと、2食分平らげました。

夜中から大雨と聞いていたのでブルーシートを準備して備え、クエ釣りを。

前日とは違ってウツボは少なく、根掛かりも少なく釣りやすい状態。

またも大型のアタリがあり、今回もなすすべなくラインブレイク。
ルアータックルでの限界でしょうか。
足元から深い場所ならルアータックルでも対応できますが…ケースバイケースでガチタックルと使い分けなくてはならないかと。

夜が深まると、予報通りに雨が降り出し、釣りをするのも厳しいレベルの大雨に。

ずぶ濡れになりながらブルーシートに包まり、雨が落ち着くのを待ちますが、全く収まる気配がなく、やがて風も強まり、雷まで。
さすがにこの状態で釣るをするのは危険なので、雨雲が去るのを待ちますが、線状降水帯なのでしょうか、全く途絶えません。

夜明け前に一瞬雨が緩まるタイミングがあったので、ブルーシートを被りながらクエ釣りを再開しますが、反応なし。

6時半の見回りで早めの回収となりました。

今回残念ながら私たちには青物のチェイスやバイトは無かったものの、水道筋の河野瀬では、メータークラスを含めてヒラマサのバイトやチェイスが多発したそうです。

男女群島海域では、キハダが回りだしたようですし、これから青物も上向くと思いますので、チャンスがあればぜひチャレンジしてください。

ただ、男女群島は激流帯が多く危険で、今回4/28に私達が釣りをしていた近くをダイビングしていた方が流されてお亡くなりになられています。
電波が届かず、落水したら死ぬ確率が高い釣場ですので、決して油断せず、いつも以上に警戒して釣りを楽しんでください。

担当者2 西浦伸至

2024.05.14 08:53 | Categories:撃投釣果投稿
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