GEKITO FIELDS

解説:大野 祐

【千葉県外房】勝浦~鴨川の地磯

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エリア名…千葉県外房エリア
ポイント名…勝浦~鴨川の地磯
主なターゲット…ヒラマサ・ワラサ(ブリ)・ヒラスズキ・マルスズキ・ヒラメ
シーズン…真夏以外通年
推奨使用タックル…対象魚によりヒラスズキロッド~ショアジギングロッド
推奨使用ルアー…ミノー・シンキングペンシル・トップウォータープラグ
推奨使用ジグ…メタルジグ~60g
推奨使用フック…カルティバST-X58 ♯3~2/0

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ごく一部を除いて外房エリアは足場が低い磯が多く、浅瀬やスリットを渡って釣り座まで歩くポイントが多いのが特徴です。
また全国でも屈指の波が豊富な地域ですので、転倒や落水のリスクを考えるとウェットスーツ着用を強くお勧めします。
凪の日はウェーダーも可能ですが、慣れていない方は避けた方が無難です。
一部の足場が良い磯でしたらスパイクシューズのみで釣りができます。

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ほとんどがシャロー帯のフィールドなので、プラッギングゲームが主体になります。
また風の出る日も多く、飛距離・飛行姿勢の良いルアーが使いやすいです。
潮流も影響しますが浅いからか波・ウネリによる水の動きが大きく、波の状況に釣果が左右される事が多いのも特徴です。
ターゲットは様々な魚種が釣れますが、特筆すべきはヒラマサとヒラスズキの魚影の濃さでしょう。
春と秋のシーズンにはコンスタントにヒラマサの回遊が見られますし、大型(メーター超)も珍しくありません。
ブリよりもヒラマサの方が濃いように感じます。
ヒラスズキは型はともかく数が多く、いい状況に当たると10本以上キャッチという日もあります。
マルスズキも80cm以上は珍しくなく、イワシなどのベイトが寄れば良型ヒラメも期待できます。

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外洋ですので釣れる魚は総じてパワフルです。
シモリや海藻帯などもありラフファイトが必要なケースも多く、波や流れも想定して1ランク強めのタックルをお勧めします。
私は60cm以下のヒラスズキ、4キロ程度のヒラマサは大抵抜き上げますので、それが可能なタックルを使用しています。
太目のリーダーに強いフックは必須です。
波があるのでネット入れなどは難しく、使うならギャフをお勧めします。

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注意すべき点としては、冒頭にも述べましたが波が出やすい事。
また、エリアの広さに対して磯の立ち位置・エントリーできる人数が限られている事。
道が狭い場所が多く迷惑駐車は厳禁。
首都圏から比較的近いので週末は混雑する事などでしょうか。
すべてアングラー各自が留意していれば避けられる事ですので、十分に配慮して楽しい釣りをされてください。

2015.09.08 17:28
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