【吉成より、中尾さんのレポートへ】
●480 長崎県 五島
●484 兵庫県 地磯
あらためてこのふたつのレポートを拝読して、中尾さん
かなり、やってますね。
皆様も中尾さんのレポート読んでみてください。
プラグも自作されていて、
フックもあらかじめ数通り用意し、
淡々と書かれてますが、
随所に匂い立つ経験がにじんでますね。
帆揚も、ヒナダンも、平井も、
自分も偶然行ったことがあるポイントで、
いろんな思い出と言いますが、
そういう懐かしさも加味して
読めてしまったからかもしれません。
レポートNo.484では
兵庫県豊岡市の地磯です。
画像の雑誌、おそらくまだ自分の家にもありますよ。
出張から帰ったら読んでみたくなりますね。
まだ、雑誌が情報伝達の主役だったころでした。
文中で触れられている大事なこと
「地磯のロープは信じない」
これはそのとおりですね。古いロープはもちろんですが、
一見新しそうに見えても、一箇所だけが傷ついていたり、
あるいは、アンカー(結んでいる樹の幹など)
とってる箇所がしっかり結べているのかなど、
かなり不安なこともあります。
地磯をおりるときのロープは体重を預けるものではなく、
体勢を崩さないよう、「バランスをとるため」と
認識することが大事だと思います。
へつりや高巻きなどの基本は「3点支持」
これは、クライミングや沢登り、
渓流釣りなどの世界では基本とされますので、
ご存知ない方はぜひ、検索してみてください。
生えた樹を掴むより、土や泥に
手の指を突っ込むほうが安定する場合もあったり、
登山や渓流の先人は色んなワザを編み出していて、
地磯を舞台にする我々にとっても
ためになることばかりです。
あと、フックシャープナーを持参していて、
すぐにフックをチューンして
結局釣り上げてしまうところも、お見事っす。
No.480は五島ですね。
ランディングシャフトのことを書いてくださってます。
「2メートルは、役に立たず、
3、5メートルでギリギリ」とのこと。
少し自分の場合のシャフトに対する考え方を
紹介させてください。
自分は、比較的値ごろ感のある
普通のタモの柄を使ってます。
ただし、長さは6メートルです。
磯は、ずり上げができるのなら、それが一番安全だし、
ランディングも確実。
ただ、このレポートくださってる帆揚瀬のように、
切り立っていてずり上げは不可能な場所に上がったとき、
どうするか?
そこも考えとく必要があると思います。
特に足場から水面への平均的高さが
4メートル以上ある場合、
少し荒れただけで磯際の波の上下のストロークに加えて、
柄支えて手持ちする部分のストローク60センチほどを
考慮する必要があります。
廉価版の6メートルにしているのは、
①長くて、概ね水面まで届くこと
②ロープ付きフライングギャフシステムなので、
万一折れても魚のランディングはできること。
といった理由からで、これはいまでもそのままです。
デメリットとしては、
柄がたわんで狙いをつけにくいことです。
これについては、真下方向にまっすぐギャフを下ろし、
真上に引き上げる角度で
フライングギャフに刺すようにすることで、
いまのところセルフランディングでも
なんとかなっています。
足場が高く、ギャフを使いたいようなポイントは、
よくできたもので落ち着いて見定めれば
真下にギャフをセットすることができる足場が
ほとんどです。
ギャフの柄は斜めに構えず、真下に下ろして、
魚弱らせそのギャフの上に誘導してくることで刺します。
そんな風にしています。
困難なのは、
「ギリギリずり上げできない、
45度くらい角度でのセルフランディング」です。
これはやっかいです。
磯際で波もせり上がるし、難しいケースです。
この場合は方法は1つ。
リリース不能となる場合も多いけど、
がっつり魚を弱らせてから、できるだけ接近戦で
(柄がしならないようにして)ギャフに刺してます。
長くなりましたが、少し紹介させていただきました。
今回のレポート、
見事にアラの釣果も得られて、よかったっすね。
中尾さん、ぜひまた
レポートお待ちしております。
ありがとうございます。

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