EXPERT TECHNIC

林田淳

近郊ショアジギング

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近郊ショアジギングといえば皆さんはどのような場所が思い浮かびますか?
皆さんそれぞれ近郊のフィールドといえば様々だとは思いますが、私の近郊といえば明石海峡の恩恵もあり、とても美味な魚が釣れる事でも知られる神明間エリアです。
アクセスもよくサクッと短時間釣行で狙えるのも近郊ショアジギングの魅力ですね。
神明間は非常に潮流も早いエリアで、本流は最大7ノット(時速13km)を越すこともあり、激流になることで有名で比較的足場の良い波止場から良型の青物やマグロまでも、その他四季折々の魚たちが楽しませてくれるフィールドです。
毎年初夏から私も遠征の合間に通い始める神明間エリアですが、これからショア青物にチャレンジされるアングラーの方にほんの少しでも参考になればと思います。

神明間エリアは釣り場の特徴としては波止場やテトラ帯、ベランダなど足場も良く磯などに比べると取り込みも楽に行えるのではないでしょうか。
とは言っても、落水の危険性も十分ありますので、釣行の際はライフジャケットを着用し安全な釣行を。
瀬戸内海は干満の差が非常に大きく、東西へ潮が流れため東→西へ、西→東へと転流のタイミングが1日の中であります。
私はタイドグラフで干満のタイミングを把握すると同時に、転流表で転流時刻も必ず参考にしています。
この転流のタイミングとマズメのタイミングがかぶる時は特にチャンスがあるようにおもいます。
私はジグから手元に伝わってくる感覚を研ぎ澄まして地形や潮流の変化や五感で感じれるもの全てをチャンスととらえ投げ続けています。
シーズンともなると釣り人も多く情報を入手しやすいのでそちらも参考にされると良いと思います。
何より皆さんが投稿される撃投ブログが何よりHotなレポートではないでしょうか。
是非参考にされる事をオススメします。
今どの辺りでどのタイミングでどのような魚が釣れているかなどを把握する事はキャッチへの近道のように思います。
私自身も浅い経験の中ではありますがこのタイミングでここが釣れるのではないか?このパターンが有効なのでは?この魚が集まってきたということは?など、少しではありますが見えてきた部分もあります。
とは言ってもも答えは全て海の中、それを確かめる為にも撃投していきたいと思います。

最後になりますが、週末ともなると多くの釣り人で賑わう神明間エリア。ポイントに入る際に隣の釣り人への声掛けなど他の釣り人への配慮も忘れずに安全第一で近郊ショアージギング皆さんも是非楽しんでみてください。

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2015.09.08 13:06
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