●釣行日
2024年11月25日

●ポイント(場所)
平井ノ鼻

●お名前
中尾

●使用ルアー/ジグ
レイドバック、エアロ

●使用フック/サイズ
ファイアフック

●魚種/全長(cm)
鰆（サゴシ）約60cm

●釣果コメント
今回は日本海の地磯釣行。
この辺りは山陰ジオパークに属しており、
海岸沿いは断崖絶壁な磯場が多いです。
磯場までの道中は雑木林を通り抜け、
急斜面の山道を歩く為、
いつも私は陽が上がってからのアクセスです。
辺りが明るくなってからでも、足場も悪く、
野生動物などもいる可能性が高いので
注意しながら磯場まで行きます。
途中、ロープも設置されてますが
絶対安全とは言い切れないので全体重は掛けない。
ロープを結んでいる木々が腐っている可能性があるため。

この場所に行くようになったのは
10年以上前の釣り雑誌にポイント紹介で載っており、
ビギナー向けだろうと思い、
安易な気持ちで磯場へ行くと断崖絶壁で
初めて行った際は怖過ぎて足元が終始震えたのを
よく覚えています。
よくこんなポイントを雑誌で紹介したなと
当時は思ったことも。

さて、この日の豊岡地方の波予報では、
2mのち1.5mであり、
釣りは余裕で出来ると思っていた。
しかし、実際、磯場に着くと2.5mは超えていた。
場所によっては3m以上の波が被っていた。
平井ノ鼻は波に弱く、
上の方まで這い上がってくる磯である為、
今回は磯際に立つ事が出来なかった。
それに濁りもあり、青物は絶望的だと感じた。
でもせっかく来たことだし、やれる事はやろうと思い、
まずはプラグで辺りを探る。

最初にダイビングペンシル。
ダイペンでは波が高く、操作しづらいので、
次はミノーをチョイス。
操作しやすいが、無反応。
次はボトム付近を探るのと潮圧感知の為、
それと濁りがあるので
レイドバック85gのピンクグローをチョイス。
浅い場所や深い場所をそれぞれ探り、
深場10m以上ある場所では潮が動いていると感じたので、
潮の重みを感じる場所を入念にジグを操作する。
しばらくワンピッチジャークをしていると
中層辺りで何かがヒット。
でもあまり引かない。
そしてフックオフ。。なぜ？
原因はすぐにわかった。
足場の高い場所からジグをずっと投げているので、
磯にヒットさせながらジグを回収している為、
鈎先が鋭くなくなっていた。←本当に僅かですが。
すぐさま、ヤスリで研ぎ直し同じ場所へキャストすると
またまたヒット。あまり引かない。
ヒラマサではないなと思い、
水面に魚影が見えてくると鰆であった。
このやりにくい状況下で釣れたことが何よりも救いです。
そこからは魚からの反応がなくなり、
昼過ぎで納竿となった。

そして来た道を引き返す。
行きは崖下り、帰りは崖上り。
魚を釣る為にはやり過ぎだろうと思うこともあるが、
これが何故か辞められない。